「結婚移民」と呼ばれる人達と「銀行」(韓国のあれこれ)

このブログの副題は・・・

このブログは「バイリンガル子育て」がメインのテーマなのですが、副題として「韓国のあれこれ」と書いてあります。シーワールド(嫁から見た夫側の親戚)についてが主ですが、韓国についてならいろいろと書けます。

 

先日ふと、日本から韓国にもうすぐお嫁に来る方と話をしていて思いました。そして、「シーワールドの話以外にも、韓国に結婚などで住むことになった方々のために役立つ情報が発信できないかな?」と。そして、いつも私自身は韓国語で検索して情報を集めていることを少し日本語で書いてみようかと思いました。

 

その第一弾として、今日は「結婚移民女性対象の銀行の利子」についてお話しします。

 

 

結婚移民って?

「結婚」はいいのですが、「移民」という言葉を聞いた時、少し違和感を持ちました。私自身は「移住」ぐらいに考えていたからです。しかし、こちらではそのように呼ぶので、そのままの言葉を使います。

 

「結婚移民」とは、文字通り「結婚して韓国に移民してきた人」を指します。結婚とは韓国人との結婚のことで、日本人でなくても他の国の人も当てはまります。そしてそのような人がいる家庭を多文化家族(다문화가족)と呼びます。

 

このような結婚移民の人は、結婚して韓国に来たら韓国での生活に早く馴染めるように韓国語講座などに通うことが奨励されます。結婚移民対象の韓国語講座は結婚移民用に開講されています。

 

 

どんな国の人が結婚移民なの?!

この結婚移民、韓国の統計庁のページによると一番多いのは中国で、二位はベトナム、三位が日本、四位がフィリピンです。数をみると中国、ベトナムが多く、三位の日本は数字に差があります。

 

そういえば以前ベトナムを旅行した時、韓国に戻る飛行機の中はベトナム人のママが子供に話す韓国語がよく聞こえて来て、不思議に思ったものです。(詳しくは、「合わせて読みたい・・・」から)

 

そして韓国人と結婚する人は女性も男性もいるのですが、「結婚移民」というと男性よりも女性を指すことが多いようです。

 

 

結婚移民と銀行の利子

さて、その結婚移民と銀行の利子がどんな関係があるかというと、結婚移民の女性は銀行に預金したら利子が優遇される金融商品があるのです。

 

韓国の銀行にお金を定期預金で1年間預けるとします。銀行にもよりますが、2017年の時点で相場の利子は税引き前で1.5%〜2.0%ほどです。

 

ここまで読むと「え〜〜!日本よりずっといい!」と思うと思います。しかし、8、9年前まではなんと税引き前て7%や8%の定期預金がたくさんありました。これは、ものすごい利子ですね。

 

しかし、年々銀行の利子は下がる一方で今では1%~2%ほどなったというわけです。

 

ところが、結婚移民女性対象の預金の利子は優遇されています。ここで2016年の国民銀行(국민은행)を例に挙げます。

 

銀行 : 国民銀行

対象 : 結婚移民女性

預金の種類 : 積み立て(毎月50万ウォンが限度)

預金期間 : 1年間

利子 : 基本4.5%で満期に3%上乗せ(税引き前)

 

この例で毎月50万ウォンずつ預けると、1年後の元本と利子は次のようになります。

 

元本 : 600万ウォン

利子 : 約23万ウォン

税金 : 約3万ウォン

税引き後の受取利子 : 約20万ウォン(←日本円で約2万円)

 

もし、これが結婚移民対象ではなく一般の積み立てなら1.5%としても金額が全然違ってきます。

 

なお、銀行によっては毎月の積み立ての他に一定の金額を一定期間預ける「長期預金(장기예금)」と呼ばれりものもあります。

 

 

韓国の銀行ならどこでもいいの?

今日の韓国の結婚移民対象の銀行預金ですが、これを読んでいる方が結婚移民である場合(またはもうすぐ結婚移民になる場合)、すぐに銀行に行きたくなりますね。

 

しかし、韓国の銀行ならどこでもいいというわけではなく、銀行によってこのような預金がある銀行とない銀行があります。しかも、優遇される利率や対象などはよく変更されます。そのため、必ず確認が必要です。

 

韓国にはさまざまな銀行があるので、ここではこのような銀行の一部をご紹介します。

 

国民銀行、ウリ銀行、郵便局、外換銀行、新韓銀行、企業銀行、慶南銀行、大邸銀行

 

などです。銀行によっては結婚移民女性本人名義しか口座が作れないところや家族の名前を使って口座を作り利子の優遇が同じように受けられる銀行もあります。

 

 

銀行には何を持っていけばいい?

この預金口座を作るには、書類がいくつか必要です。それは・・・

 

  1. 身分証明書
  2. 印鑑
  3. 3ヶ月以内に発行された婚姻関係証明書
  4. 3ヶ月以内に発行された家族関係証明書

 

だいたいこれだけあればいいのですが、銀行によっては婚姻関係証明書だけでいいというとこもあれば、婚姻関係証明書と家族関係証明書と2つないと申し込めないという銀行もあります。事前に電話などで確認してから銀行に行くとよさそうですね。

 

 

地域差もあります

周りの話を聞いてると同じ銀行なのに地域によっては結婚移民の女性が多いので申し込みに行ったら募集を締め切ったと断られた話があると思ったら、反対に洗剤や歯磨き粉などの粗品をたくさんもらったという話も聞きます。また、持っている預金商品についても地域によって多少の利率の違いに気がつくこともあります。

 

もし、韓国に住むことが決まった「結婚移民」の方で特に女性の場合は、近くの銀行に直接問い合わせると確実なことがわかります。

 

 

最後に・・・

今日は、結婚移民対象の銀行の利子について国民銀行を例にご紹介しました。ここ数年の利子を見ていると、下がる一方なので来年はまた下がっているかも知れません。結婚移民対象の預金も少し下がっている銀行もあります。それを考えたら、できる間に預金をしておいた方がよさそうですね。

 


合わせて読みたい・・・

自分の言葉で話しかけないママたち

 

今日の話に関連するホームページなど

韓国の統計庁の資料。結婚移民の国籍についてのグラフ →  http://www.index.go.kr/smart/mbl/chart_view.do?idx_cd=2819&m=1 (韓国語)

 

 

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