バイリンガル児はどうしたら使えるようになる?!「ズキズキ」「チクチク」等の病気の症状を表す言葉

目に見えないものについて話す

外国語を勉強する時に、目に見えるもので日本語にもその外国語にもあるものは、この外国語で何というか置き換えて覚えればいいので比較的わかりやすいのですが、目に見えないもの、たとえば人の感情や病気になってどこがどう痛いかと正確にいうのは、難しいこともあります。

 

そんな時は「痛い」「ちょっと痛い」「とても痛い」のように簡単な言葉に置き換えて相手に伝えようとするのではないでしょうか。
今日は、先日体調を崩して病院に行った上の子を見て思った「病気」に関係する言葉バイリンガル子育てのお話です。

 

 

突然ではないけれど・・・

何日か前から上の子が「お腹が痛い」といい出しました。しかし、トイレに駆け込む様子もなくのたうちまわるわけでもなく、ご飯は普通に食べて学校にも普通に行ってました。

 

そのため、急いで病院に行くことはせず様子を見守っていたのですが子供が学校で保健室に行ったという話を聞き、一度病院に連れて行くことにしました。

 

病院に行って受付を済ませ診察を待ち、診察室の前で待ちました。受付の人と話したのは私で、診察を待つ間に看護師の方が子供の名前を呼び身長と体重をはかるため身長と体重を一度にはかることができる台に乗るよう子供に話しました。

 

ここまでは、受付で子供の名前を言ったり看護師さんが子供の名前を確認して身長と体重を計測したりと、病院でよく使う言葉ばかりでした。

 

診察室に入ると医者に症状の説明が始まります。下の子(3歳)の診察の時は、診察室に入ると医者は自然と私(←親)の顔を見て、症状の説明を聞こうとします。

 

しかし、上の子は小学校高学年なので、「いつから」「体のどこが」「どんな風に痛い」や「保健室で寝てた」や「保健室で薬をもらって飲んだ」ということを韓国語で医者に伝えることができます。

 

その様子を見ていて、「私が言わなくてもいいし楽だなぁ〜」と思いました。韓国生まれ韓国育ちなので当然と言えば当然かも知れませんが・・・。

 

ところで、ふとこんな考えが頭をよぎりました。

 

「同じことを日本語でも言えるのかな?」

 

一時帰国に備えて

私はたいてい1年に2回、一時帰国をしてそれぞれ2週間から1ヶ月ほど日本に滞在します。その間、健康にまったく問題なければそれでいいのですが、かぜをひいたりケガをした時にも、上の子は日本語でも同じように自分の症状を説明できるのかな?と思いました。

先ほどのをひとつひとつ見て行くと、こうなると思います。

 

「いつから」 → ok

「体のどこが」→ たぶんok

「どんな風に痛い」→ 怪しい

「保健室で寝てた」→ ok

「保健室で薬をもらって飲んだ」→ok

 

こうやって見てみると、うちの上の子は「体のどこが」と「どんな風に痛い」の部分を補強すればいいということになります。

 

 

どうやって補強する?!

うちの子の場合、「体のどこが」は、よく使う言葉「頭」「足」「お腹」「手」などは問題ないのですが「くるぶし」「つま先」「こめかみ」などは、日ごろそれほど頻繁に使うわけでもないので、「知らない」または「前に覚えたけど忘れた」といいう状態だと思います。

 

これらの言葉は、機会を見て意識して教えないといけないと思います。

 

次に、「どんな風に痛い」ですが、体の調子が悪くなったのは初めてではないので前から少しずつ教えています。しかし、韓国語で話すように自由に話せるかはわからないので練習が必要です。

 

「どんな風に痛い」は、たとえば・・・

 

「頭がガンガンする。」

「頭がズキズキする。」

「お腹がチクチク痛い。」

「お腹がシクシクする。」

「腰がだるい。」

「(やけどをした後など)じんじんする。」

 

これらの言葉のうち「ガンガン」「ズキズキ」などの部分が、痛みの様子をよく表していると思います。

 

 

日本で生まれ育つとどうやって覚える?

日本で生まれ育った人は、これらの言葉をどうやって覚えたのでしょうか。
私の記憶では小学校の国語などの時間にまとめて覚えたというよりも、体調が悪い時に家で親と話しながら(または親が体調が悪い時にその話を聞いて)覚えたような気がします。

 

 

海外でのバイリンガル育児では?

こう考えると海外で育つ子供も、日本人である親からこのような言葉を覚えることができると思います。私がやってみた方法は・・・?

 

★上の子にはこの方法

上の子とは日ごろから日本語で話してるので、日本語で日本語を説明したら理解してくれます。
たとえば、「頭がガンガンする」ならかみ砕いて、、、

 

「頭をハンマーとかで強く殴られたみたいに痛いこと」

 

と言ったり「お腹がチクチクする」なら、、

 

「お腹を針で刺されたみたいに痛いことだよ。」

 

のように言うとだいたい想像がつくようです。これをするためには、親が言葉をかみ砕いて

 

「やさしい言葉にしたらどうなるかな?」

 

というのを考えておく必要があると思います。

 

★下の子にはこの方法

下の子(幼稚園児)とも毎日家では日本語で話しますが、上の子と同じように言葉だけだとイマイチと伝わりません。そのため、下の子には「病院ごっこ」が一番効果ありです。病院ごっこで、親が患者の役をする時にさりげなく

 

「先生、お腹がチクチク痛いんです。アイタタタ・・・」

 

のように覚えて欲しい言葉を入れながら病院ごっこをするといいと思います。・・・と言っても、保育園児や幼稚園児が、病院ごっこを楽しんでいる時に、

 

「チクチクってどういう意味?」

 

と細かいことは聞いてこないと思います。保育園児や幼稚園児の間は、自然な日本語をたくさん聞かせればいいと思います。

<病院ごっこ!>

 

 

日本語でたくさん話しかける大切さ

今日は、上の子の体調不良をきっかけに子供が日本語でどのくらい自分の症状を説明できるかを考え、補強が必要部分について親が家でできることは何かを考えてみました。

 

小学生くらいになってから言葉を言葉で説明するのもいいですが、できれば保育園児や幼稚園児のうちにたくさん話しかけて、感覚的に覚えてくれたらいいなと思います。

 

なぜなら、その方法が日本語がネイティブの日本人が覚えた方法で、一番自然だからです。

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