現地語を話そうとしない子供達(事例集)

海外に住んではみたものの・・・

海外で子供を育てる ながら日本語を子供に

 

どう教えるかという話をこのブログでは

 

主にしています。

 

韓国が主になりますが、韓国で子育てをしながら

 

いろいろな子供達を見てきました。

 

その中で、以前は「日本語を忘れていく子供達

 

というタイトルで、海外生まれではなく

 

親の仕事の都合などである程度大きくなった

 

子供達が海外に住み始めた後に

 

日本語を忘れていくという現象について

 

事例を紹介しました。

 

今日は、その反対に海外生まれではなく

 

日本やその他の国で生まれた子供が

 

別の国に住むことになった場合に

 

現地の言葉を話そうとしない現象について

 

その原因と親ができることについて

 

お話しします。

 

 

事例集

Aちゃんの場合

韓国に来た時の年齢 : 7歳

両親                  : 父親はオーストラリア人、母親は韓国人

家の中の言語    : 英語

 

韓国に来る前はオーストラリアにいて、家の中では英語を話していました。親の仕事の都合で韓国に来ましたが、家の中では習慣となって英語ばかりです。お母さんが韓国語で話しかけても英語で答えます。周りの大人が韓国語で話しかけたら、わかっているようでうなずくのですが自分からは韓国語を話そうとしません。学校には別の英語圏から来た子供と一緒にいるので韓国にはいますが英語ばかりを使っています。

 

B君の場合

韓国に来た時の年齢 :3歳

両親                  : 父親は韓国人、母親は日本人

家の中の言語    : 日本語

 

韓国に来る前は日本に住んでいました。家の中も日本語でB君も毎日日本語で生活していました。韓国に引っ越してきてから、まだ保育園にも預けずずっと家にいます。韓国の親戚は日本語が通じないので韓国語でたくさん話しかけられるのですが、B君は日本語で答えて韓国語では答えません。答えが的外れな内容ではないところを見ると聞いたらわかっているようです。

 

 

なぜ現地語を話さない?

ある程度大きくなってから海外に住むようになって

 

現地の言語を話し始め、日本語を忘れてしまう

 

子供たちがいる一方で、このように

 

聞いたらわかるのに、現地の言語を話そうとしない

 

子供たちがいるのはどうしてでしょうか。

 

これには、いくつかの理由が考えられます。

 

  1. 聞いたらわかるけど、まだ自分から話せる段階ではない。
  2. .周りに助けてくれる人がいるので現地の言葉を話す必要性がない。
  3. .話したことがあるが、苦い経験のせいで現地の言語を話したくない。

 

1.の理由として言葉を覚えるプロセスの途中にいて、まだアウトプットが

 

できる段階ではないため、質問に答えようとしても文をまだうまく

 

作ることができないので、ついできる言語で答えてしまうのだと思います。

 

言葉を覚えるプロセスについては、過去に書いたのでこちらから・・・

 

また、2.のように周りが自主的に通訳をすると、子供本人は自分から

 

話さないようになります

 

3.は、例えば現地の言葉をしゃべったときに、周りの子供から

 

発音がおかしい、言葉がおかしいなどと笑われた経験があると

 

しゃべりたくなくなるのではないかと思います。

 

 

親ができるコト

それでは、親はこのような状況になったらどうしたらいいのでしょうか。

 

ただ、なにもせず見ていればいいのでしょうか。

 

このような場合、親にはこんなことができるのではないかと思います。

 

  1. 現地の言葉を話すことを強制しない。
  2. 子供が自ら話し始めるまで子供のペースに合わせて待つ。
  3. 時には現地の言葉しか通じない環境に子供を置いてみる。

 

無理に現地の言葉を話させようとしないのはもちろんですが、

 

もし、子供が現地語を覚えるプロセスにいたとしたら・・・

 

まだ自分から現地の言葉で話すので大変です。 まずは、様子を見て

 

聞き取って理解しているかどうかをみます

 

そして、正しく聞き取って行動しているようなら一度現地の言葉が

 

聞いてわかることを褒めてください。 そして、子供が自分の

 

ペースでしゃべりだすまで、様子を見て待ちます。

 

個人差があるのではっきりと何週間や何ヶ月とは言えませんが

 

もし、なかなか現地の言葉を話さないような環境にずっといるなら

 

現地の言葉しかわからない子供と遊ばせてみたり

 

現地の子供達が通う習い事に通わせて見るのも方法です。

 

また、今日の事例のAちゃんぐらいの年齢なら、親が子供に

 

なぜ現地の言語をしゃべらないのか(またはしゃべれないのか)を

 

聞いてみてもいいと思います。

 

もし、元の国に戻る予定があって子供があまりにも

 

現地の言語を話したがらないようであれば、

 

思い切って現地の言語を子供に覚えてもらうのは止めるというのも

 

アリです。子供にも親にもストレスにならないように、

 

親子のペースで進めていけたらいいですね。

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