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韓国の義実家

長い一時帰国。義母に気分よく送り出してもらうための言い訳とやってみた事

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

楽しい一時帰国、待ち遠しい一時帰国。しかし、我が家には日本での遊びや、体験入学、買い物の計画、日本の友達へのお土産などを買うと共に、かならず一時帰国前にしなければいけないことがあります。かならず、つまり義務です。

 

それは、ズバリ(!)シオモニ(義母)に、孫たちの顔を見せに行くことです。うちのシオモニは、同居ではなく、車で約2時間離れた都市に住んでいます。

 

周りの日韓夫婦に聞いてみるとシオモニの家に行くタイミングはさまさまで毎週週末や、1ヶ月に1〜2回などですが、うちの場合は共働きで忙しいことを言い訳にあまり行ってません。ちなみに今年はなんとまだたったの2回!

 

ここで、シオモニやシーワールド(旦那の家族)に困ってるミョヌリ(嫁)の皆さんから「え〜〜っ!!」という叫び声が聞こえてきそうですが、代わりにシオモニがうちにちょこちょこ来ます(汗)。

 

今回は、一時帰国の期間が長期にわたる場合、シオモニ宅にあまり行かない私がシオモニやシーワールドのみなさんに文句を言われないようにやってみた方法をいくつかご紹介します。





長い一時帰国。義母に気分よく送り出してもらうための言い訳とやってみた事

一時帰国の前にかならずシオモニの家に行くことにしているのは、新婚の時は意識してなかったのですが子供がうまれてからできるだけ長く日本に帰ろうと思ったら、やっておいた方がいいことだと思うようになりました。

 

その理由に、直接言われたわけではないのですがどうやらシオモニまたはシーワールドの誰かがこんな感じのことを言ってたそうです(一語一句そのままかわかりませんが)。

 

韓国に住んでるのに、義実家に行く日数よりも日本の実家に帰る日数の方が多い。

 

最初は「えっ?!」と思ったのですが、確かに数えてみるとその通りです。一時帰国を1年に2回3週間ずつすると1年間で42日間日本にいることになります。

 

そして、シオモニの家に行くのは2、3ヶ月に1回。1回につき2泊したとしても1年で5、6回しかシオモニの家に行かず、年間で10〜12日間、旧正月や旧盆などは3、4泊することもあるので多く見積もっても16〜18日間シオモニの家にいる計算です。

 

もちろん、シオモニが我が家に来ることの方が多いので、実際はシオモニと孫たち(←うちの子たち)は、会ってるのですがどうやらシオモニの家に行くということが重要らしいのです。

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言い訳とやってみたこと

私はミョヌリ(嫁)なので、シオモニまたはシーワールドのみなさんに何か言われたるのを最小限に抑えるためにはどうしたらいいかな?と考えてみました。そして、考えた言い訳とやってみたことは次のとおりです。

 

★.<言い訳> 

  1. しばらく日本に帰ってないので・・・。
  2. 子どもたちを日本語の環境におきたいので。
  3. 上の子を日本で学校や塾に通わせるので・・・。

 

 

★.<やってみたこと> 

  1. 一時帰国前にかならずシオモニの家に泊まりに行く。
  2. 一時帰国中も機会(または必要)があれば連絡する。
  3. 日本からお土産を買ってくる。

 

まず、言い訳ですが1.はしばらくって言っても半年に一度帰ってるため説得力なしで、シオモニも「ふ〜ん」という感じでした。
2.は、どんどん韓国語がうまくなり韓国人化(特に上の子)していく子どもたちをみてると、日本や日本語という環境に連れていきたいのですが、

 

孫たちは、韓国人だ。

 

と信じているシオモニにはあまり通用しませんでした

 

一番効果があったのは3.でした。「日本の小学校に通わせる。」や「日本で塾に行かせる。」は、教育熱心な韓国では一番理解できる理由のようです。

 

また、やってみたこと1.〜3.の中では1.と2.を組み合わせて、そしてついでに3.をする、といった具合です。

 

つまり、一時帰国の前にかならずシオモニの家に孫たちの顔を泊まりで見せに行って一時帰国中も必要があれば日本から連絡します。冬の一時帰国は旧正月と重なることがあり、夏の一時帰国はシオモニのお誕生日と重なることがあるからです。
そのため、旧正月で親戚がみんなシオモニの家に集まっている時は、SNSの無料ビデオチャットなどを使って義理の兄弟などに電話します(シオモニの家にはwifiもスマホもありません)。



一帰国のポイントは孫

できるだけ長く一時帰国をして、できるだけシオモニが持つ印象を悪くないようにしようと思ったら、やはりシオモニが好きな人たちにがんばってもらうしかありません。

 

そしてそれは決してミョヌリ(嫁)なんかではなく孫たちなのです。......と言っても孫たちが特に意識してがんばることはなく、泊まりに行った時にママよりもおばあちゃんになついてくれたり、日本から連絡した時に可愛い顔を思いっきりおばあちゃんに見せてくれたらいいのです。また、孫達が日本に帰りたいといえば、シオモニもそれを阻止することはできません。

 

幸い、このやり方は今のところうまく行っていて一時帰国の前は旦那が忙しくて一緒にいけなくても私1人で子どもたちをつれてシオモニの家に泊まりにいくようにしています。



過去には一時帰国を阻止しようとしたシオモニ

よかれと思ったやったこと(だと思う...)のですが、過去には一時国すると言うとなぜか哲学院という占いに行って

 

○月○日に飛行機に乗るけど大丈夫か??

 

と毎回お金を払ってまで聞きにいき、わざわざ電話をくれて

 

その日は飛行機に乗るにはいい日じゃないって。スケジュール変えたら?

 

と言ってたシオモニ。最初はビックリしましたが、そんなこと言われても飛行機も簡単に変更するわけにもいかず、結局無視して飛行機に乗って一時帰国しました。こんなことが何度かありましたが幸い、「いい日じゃない」と言われた日に飛行機に乗って日本の実家に帰っても今まで事故や事件に巻き込まれたことは1度もありません...。一体なんだったのでしょうね。



まとめ

今回はできるだけ長く一時帰国したい私が、ときには旧正月やシオモニの誕生日まで気にせずに一時帰国するためにとってみた方法などについてお話ししました。

 

長い一時帰国の理由はウチの場合「教育」というのが納得してもらいやすいようです。もちろん、長く帰るために日本で子どもを学校に行かせるのではなく、子どもを学校に行かせるために長く帰るのですが、できるだけ気持ちよく送り出してもらうために泊まりに行ったりSNSでビデオチャットをしたり日本からお土産を買って帰ったりします。

 

さらに嫁の私は、孫たちの顔を見せるのが義務だと思っていないと、ついつい泊まりにいかないまま一時帰国してしまいそうなので、義理の親にも親孝行することを心に留めておかなきゃです。




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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