https://www.mamelingual.com

一時帰国

一時帰国での下の子の変化。「あっ!」と思ったのは?

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

 

韓国生まれ韓国育ちのうちの子たち。1年に1回か2回は一時帰国しています。だいたい半年に一度の一時帰国と考えると、子どもたちは一時帰国のたびに6ヶ月ずつ年齢(月齢)が上がっていることになります。

 

上の子も下の子も、だいたい同じぐらいの頻度で日本に一時帰国していますが上の子と下の子は感じることも見せる変化も違います

 

昨日は上の子について、一時帰国してすぐに気がついたことについて書きましたが、今回は下の子が今回一時帰国してすぐに私が気がついた変化についてお話ししたいと思います。





一時帰国での下の子の変化。「あっ!」と思ったのは?

上の子が小学校高学年で生まれてから約20回ほど日本に一時帰国しているとしたら、下の子はまだ幼稚園児なので生まれてから上の子の半分も一時帰国していません。

 

一時帰国の回数が重要なのか滞在している時に何をするかという内容が重要なのかは、また別の機会にお話しすることにしますが、まだまだ大した回数ではない一時帰国の中でも一時帰国するたびに変化が見られるのはとてもおもしろいと思います。

  • www.mamelingual.com
    バイリンガル育児の始め方

どんな変化があったの?

では、上の子の半分にも満たない下の子の一時帰国ですが、今回「あっ!」と思ったことがあります。

それは、、、

 

まめちゃん
関西アクセントが上手になってきた!

 

たった1つ。これだけです。しかし、どうして私が「あっ!」と思ったかについてお話ししたいと思います。

 

そう思ったのは子どもが話す日本語に、

 

ほんまや~!

 

と言ってたりイントネーションがやたらと関西なのです。これについてどうして「あっ!」と思ったかと言うと理由が2つあります。

 

  1. 半年前は関西の保育園に入れてたのにほとんど影響をうけなかった。
  2. 上の子は小学生になってから関西弁ができるようになったのに早い!

 

私は関西人ですが、少し前までは子どもたちに関西弁はほとんど使っていませんでした。韓国に住んでいると旦那も子どもたちも日本人の日本語が聞けるのは私だけなので、方言よりも標準語の方がいいかなと思っていたからです(今は考えてが変わりましたが......)。

 

下の子は、今年の1月も同じように1か月ほど一時帰国して上の子は日本の小学校に体験入学、下の子は日本の保育園に一時預かりでしばらくの間あずけていました。関西の保育園なので先生お友達も迎えに来るお母さんやお父さんもみんな関西弁。なのに、ほとんど影響をうけなくて不思議に思っていました。

 

しかし、今回は下の子自身の希望でどこにも預けてないのになぜかアクセントやイントネーションが関西なのです。そして、それは上の子よりも4年ほど早い計算になります。



上の子と何が違う?!

上の子は日本の小学校に体験入学するまで関西弁が上手にならなかったのに、どうして下の子は上手になるのが早かったのか......?ちょっと考えてみました。すると、思い当たる理由が2個ありました。それは・・・

 

  1. 下の子だから。
  2. 言語を覚えるのには個人差が大きいから。

 

★1.下の子だから。 

「下の子は早い」という言い方を聞いたことがあるでしょうか。下の子は言葉にしてもトイレトレーニングにしてもなんでも早いというのは、よく言われることだと思います。

 

うちの子もやはり下の子だからか、「早いな~」と思うことが時々あります。関西弁に関して言えば、私ではなく上の子が小学校の体験入学で覚えてきた関西弁の影響をうけているように思います。

 

韓国にいながら毎日ではないものの上の子が覚えてきた言葉やイントネーションをきいて下の子も自然と覚えたのではないかと思います。

 

★2言語を覚えるのには個人差が大きいから。 

語学には、ある程度センスや合う合わないがある何て言いますが、同じ親の元に生まれ育った兄弟であってもやっぱり同じではないな、と思うことが多々あります。

 

親である私の目から見ると、上の子よりも下の子の方が語学のセンスがあるのではないか?!と思うことがあります。それは、まだまだ感覚的なものなのですが周りの言葉や音楽を聴いて真似をしたり、普段触れていない言語に触れた時(たまたま英語を話す人の家に遊びに行った時)などに、真似をしてなんとなくしゃべっている様子を見ていると「おお!」と思うことも多いからです。



今後楽しみなことは?!

こんな下の子ですが、今後ひそかに楽しみしていることがあります。そては・・・

 

  1. 日本語の標準語と関西弁の区別ができるようになること。
  2. トリリンガルになること?!

 

上の子は小学校2年生あたりになってから、日本語の標準語と関西弁が区別できるようになりました。しかし、下の子はさすがにまだ区別ができるまでではありません。そのため、近い将来、標準語と関西弁の区別ができるようになるのではないかと、ちょっぴり楽しみにしています。

 

そして、方言もひとつの言語と考えた場合、すでにできる韓国語と合わせると3つとなります。3つの言語ができる人はトリリンガル......。今後、本当にそうなるか見守っていきたいと思います。



まとめ

今回は、一時帰国中の下の子の様子から言語について気がついたことを書いてみました。まだまだ発達段階にある下の子の言語は、「今」を観察するのもおもしろいし、「今後、こうなればいいな」と考えみるのもおもしろいと思います

 




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

    -一時帰国

    © 2024 バイリンガル育児★まめリンガル