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小学1年生から中学3年生までのデジタル教材「NHK for School」

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

このブログでは、海外でのバイリンガル子育てや韓国のあれこれについて書いていますが、バイリンガル子育てに役立ちそうな教材やサイトについも触れています。

 

教材は、通信教育で日本から郵送してもらうタイプのものやインターネットを使ってオンラインだけでできるもの、そして日本から郵送してもらった紙の教材とインターネット上でオンラインでできることを組み合わせたものなどです。

 

ひと昔前に比べてオンラインでできることが本当に増えて、選ぶのに迷うほどだと思います。また、オンラインのものは有料のものもあれば無料のものあります。有料ならではのコンテンツ、無料なのにここまで?! と、その内容は料金を反映していると思うこともあり思わないこともあって、本当にいろいろあるなと思います。

 

今回はそんな中でも「NHKが出しているデジタル教材」についてご紹介します。




小学1年生から中学3年生までのデジタル教材「NHK for School」

まずは、教材の概要から見てみましょう。

教材の形式 : デジタル(オンライン)教材

サイトの名前: NHK for School

利用料   : 無料

対象    :小学校1年生~中学校3年生(一部幼稚園児や保育園児用もアリ)

教科    :国語、算数、理科、社会、道徳、音楽、体育、図工、技術、家庭、総合、英語、特活、特支(特別支援)

切り替え  :サイトの右上の「学校モード」と「放課後モード」で切り替えができ、「学校モード」にすると学校で「放課後モード」は放課後に家で楽しめるコンテンツが表示される。

 

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NHK for Schoolのココがいい!

日本人なら誰でも知っているNHKで、NHKは海外に住んでいると海外で見られるNHK系のチャンネルが限られていることから、ちょっとかたいイメージや、まじめ、民放とはちょっと違う・・・などの印象を持っている人も多いと思います。

 

サイトをざっと見てみると、上の方に「先生」という部分があってそこには先生がどのように授業にこのサイトにある動画を組み込めばいいか、授業前の準備や授業中どこを操作すればいいかなどが丁寧に書かれています。また、担当している学習指導要領や教科書かに合わせて動画を選ぶこともできるので、先生にとってはなかなかいいと思います。

 

また、先生として働いてなくても海外に住んでいて自分の子どもに日本語を教える場合は親が「先生」とならざるを得ない場合もあります。親自身ももちろん昔は小学生や中学生だったわけですが、当時どんな教材で毎日どんな勉強をしていたかをひとつひとつ覚えている人はほとんどいないと思います。

 

この教材について先生ではなく、「海外在住の日本人ママ/パパとして、子どもに日本語を覚えてほしい」と思った時に、「ココがいい!」と思うのは、次の7つです。

 

  1. 動画なので、読み書きが苦手な子でも日本語が聞いて理解できれば気楽に視聴できる。
  2. 親が子どもの学年または実際の日本語のレベルに合わせて教科を選べば子どもに合った内容の動画が視聴できる。
  3. 子ども用のクイズがあるので、子どもも楽しめる。
  4. 動画は約1分~約20分ほどなので親も管理がしやすい(←「これ見たら終わりね......」のように)
  5. さすが現代っ子向け!「わいわいプログラミング」など子ども向けのITコンテンツがある。
  6. NHK関連のサイトのリンクもあるので、子どもの興味に応じてあちこちのリンクも見ればできることが一気に広がる。
  7. スマホ用のアプリもある。

 

まずは、動画というところが子どもたちにはとっつきやすいと思います。海外に住んでいると親との毎日の会話で日本語を聞いたり話したりするのはいいのですが、読み書きはかなり意識しないと難しいです。そのため、動画だと気軽に見ることができるしインターネットの動画投稿サイトでいちいち探すよりも質もいいものが簡単に探せます。




おかたいイメージのNHKですが、子ども用ということで算数の問題なども動画にしてあったりクイズがあったりと子どもも楽しめそうです。そして、インターネットの動画サイトを見せたことがある親として時々困るのは「動画は○分だけ見ようね」と言って、子どもも「うん」と言って見はじめるのに、いざ約束の時間になっても見ている動画が残り20分とかになっていれば途中で止めるのもなんだかかわいそうだし、だからと言ってダラダラ見せると約束の○分の意味がなくなりそうだなぁ、と思っていました。その点それぞれの動画がそれほど長くないので、「これ見たら終わりね!」がしやすいのも親にとっては助かると思います。

 

また、さすが現代っ子向け!と思ったのは「わいわいプログラミング」の部分です。もともとEテレで放送されているものをこのサイトでも見られるようにしたもののようですが、「ゲームは自分で作る時代」という言葉が私たち親の世代とこれからの世代の違いを感じます。もし、子どもがゲームに興味を持っていたらITということは意識せずに動画を見ながら自然と学べるのではないかと思います。

 

そして、最近はインターネットのサイトとアプリの両方を持っている教材も珍しくなくなってきたと思いますが、このNHK for Schoolにもアプリがあります。

 

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まとめ

今回は、NHKからでているNHK for Schoolというサイトとアプリ、そして内容と「ココがいい!」について紹介しました。無料で子どものためになるものがこんなにたくさん使えるのは親としても嬉しいですね。また、NHKならではのマジメさを残しつつ子ども用に楽しく、そして現代っ子向けにプログラミングのコンテンツなども取り入れているところもいいな!と思いました。

 

プログラミングについては、ちょうどうちの上の子(小学校高学年)も、小学校の放課後授業(←正規の授業が終わってから別料金で受ける塾のような選択授業)でそろそろ始まる・・・というところなので、国語や算数だけではなくプログラミングについてもこの動画が役に立つと思いました。

 

親が小学生の時とはガラッと変わった子どもたちの学習内容。親もついていかなきゃですね。




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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