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韓国の義実家

義両親と食事の好みが合わない!私の対策5つ!

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

世代が違うと食べ物も違うという話を書いたことがあります。若いころは油っこいものやこってりしたものが好きだったのに、歳を重ねるにつれてあっさりしたものを食べるようになったという人もいると思います。これは国際結婚でなくても、日本人同士の結婚でも、または他の国の人にも当てはまるものかもしれません。

 

私自身もやっぱりそうで、年齢があがるにつれて少しずつ油っこいものやこってりした食べ物は減らさないといけないかな、と思っています。

 

今回はそんな食べ物に関連して、韓国に嫁いだ私が、シオモニ(義母)とシアボジ(義父)の食べ物の違いとやってみた対策についてのお話です。

シオモニ(義母)手作りの小魚料理。




義両親と食事の好みが合わない!私の対策5つ!

私の夫は韓国人で、韓国側の親戚はみんな韓国人です。親戚の中でうちだけが国際結婚(日韓夫婦)です。子どもにとって両親が国際結婚であることは言語の面や休みになると飛行機に乗ってママやパパの国に行けたりといいこともありますが、そうでないこともあります。

 

今回は食べ物の話なのですが、日韓夫婦としてシオモニ(義母)がいていいな!と思ったことをまず書くと、この2つです。

  1. 韓国料理のレシピはシオモニ直伝!
  2. 日本ではあまり見かけない野菜や果物のおいしい食べ方が教えてもらえる。

 

韓国料理は、もちろん料理教室に通ったりインターネットでレシピを調べたら作ることができます。しかし、私の場合レシピを見ながらの料理は苦手で、料理教室も通わないタイプです。そのため、料理が上手なシオモニの料理の作り方を直接教えてもらえるのは、とてもうれしいことです。

 

直接......と言っても電話などで説明してもらうと、なぜか手順が1つか2つ抜けるので、シデグ(義理の両親の家)に行ったときに、料理をしているシオモニの横でずっとみて自分でポイントをつかむと同じ味が再現できます。

 

ところで、こちらが「いいな!」と思うのに対して、シオモニ(義母)とシアボジ(シアボジ)はどう思っているのでしょうか。

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義両親は多くは語らないけれど感じること

私が韓国人ではないということで、シオモニもシアボジも気をつかってくれて食事についての文句はほとんど言われません。新婚当初はお互い戸惑いもありましたが、

 

韓国に嫁いで来たんだから韓国式に!

 

あまり強要しないところがありがたいです。それはさておき、最初に話したように「世代が違うと食べ物か違う」は、やはり国が違っても当てはまるようです。

 

簡単に話すと以下のような感じです。

★.我が家 

朝ごはん →  朝ごはんを家族に食べさせて夫は出勤、子どもたちを学校や幼稚園に送り出し私も出勤。園バスの時間もあるのでさっと食べてさっと片付けられるパン、コーヒー、シリアル、果物、サラダなどです。

 

昼ごはん →  平日はそれぞれ職場や学校で。家族で過ごす週末は麺類が主です。

 

晩ごはん →  ご飯、味噌汁などのスープ、おかずを数種類と肉または魚です。おかずは韓国式のものだったり日本の煮物などだったりです。

 

★.シオモニの家(義実家)

一方、かなり前に隠居生活に入ったシオモニとシアボジは2人暮らしです。食事にはあまりバラエティがあるとは言い難いです(詳細は↓↓参考記事へ)。

 

そんなわけで、私たち一家がシオモニの家に行くときは一日三食米ばかりで常にお腹いっぱいなのですが、それよりもシオモニ、シアボジが我が家に来る時が問題です!




義両親がうちに来ると・・・?

シオモニ(義母)は孫の面倒を見にたまに我が家に来ますが、シアボジ(義父)が我が家に来るのは1年に1回くらいです。先ほどのように食べ物の違いが表れるのは特に朝ごはんの時です。

 

どんな問題かというと?

  1. シオモニもシアボジも私が作ったものにはほとんど手を出さない。
  2. シオモニは私が作ったものは私や夫、子どもたちに「もっと食べなさい」といってお皿に移して来る。

 

最初は理由がわからなかったのですが、多少韓国料理ができるようになったと言っても、やはり慣れたシオモニの味にはかないません。それに、世代差と国の差もあり食べ物の差は広がっていきます。



特にシオモニは、卵、豚肉、ベーコン、はほとんど食べません。シテグ(義理の両親の家)に行ったら、たくさん作って人には食べさせたがるのにシオモニ自身はほとんど食べません。結果、私が義両親を意識して作った料理は義両親はほとんど手をつけず、私の家族が食べるか残り物として冷蔵庫行きとなります。




私の義両親対策

1年に1回うちに来るか来ないかのシアボジ(義父)はさておき、時々うちに来るシオモニ(義母)の方が問題で、ここ最近、来る時は必ず2泊3日です。そのため、朝ごはんと昼ごはん対策を考えて実行してみました。

 

<やってみた対策>

  1. おかずと3つ作るとしたら1つはシオモニが食べられそうなものにする。
  2. 外で、のり巻(キンパプ)きなどを買って来る。
  3. 子ども中心ということであきらめてもらう。
  4. 自分があきらめて食卓は全て韓国式にする。
  5. シオモニにおかずを1つ作ってきてもらう。

 

さて...... シオモニ対策と言ってもシオモニだけのために食事を作ることはできません(私の料理の腕では無理です)。そのため、1.のように1つだけでもシオモニが食べられそうなものを作ってみました。例えば、ナムル、チゲなどです。やっぱり味の違いでしょうか、撃沈......です。

 

次に、昼ごはんの時は外で韓国ののり巻きを買うという方法です。これは、買って来たものなので、私の料理の腕は関係なく、そういう意味では気分的に楽です。

 

まめちゃん
買ってきたもので申し訳ない......。

 

という気もしてたのですが、ここは気にしないことにしました。結果はまずまずです。

 

3.と4.は「あきらめ」なのですが、嫁(母親)の胸中を知らない子どもたちは、あれが食べたい、これが食べたいと言い出します。そうするとやっぱり子どものために準備しないといけないので、なかなか難しいです。

 

最後の5.は共働きの私たち夫婦を気遣ってくれるシオモニ(義母)がナムルや魚、煮物などを持ってきてくれることがあります。以前は申し訳なく思い、遠慮してたのですが最近は積極的にお願いすることにしています。それは、私たちも助かるしシオモニ(義母)対策にもなるからです。というわけで最近はこの方法です。




まとめ

世代と国が違うと変わる食べ物......。歳を重ねると食が細くなったり食べる量が減ったりします。シオモニ(義母)、私たち夫婦、子どもたちと全部で三世代がそろう日は、食事にも気を使います。料理の腕の関係もあるので、シオモニがおかずを作ってきてくれるうちはそこに甘えようと思います......。その方がシオモニもシアボジも、お箸が進むからです。

 

最後にもういちど、私が取った義両親対策は次の5つです。

 

ポイント

  1. おかずと3つ作るとしたら1つはシオモニが食べられそうなものにする。
  2. 外で、のり巻(キンパプ)きなどを買って来る。
  3. 子ども中心ということであきらめてもらう。
  4. 自分があきらめて食卓は全て韓国式にする。
  5. シオモニにおかずを1つ作ってきてもらう。

全員が満足する食卓を作るというのは、なかなか大変です......。




  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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