言葉の「獲得」と「習得」って何?!

聞いたことがあるような・・・?!

突然ですが、「◯◯語をマスターしたい!」と誰かが言ってるのを聞いたことがあるでしょうか。または、これ読んでいる方はそんなことを言ったことがあるでしょうか。

 

私は学生時代に「英語をマスターしたい!」と言ってがんばってました。と言っても、今思えばやってたのは受験勉強や資格を取るための勉強が主で、

 

「どれだけ知識を頭に詰め込むことができるか。」

 

に挑戦していたように思います。そしてその後、大人になってから「韓国語をやりたい!」と思って始めてその後約10年という月日が経ち、いまに至ります。

 

ところで、「マスター」よりは聞かない言葉ですが、言語の世界には言葉の「習得」や「獲得」という言葉もあります。

 

今日は、なんとなく聞いたことがあるかもしれない「獲得」と「習得」という言葉についてお話ししたいと思います。

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どこで聞いたことがある?!

「獲得」という言葉は、クイズ番組などで正解した時に、

 

「おめでとうございます! 10ポイント獲得です!」

 

のように使うのを聞いたことはないでしょうか。これは、他の言葉に置き換えたら、

 

「おめでとうございます! 10ポイントゲットです!」

 

となるかもしれません。

 

そして、「習得」というのはあまり日常的に耳にする言葉ではないかも知れません。

 

ちなみに、「獲得」と「習得」という言葉をそれぞれ辞書で見てみると次のように書いてあります。

 

まず「獲得」の方は・・・

手に入れること。努力して自分のものにすること。「自由を獲得する」「政権獲得」

「コトバンク」の「獲得」より

 

そして「習得」の方は・・・

経験を通して習い覚えること。「実務を習得する」

Weblio「習得」より

 

一般的にはこのような意味ですが、言語の世界でも同じように使うのでしょうか。

 

 

言語の世界での使われ方

言語の世界では、この二つの言葉は例えば次のように使われます。

 

  1. 「幼いころに獲得した言語。」
  2. 「大人になってからの言語習得。」

 

これはどんな意味かというと、この2つはどちらもかなり簡単に言うと「覚える」という言葉になると思います。

 

しかし、「獲得」の方はママのお腹の中で耳を澄ましながら聞いて生まれてからもママにずっと話しかけられて覚えたり、幼いころに外国などに住むことによって親でなくても周りが話す言葉を聞いて覚えることをいいます。

 

そして、「習得」の方は幼い時期ではなくある程度成長してから勉強して覚えることを指します。

 

つまり、日本語だけのモノリンガルで育った私は日本語のみを「獲得」して、学校の授業や自分の興味で勉強して覚えた英語や韓国語は「習得」になります。

 

バイリンガル子育てをしていて思うことは?

このような「獲得」と「習得」ですが、海外で自分の子供に日本語を覚えてほしいと思う母の立場から考えると、韓国に住んでいても日本語は「獲得」してほしいと思います。

 

それは、ある程度成長してから言語を始めると、楽しくもあり苦しくもあるのを学校の勉強で英語、そして自分の興味で始めた韓国語で経験しているため、言えるのだと思います。

 

つまり、もっと言えば韓国に住んでいても日本語は母語になってくれたらうれしいと思いながら毎日バイリンガル子育てをしています。

 

ところでうちの子について言えば、まず上の子(小学校高学年)は韓国生まれ韓国育ちなので韓国語は間違いなく「獲得」したと思います。

 

そして、日本語も「獲得した」と言えるように日々努力中です。しかし、やはり周りはみんな韓国人なので、たまにくじけそうな時もありますが「我が子をバイリンガルにしよう!」と上の子がお腹にいた時に一番最初に思ったことを忘れないようにしたいと思っています。

 

下の子は幼稚園児なので、まさにこの時期に触れて覚えた言語は「獲得した」と後に言えるので、下の子も韓国生まれ韓国育ちですが韓国にいる間もできるだけ日本語で会話をして日本語の動画なども見せて日本語に触れるということを意識的にしています。このまま幼児期が終わり成長した時に、日本語を「獲得した」と言えるように日々努力です。

 

「獲得」したのか「習得」したのかはどうやってわかる?

これは明確に「〇〇というテストに合格した」などの基準がないので、目でみてはっきりわかることもなく、かなりわかりにくいと思います。もしかしたら、あとになって「あれは獲得だった」と思ったり、バイリンガル子育てがうまくいくかも?と思ったら「獲得することになるだろう」と言えるのではないかと思います。

 

反対に「習得」の方は、幼い時期を過ぎてから勉強して身につけるものなので、こちらはわかりやすいですね。

 

 

最後に・・・

今日は、言語の世界における「獲得」と「習得」について、簡単にご紹介しました。海外に住んでいても子供には日本語を覚えて欲しいと思っている親の立場からすると、やはり「習得」よりも「獲得」の方に近づけたいと思います。

 

それらの方法については今までもこのブログで紹介していますし、これからも少しずつご紹介できたらと思います。

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