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一時帰国

一時帰国の準備と韓国での塾や習い事(月謝はどうなる?)

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

日本と同じように韓国にも子どもたちが勉強ができる学習塾や習い事の教室があります。学習塾の方は国語、算数、英語の看板をよく見ますが、ときどき社会や理科の看板も見ます。

 

習い事もいろいろあってピアノ、水泳、美術、テコンドー、バイオリン、などで、たまにアイスホッケーやスケートなどもあります。

 

一時帰国の準備と言えば、日本に帰ったら何をするかということをまず考えるのですが、その前に韓国でやっていることを整理してから一時帰国しなければなりません。

 

おとといは一時帰国について韓国の保育園と補助金について、昨日は韓国の小学校と提出書類について書きました。

 

今回は、一時帰国と韓国の塾や習い事の特に月謝について今までの経験からお話したいと思います。




一時帰国の準備と韓国での塾や習い事(月謝はどうなる?)

韓国の子どもたちは早い子では幼稚園児のころから塾に行ったり習い事を始めたりします。塾の場合は英語が多いように思います。習い事は美術だったり水泳だったりピアノだったりテコンドーだったりと運動中心のものから始まるような気がします。

 

日本の子どもたちも、もちろん塾にいったり習い事をしたりすると思います。私自身も水泳やピアノ、公文式、そして国語や算数あたりを小学生のころは習っていたような気がします(幼稚園の頃は記憶が遠すぎて覚えていません)。

 

今年の冬と去年の冬に日本に一時帰国した時に上の子を日本の小学校に体験入学させましたが、その時の小学校のお友達に「放課後、どんな習い事をしてる?」と聞いてみたら「そろばん」「ピアノ」「公文式」ぐらいでした。そして、通信教育などの教材をもちよって団地の集会所などでみんなで一緒に勉強するということもしていました。そしてそれは1週間に1,2回程度で曜日が決まっていました。

 

韓国に来て驚いたのは塾にしても習い事にしても基本的に「毎日」なのです。 つまり、例えば国語や算数の塾、ピアノや美術やテコンドーを習うにしても基本的に毎日放課後に通います。そして他の習い事をしたり毎日通うのが大変なら1週間に2回や3回と減らすことも可能で、その場合は月謝も多少安くなります(・・・と言っても逆に割高ですが。)

 

他にも小学校に入ったら放課後に小学校で受ける「放課後授業」というのがあります。これは小学校の正規の授業ではなく選択制で別料金となっているものです。韓国と言っても住んでいる都市や通っている小学校によって違うかもしれませんが、うちの子が通っている小学校の場合、この放課後授業は2ヶ月間のプログラムとなっています。内容は算数、パソコン、英語、バドミントン、サッカー、工芸、料理、図画工作など種類もいろいろです。

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一時帰国と塾や習い事の関係は?

一時帰国をする期間にもよりますが、親としては一時帰国が例えば2,3週間の場合、できれば塾や習い事のお金は払いたくないものだと思います。うちの子どもが今まで経験した放課後授業や塾、習い事についてどのような手続きをとったか、そして月謝はどうしたかについてお話しします。

 

★1.放課後授業の場合 

放課後授業は2ヵ月ごとのプログラムで、1,2月、3,4月、5,6月、7,8月、9,10月、11、12月となっています。そのため、1月と8月に一時帰国する私は1,2月、7,8月のプログラムは最初から申し込まないこともあります。申込は小学校に申込書を出すとその費用が、あらかじめ登録してある銀行口座から引き落としとなります。

 

一時帰国で2ヶ月ぜんぶは参加できない・・・。しかし、子どもがそれでもやりたい・・・というプログラムがある場合は担当の先生に直接相談します。相談方法は電話をすることもあればSNSで済ませてしまうこともあります。そして日本に一時帰国する旨を伝えたらたいていの場合学校は通さず先生個人の口座に通う分だけのお金を振り込めばOKという場合が多かったです。

 

 

★2.塾の場合 

塾も比較的柔軟なので一時帰国する期間を伝えるとその期間はお金を払わなくてもいいです。塾の月謝は例えば、月初めに通い始めたとしたら毎月1日が月謝をはらう日となります。しかし一時帰国が20日ごろで、はらった月謝が10日ほど残っている・・・という場合は一時帰国して、また塾に通い始めてから10日後に次の月の月謝を払う、というパターンが多かったです。

 

ただ、一度大手の塾に行かせたことがあるのですが、その時だけは融通がきかず、一時帰国はこちらの都合で休むのではらった月謝はそのまま返金もされず・・・ということになりました。

 

★3.習い事の場合 

習い事もやはり塾と同じで融通がきくことも多いです。中には韓国人夫婦で普段はアメリカに住んでいるけど、韓国に一時帰国している間にピアノを習わせたいと言って1ヶ月と1週間だけピアノに通っているお子さんもいました。月謝はもちろん1ヶ月と1週間分の計算だったそうです。ちなみに、その子どものお母さんは、

 

アメリカよりも、ずっと安いから。

 

という理由でお子さんを1ヶ月だけピアノに通わせたそうです。



書類などの手続きについて

放課後授業や塾、習い事の場合、一時帰国を証明するパスポートなどの書類は全く必要ありませんでした。一時帰国の連絡は放課後授業や塾、習い事の先生に直接SNSなどで連絡するだけです。

 

おそらくその理由は、放課後授業や塾、習い事が正規の授業ではなく私的な教育にあたるからではないかと思います。一方では小学校の正規の授業を一時帰国などが理由で欠席する場合は、書類やパスポートのコピー(出入国記録)の提出が必要でした。

 

その時の話は、↓参考記事からどうぞ。

 

そのため、今年の夏に一時帰国する時も期間が決まったら放課後授業と習い事(塾は今通っていません)の先生たちにSNSで一時帰国する旨と期間を伝える予定です。そうすれば次にいつ月謝を払えばいいか教えてもらえます。



まとめ

今回は、一時帰国する前の準備として小学生の放課後授業や塾、習い事について特に月謝についてお話しました。月謝について柔軟なのは親としてはとても助かります。またアメリカに普段住んでいる子どもが一時帰国の時に1ヶ月だけピアノに通えるのなら、日韓夫婦の子どもなどで普段日本に住んでいる子どもが習い事と韓国語向上のために習い事を1ヶ月だけする、というものありえない話ではないなと思います。もちろん、本当にできるかどうかは塾や習い事の先生に確認が必要ですが、こんな風にも使えるのかも?とも思いました。

 

お金に関することは、事前にきちんと確認しておきたいものですね...。




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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