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バイリンガル育児

「母親が日本人だから」と小学生のわが子について私が心配してたコト

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

現在、我が家の上の子は小学校高学年です。韓国生まれ韓国育ちなので、生まれた時から心配してたことがあります。それは、

 

まめちゃん
将来、この子の国語(韓国語)は大丈夫かな?

 

ということです。生まれた時はどんな小学校に入れるかはっきり決めてなかったのですが、もし韓国の小学校にそのまま入るとしたら「韓国の国語」、つまり韓国語がちゃんと伸びるか心配でした。

 

なぜなら、私は韓国語がわかると言っても外国語として勉強したので国語として勉強したことがないため、学校の宿題などがちゃんと教えられるかな?と思ったからです。(実際に子どもの国語の宿題が手伝えなくて困った話は「合わせて読みたい」からどうぞ~)。

 

・子供の韓国の小学校の国語の宿題で私が「困った」と思った内容について ↓↓

 

今回は、こんな心配を抱えて育て始めた上の子の国語力(韓国語)について、小学校の先生との保護者面談で聞いた話なども交えてお話ししたいと思います。





「母親が日本人だから」と小学生のわが子について私が心配してたコト

小学校に入った後、1年生の時から1年に2回、担任の先生との保護者との面談があります。上の子の小学校は面談は希望者のみとなっていますが、私は子供の学校での様子が知りたいので毎回受けるようにしています。

 

面談は年に2回と言ってもだいたい3月と9月です。日本で新学期は4月に始まりますが、韓国では3月です。そのため、3月の保護者面談は担任の先生もまだ子どものことを把握していないことも多いので、担任の先生がどんな人なのか、そして子どもの家での様子を伝えるぐらいです。

 

9月の面談は担任の先生から子供についてたくさん聞くことができるので、学校での様子や友達関係、勉強などについて聞きます。そこで小学校低学年の時から担任の先生に必ず聞くのは、

 

まめちゃん
国語は大丈夫でしょうか。

 

ということです。母親が日本人で家では日本語だし学校の国語の宿題もたいして見られてないし、特に塾にも行かせてなかったのでクラスメートと比べて国語力が劣るのではないかと心配していたのです。

 

しかし、担任の先生は、

 

特に問題ないですよ。

 

と、言うのです。1年生の時は、

 

まめちゃん
まだ、1年生だし・・・。

 

と思ったのですが、2年生の保護者面談でも同じことを言われて、国語よりもむしろ算数をがんばった方がいいと言われました。そこで、

 

まめちゃん
母親が日本人で家では国語(韓国語)を教えないし、国語(韓国語)の宿題にもちゃんと付き合ってないのに、どうして国語に特に問題がないんだろう?

 

について考えてみました。

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小学生の我が子をどう育ててきたか振り返ってみる

では、保育園児の頃と小学生になってからに分けて少し振りかえってみることにします。

 

★.保育園児のことからしてきたこと

保育園のころからやってきたことと言えば、「絵本の読み聞かせ」ですが韓国語ではなく日本語でした。幼稚園の時は、幼稚園の中に小さい図書館があって1週間に1回、読書の宿題がありました。と言っても読むのは親で子どもはその感想を絵で書いてくるというものです。これは幼稚園の宿題なので韓国語でした。

 

 

★.小学校に入ってから子どもが自分でやり始めたこと

そして小学校にあがると小学校にもやはり図書館があって、うちの子はよく本を借りていました。なぜか本が好きなようで漫画、活字だけのもの、絵本のようなものなど、いろいろと自分で読んでいました。内容は、偉人の話、動物、物語、ミステリーものなどなどです。学校が韓国の小学校なので、本も全て韓国語でした。

 

一方、家では学校の図書館で借りてきた本を読んだり、日本で買ってきた日本語の本(これも漫画だったり活字だけだったりしました)をよく読んでいました。中には、イラストを学ぶものやファッションを学ぶものなどもあったように思います。

 

そのため、自分で本を日本語と韓国語でたくさん読むようになったことが、子どもの国語力を自然に上げたのかもしれないと思いました。



最近の我が子は?

興味の対象が少し変わってきたせいか、最近でも本を読むことは読むのですが低学年の時に比べたらあまり読まなくなってきたように思います。最近子どもが読んでいる本を見ていると、ちょっとホラー(?)な感じの本が多いです。

 

つい最近も本を3冊ほど買いましたが、すべてホラー(怖い話)で漫画ではなく活字のみのものでした。一度読み出すといっきに最後まで読んでしまうので集中して物語の世界に入ってしまっているようです。

 

おおまかな内容はタイトルを見たらわかるのですが、子どもが読み終えたら時々、

 

まめちゃん
どんな内容だったの?

 

と聞くようにしています。そして韓国語で読んだ内容を日本語で私に説明してもらったりすることもあります。最近はこのようなホラー系の本を読んでいるのですが、きっとまた興味の対象が変わればちがうジャンルの本を読むようになるんだろうなぁ、と思います。



まとめ

今回は、上の子が生まれた時から母親が日本人であることで小学生あたりになったら国語が他の子どもたちよりも遅れるのではないかと心配していたことや、上の子の担任の先生との保護者面談により国語は特に心配することはなく、むしろ算数をがんばった方がいいと言われた話などをしました。

 

子どもに読み聞かせをしてきたことや、子ども自身が小学生になった後は小学校の図書館の本をよく読んでいることなどから、国語力はきっとそうやって身についたのかもしれないとも思いました。

 

今は全体的に韓国語の本が断然多いのですが、日本語の本も同じぐらい読んでくれたら嬉しいな、と思います。




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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