「何度も教えたのに何で覚えてくれないの?」への対策はこの3つ!

子供にどうやって日本語を覚えてもらう?

海外で自分の子供に日本語を教える場合、日本語の絵本の読み聞かせをしたり、日本語でテレビや動画や歌を聞かせたり、または書くことは問題集や通信教育の海外受講の教材などを使うと思います。

 

しかし、たまに親は「これ、前も教えたのに・・・」と思う瞬間もあると思います。「前も教えたのに、また忘れてる・・・」「まだ覚えてないのね・・・」には、きっとどこかに理由があると思います。

 

今日は「何回も教えたのになんで覚えてくれないの?!」について、その理由を「記憶」という面から探ってみます。

 

 

日ごろ、どうやって忘れないようにしてる?

まず、子供の前にこれを読んでいる方々(たぶん、バイリンガル子育て奮闘中のママやパパ)が、普段何かを覚える時にどうやって覚えてるかを思い出してみてください。

 

例えば・・・

 

  1. 予約したいお店の電話番号を名刺サイズのカードでもらった時。
  2. 友達と集まりをする時に利用するレストランの名前
  3. 新しく知り合った人の名前
  4. 滞在している国の言語を習っているとして「明日は単語テストだ!」という時の単語。

 

1.の電話番号は最近ではインターネットで調べてそのままタップすれば電話をかけられたり、予約ができたりします。しかし、名刺サイズのカードだと失くすと困るので、ひとまず自分のスマホに登録する人もいるかもしれません。この場合、スマホが代わりに覚えてくれるので自分では覚えなくてもいいのですが、電話番号を見ながらスマホに入力するという短い間は覚えておかないといけません。

 

2.も同様に自分が幹事でなくレストランの場所が事前にわかれば、自分のスマホにレストランの番号を入力する必要もなくメモ程度で終わり、集まりが終わったらレストランの正確な名前は忘れてしまうかもしれません。

 

3.と4.についてはどうでしょうか。「この人と友達になりたいな!」と思ったら、まず名前をちゃんと覚えると思います。また、4.のように滞在国の言語を習っている場合は、生活上必要であればあるほどがんばって覚えたいと思うものではないかと思います。

 

この1.〜4.の違いはなんでしょうか・・・? それは、1.と2.がすぐに忘れても大きな問題がないのに対して、3.と4.は、長く覚えておきたいと思うものという違いです。

 

 

「短期記憶」と「長期記憶」ってなに?!

「短期記憶」や「長期記憶」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、簡単に言うと「短い間、頭に残る記憶」と「長い間、頭に残る記憶」のことです。「短期記憶」は、その言葉の通り「短い間」しか記憶してないので、すぐに忘れてしまいます。反対に「長期記憶」は、長い間頭に留まる記憶なのですぐには忘れてません。

 

私たちが日ごろ接することがらには、「すぐに忘れてもいいもの」と「そうではないもの」があります。例えば、「すぐに忘れてもいいもの」は、さきほどの1.のお店の電話番号や2.のレストランの名前などです。しかし、「そうではないもの」は、3.や4.の長く覚えておきたいものではないでしょうか。

 

では、バイリンガル子育てを考えた場合、子供に教えたことはやはりすぐに忘れてしまわないで、長く覚えておいて欲しいものだと思います。教えたことが長い間頭の中に留まるには、どうしたらいいのでしょうか。

 

★親の経験からどんな風にしたら失敗するか思い出してみる

このブログを読んでいる方は、子供時代や学生時代を経験して親になった人が多いのではないかと思います。私自身も外国語学習に限らず、普段の生活で「どんな時にすぐに忘れてしまうかな?」と思い起こしてみると、次のような場合でした。

 

  1. 何かを思いついた時にすぐにメモしない時。
  2. 学生時代のテスト前にやった一夜漬け。
  3. 単語テストなどの前に、使い方などがよくわからないまま単語の意味だけを暗記した時。

 

1.は、今でもそうですが、思いついたことをちゃんとメモしておかないと、しなければならないことを忘れてしまうことがあります。また、学生時代で一番勉強したのは、お恥ずかしながらテストの前の日だったように思います。一夜漬けなので翌日のテストではある程度点数が取れましたが、テストが終わると晴れやかな気持ちと共に覚えたこともどこかに行ってしまいました。そして、3.のように単語の意味だけを暗記してもすぐに忘れてしまいます。

 

それでは、反対にうまくいったことはあるのでしょうか?

