初対面の異文化コミュニケーションの場。子供に教えておくことは?!

「生まれ育った文化」= 「みんなの文化」?!

言葉はコミュニケーションの手段だとこのブログでも何度かお話ししていますが、このコミュニケーションの方法は国や文化によって違うのはよく知られていることだと思います。しかし具体的に何がどう違うのかは、きっと同じ文化に生まれ育ってない人との接触を通して初めて気がつくことだと思います。

 

私は日本で生まれ育ちましたが、私が普通だと思ってたコミュニケーションの方法は実は私が生まれ育った環境での「普通」であって、それは万国共通ではありません。

 

それに気がついたのは、やはり生まれ育った土地を離れ日本国内の違う都市に引っ越した時や、海外に住むことになった時です。

 

今日は「違う文化で育った人とのコミュニケーション」ということに焦点を当てて、ある方に聞いた話を紹介しつつバイリンガル子育てを考えたらどんなことを子供に教えておいたほうがいいのかを考えてみたいと思います。

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ある方に聞いた話から

この「ある方」とは、バイリンガル子育てを実践していてこのブログでもインタビューを紹介したことがあるKungさんです。Kungさんは奥様が台湾の方で1年に数回子連れで台湾に行くそうです。

 

台湾に行った時に奥様の同窓生の集まりについて行ったのですが、そこでこんな感じことかあったそうです。

 

Kungさんは、奥様の同級生ばかりだしご自身はあまり中国語は上手ではないので、邪魔にならないようにとおとなしくしていたそうです。しかし同級生の方々はいつも台湾語で話していますが、中国語(普通語)に切り替えてKungさんと話がしたいと思っていたそうです。

 

しかし、最終的にお互いが思っていたことは後になってからわかったようで、Kungさんは、

 

「台湾人と日本人はコミュニケーションの仕方が違うのだろうか?!」

 

と話していました。これは一体どうしてなのでしょうか。

 

どうしてこうなった?!

せっかくの異文化コミュニケーションのチャンスだったかもしれないのに・・・と、後で話を聞くとちょっぴり残念な感じがしますが、ではどうしてこうなったのか私なりに考えてみたいと思います。

 

たぶん、ひと言で言うと、

 

「コミュニケーションのやり方の違い」

 

なのだと思います。特に今回のKungさんとKungさんの奥様の同級生の場合は、コミュニケーションの中でも「初対面」に限定したものだと思います。

 

台湾人の方々については私は詳しくはわからないのですが、韓国人に置きかえて考えてみるとたぶん次のようになったと思います。

 

Kungさん → 私

Kungさんの奥様 →うちの旦那

Kungさんの奥様の同級生 →うちの旦那の同級生

 

こう考えてみると、私はKungさんと同じく文化背景が日本なので同じように、

 

「邪魔にならないようにおとなしくしておく。」

 

と思います。実際に旦那の学生時代の同級生との同窓会(だいたいの人が家族で参加)に行ったことがありましたが、初めはとりあえず様子見でおとなしくしていました。

 

同級生の中には、旦那が日本人(←私)と結婚したということを知ってる人もいて、珍しそうにしている人もいました。しかし、周りに外国人などいない環境の人も多いらしく私に話しかけたくてもできないでいる人もいたようです。

 

そこで起こるのはだいたい次のパターンです。

 

  1. 同級生が旦那に私が韓国語ができるか聞く。
  2. 「できる」と聞けば、安心するのか突然私が質問攻めになる。

 

韓国の人はもちろん人にもよりますが、好奇心旺盛の人が多いような気がします。そして、聞きたいことや思ったことは、日本人よりもすぐに口に出すという感じです。

 

ちなみに、2.の「質問攻め」の質問内容はたいていいつも同じで、例えば、、、

 

「日本と比べて不便なことはないか。」

「日本のどこから来たか。」

「韓国生活は楽しいか。」

「韓国料理は口に合うか。」

 

などなどです。旦那の同窓会も2回目となると顔を覚えた人は親しげに話かけてくることになります。

 

同じ文化で育ってない人とのコミュニケーションは?

生まれ育った文化が違うと、相手はある意味「未知の世界の人」なので、興味を持った時にアプローチの仕方が国や文化によって違うと思います。

 

もちろん、どういう立場で(独身でバーで会う、唯一の日本人として海外の会社に就職し海外で働く、配偶者として旦那の知り合いの集まりに一緒に参加する)会うかにもよりますが、私やKungさんのように文化背景が日本で、配偶者として集まりに参加する場合は、「様子見」としておとなしくしていることも多いのだと思います。

 

事前にどこの国の人にどういう立場で会うかわかっていたら、どんな風にコミュニケーションするのかが調べておくのもいいかも知れません。

 

ちなみに、旦那の同窓生の集まりの場合は日本と韓国の両方の文化がわかる人(旦那)が、同級生と私の間に立って私を紹介したりしてくれれば、会話がスムーズに始まると思うのですが、久しぶりに同級生に会った旦那にはそんな余裕はなさそうです。

 

バイリンガル児には何を教えておけばいい?

では、ここでバイリンガル子育てをする親について考えてみます。初対面の人と会った時はどうコミュニケーションしたらいいかを教えたらいいと思いますが、それにはいくつかのポイントがあると思います。例えば・・・

 

  1. 言葉の使い分け(ため口? 〜です/ます? 敬語? あいづち)
  2. 態度(パーソナルスペース、アイコンタクトなど)
  3. 話の内容や切り出しかた(初対面の話題とは?)

 

バイリンガル児と言っても年齢はさまざまなので、子供の年齢によってはこれを全部教え込むのは難しく、反対にこれだけでは足りないこともあると思います。

 

例えば、初対面の話題として韓国では、お互いの年齢を確認し合います。それは、それがお互いに使う言葉(ため口か丁寧か)を決める決め手となるのですが、文化によってはしません。

 

バイリンガル児はただ言葉が2つできるだけではなく、文化も2つ理解し使い分けることができ、その2つの文化がわからない人がいたら、その「真ん中に立つ人」になることができればいいなと思います。

 

 

最後に・・・

今日は、Kungさんの話から違う文化背景で育った人との「コミュニケーション」、特に初対面の場合について私の経験もいれてお話ししました。

 

子供が「真ん中に立つ人」になるためには、やはりバイリンガル子育てをしている親が、まず違いに気づきそれについて理由なども自分なりに考えたり周りと話したりしてみて理解したうえで子供に話して実際に経験を通じて体得していってほしいと思います。

 

言うのは簡単ですが実践は簡単ではないと思うので、親が自分なりに理解することがスタートだと思います。

 

合わせて読みたい・・・

的を絞った方法で目指すバイリンガル子育て【実践!みんなのバイリンガル子育て③ Kungさんの場合】

パーソナルスペースについて → 「なんで違うの?!私の距離感と子供の距離感。

 

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