親が与える経験に子供がなんとなくついて来たらこうなるかも?!

友人と話したこと

昨日は、夏の一時帰国について私が日本で下の子にさせたいことと、子供自身がしたいと思っていることについて書きました。子供のことをわかっているつもりでも、やはり100%わかっているというわけではなく、子供本人に聞いてみないとわからないこともあるなぁと思います。

 

親は、子供よりもずっと人生経験が長いので、「こんなことをしたら後でどうなる」というのがよくわかっていることも多いです。一番わかりやすいのが、「甘いものを食べてちゃんと歯磨きをしなかったら虫歯になる」ということではないでしょうか。

虫歯の話はさておき、親というものはいろいろなタイプがあって子供にいろいろな経験をさせようと機会を与える親もいれば、子供にお任せの自由奔放主義の親もいると思います。

 

実は先日、「経験は糧になるはバイリンガル児にも当てはまるの?!」や「子供をバイリンガルに!親が与える選択肢はどこまで子供のためになる?」を書きましたが(詳しくは「合わせて読みたい・・・」からどうぞ〜)、その後ご両親の考えでアメリカに移民した友人と話す機会がありました。

 

今日は、先日のこの2つのお話に関連して私が友人と話したこと、そしてそれについて私が思ったことについてお話ししたいと思います。

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その友人とは?!

もう長い付き合いになるこの友人は韓国人です。初めて出会ったのは私がアメリカに少しの間住んでいた時でした。生まれてから15歳まで韓国にいて、その後ご両親の考えや親戚がアメリカにいるとのことで家族でアメリカに移民したそうです。

 

中学校、高校、大学とアメリカで通い、その後ご両親がやっぱり韓国に戻ると言い出して韓国に戻り私の友人も韓国に戻ってきました。結局約15年ほどアメリカに住んでたことになります。

 

アメリカの大学では、特に語学を専攻していたわけではないのですが韓国に戻ってきてからは特にやりたいことが見つからないといい、とりあえず働き始めた英語塾で英語の先生を長い間しています。

 

学生時代に英語をかじって、ちょっとアメリカにも住んでみた私からすると移民をして長い間アメリカに住めるというのはびっくりで当時はちょっぴりうらやましくも感じたものです。

 

しかし、友人本人の意見は違いました。

 

 

「私、なんでアメリカにいるの?」

私がうらやましく思ったのに反して、その友人はこんなことを言っていました。

 

「両親が移民すると言ったから、なんとなくついて行った。 でも、15歳で行ったから英語には韓国語なまりがとれないしやりたいこともイマイチ見つからず、なんで私はアメリカにいるんだろう?!って何回も思った。」

 

 

日本や韓国に住んでると、英語ができることはある意味強みでもあるので、韓国の場合は同じようにアメリカに移民に行きたいと考える人とちらほら見かけます。

 

しかし、行った本人の考えが「なんで私アメリカにいるの?!」だと話は違ってくると思うのです。

 

 

同じ家に生まれても・・・

この友人は、今でも数年に1度アメリカに行きます。そして数ヶ月間アメリカで過ごして韓国に戻ってきます。でもそれはアメリカが懐かしいとか、アメリカにいる友人に会いたいとかではなく、ただ単に取得した永住権を保持するための条件を満たすためのようです。

 

 

この様子を見ていると先日書いた、

 

「経験は糧になるはバイリンガル児にも当てはまるの?!」

「子供をバイリンガルに!親が与える選択肢はどこまで子供のためになる?」

 

 

の2つが気になります。(比較するには今日の友人の年齢が高すぎますが・・・)この友人がアメリカに住んでいた15年間は韓国という社会を出てアメリカの学校に通うことで韓国以外の言語や文化背景を持つ人たちと一緒に学校に通ったりしてとてもいい経験だったと私は思うのですが、友人にとっては親についていった「なんとなく」の経験だったのかもしれません。

 

そう思うのは、ご両親がこの友人に与えた「アメリカに住んで学校に通う」という経験はアメリカで大学を卒業した時に「アメリカで働く」か、または韓国に完全帰国を決めたご両親と一緒に「完全帰国」するかという「選択肢」が示された時に迷わず「韓国に帰る」という選択肢を選んだことからなんとなく想像できました。

 

ちなみに、この友人にはお兄さんがいてお兄さんは今でもアメリカに住んでお仕事をしているそうです。こんな話を聞いていると、両親が与える経験や選択肢というのは同じ家に生まれた兄弟でも結果は違うんだなぁ、と思います。

 

 

バイリンガル育児という点から考えると?!

親は自分が経験してよかったことは子供にも勧めますし、よくなかったことは勧めません。そして、親がやりたいと思っても実現できなかったことを子供の人生に投影することがあるようです。

 

今日の友人の場合、ご両親は友人にアメリカに残って欲しかったようですが結果的に一緒に韓国に戻ってきてしまいました。本人が乗り気ではなくなんとなく始めたものは、途中で「これだ!」や「おもしろい!」と感じなければ、なんなく始まってなんとなく終わるのかなぁ、と思いました。
そう考えると、子供が興味があることから伸ばすのがベストだとは思いますが、親がよかれと思って与える経験も難しいものがあると思いました。

 

友人との話を通じて、日本への一時帰国、一時帰国中の習い事、体験入学、韓国にいる間の習い事などもう一度振り返って見ないととも思いました(もちろん、アメリカへの移民と日々の習い事を同じレベルで考えるのは無理がありますが。)

 

 

最後に・・・

今日は私の古い友人でアメリカにご両親と移民して15年ほどで韓国に完全帰国した友人との話や、先日書いた「経験」や「選択肢」について、親に引かれたレールをなんとなく歩むとこうなるのかもしれないなぁなど、思ったことを書いてみました。

 

反対に言うと子供が関心を持って経験したことはきっと最大の糧となるのだと思います。頭ではわかっていても、いざ自分の子供のこととなると見えづらくなることもあるので、なかなか難しいですね。 

 

合わせて読みたい・・・

経験は糧になるはバイリンガル児にも当てはまるの?!

子供をバイリンガルに!親が与える選択肢はどこまで子供のためになる?

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