 

★簡単に忘れないためにできるコト3つ

ここまで読んでいると失敗だらけですが、反対にうまく覚えられた(または子供が覚えてくれた!)という方法には次のようなものがあります。

 

  1. 繰り返し繰り返し意識して使ってみる。
  2. 語呂合わせやダジャレ風に覚えてみる。
  3. 覚えてほしいことに関連した話(エピソード)と共に覚える。

 

1.は子供に教えたことを「○○ってどんな意味だったっけ?」や「△△(←韓国語)って日本語でなんだったっけ?」と子供に何度も質問したり、わざとその言葉がはいる言葉を使って子供と話しをして覚えているかを確認したりしました。これは、私が意識しないとなかなか繰り返すのは難しいなと思いました。

 

2.は、実は日本語ではなく小学校に入ってから英語を学校で習い始めた上の子と一緒にやった方法です。韓国人は英語熱がすごくて、英語の塾に行ったり早期留学したり英語幼稚園に行ったりなのですが、うちの子は乗り気ではなかったし、私も特に英語にこだわってないのですが学校の科目となるとちょっとはやらないといけないな、と思いました。しかし、このような環境ではいくら小学校の授業でやっていることが簡単だといっても他の友達との差は歴然としています。そのため、英語で「曜日」を覚えないといけない時にダジャレ風にしてみました。

 

具体的には、「金曜日はエビフライのFriday」「土曜日はサラダのSaturday」といった感じです。「エビフライ」の「フライ」から「Friday」を連想してもらおうという考えです。英語がちゃんとできる人には「エビフライのフライとFridayのFri」は全然違う音だけど・・・・と言われそうですが、「金曜日は英語でFridayだ!」と思い出すきっかけとなったらいいなと思いやってみました。すると・・・しばらくたってから突然「金曜日って英語でなんだっけ?」と聞くと数秒後に「Friday」と出てきました。「どうやって思い出したの?」と聞いたら「エビフライ」と言ってたので、「よかった!」と思いました。

 

最後に3.は覚えてほしいことに関連した話をして子供に覚えてもらう方法です。例えば、うちの子は夏に知り合いとキャンプに行って竹でできたうちわの骨に白い紙を貼って好きな絵をかいたという経験があります。うちはは、暑いときに使うので秋や冬にはなかなか使わず、覚えては忘れる言葉のような気がします。キャンプで自分で絵をかいたうちわを見ながら、「夏のキャンプで作った’うちわ’だね~」のように季節とは関係なく話題に出して子供が忘れないようにしています。

 

 

いろんな方法を試してみて・・・

今日は、「何回も教えたのになんで覚えてくれないの?!」について、その理由を「記憶」から探ってみました。私自身の体験から考えても、すぐ忘れるやり方は、子供がやってもすぐ忘れてしまうような気がします。また、「簡単に忘れないためにできるコト3つ!」は、1.~3.の方法は我が家ではうまくいきましたが、もしかしたら子供によっては繰り返し親に聞かれることを好まないかもしれません。

 

子供がダジャレで冗談っぽいのが好きならその方法で、エピソードが好きならエピソードで・・・と子供に合った方法を取るのが一番いいのではない科と思います。ダジャレやおやじギャグなどと周囲から笑われるかもしれませんが、最終的に子供が覚えられたらそれでいいと思います。

 

 

今日の話に関係があるホームページなど

Wikipedia より「記憶」 → https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%98%E6%86%B6

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