名前を聞けば話せる言語がわかる?!

「国籍」と「言語」と「先入観」

以前、国籍と言語の関係についてこのブログで書いたことがあります。その時、日本で生まれ育った韓国人で韓国語が得意ではない人の話をしました。

 

 

しかし、韓国に住んでいて思うのはどうやら「名前」も「言語」に関係があるのではないかということです。

 

今日は、韓国に子供を育てている私の経験から感じたことについて「名前」と「言語」という面から書いてみたいと思います。

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子供と小児科

子供は、赤ちゃんのころはまだママからもらった免疫があるので風邪などを引きにくいです。しかし、生まれて8ヶ月ぐらい経つとだんだんママからもらった免疫がなくなってきて鼻水をたらしたり咳をしたりします。

 

保育園に預けだすといろんな菌にさらされるのか、結構簡単に風邪をひきます。そのため、子供を小児科に連れて行くことが増えました。

 

子供を持つまでは小児科なんて行ったこともなかったのですが、子供が体調を崩すと突然身近な存在となります。

 

そして日本でも韓国でも小児科に行って小児科の先生と話してると、隣の国とは言え考え方ややり方が違うなぁ、と思ったりもします。

 

 

日本や韓国で小児科に行く時は・・・

ちなみに、日韓夫婦の子供は韓国では「韓国人」と考えられていて名前もたいていの場合韓国名があります。そのためフルネームを聞いても親が日本人だということはわかりません。ただし、全てではなく知り合いの日韓夫婦の中には韓国名は苗字だけで、下の名前は日本名にしている人やフルネームで日本名にしている人もいます。

 

そして、日本に帰れば日本人の親の苗字を使った日本名を名乗ります。そのため、日本に一時帰国中に病院に行った時も日本名で受付をします。

 

 

 

日韓夫婦の名前って?!

ところで日韓夫婦の場合、結婚しても夫婦別姓になることが多いです。それは韓国という国では韓国人同士の結婚では夫婦別姓が一般的だからだと思います。

 

私の場合も同じで韓国人と結婚しましたが、夫婦別姓にしてるため私の名前は結構前も結構後も苗字も下の名前も変わりません。

 

そのため、「名前」と「言語」について考えらせられることが何度かありました。

 

 

子供の名前で病院行くと・・・

韓国で子供を小児科に連れて行くと子供の症状を韓国語で説明して、お医者さんのコメントを韓国語で聞いて、会計をして処方箋をもらい薬局にいきます。薬局で処方箋を渡して薬をもらい説明を聞いて薬を持って帰る、という一連の流れがあります。

 

これは日本も韓国も同じだと思いますが、子供を連れて行く病院が大人も見るところであったり、小児科と内科が別々でも同じ薬局に処方箋を持っていくと違いを感じることがあります。

 

子供を韓国の小児科に連れて行くと韓国名で診察を受けるので、普通に韓国人と同じように診察をうけ薬局で薬をもらいます。薬局にいる薬剤師の方も他の韓国人に対してするのと同じように韓国語で説明して薬を渡します。

 

 

自分の名前で病院行くと・・・

しかし、私が体調を崩して自分の名前で病院に行くとちょっと状況が変わることがあります。さっきの話のようにうちは夫婦別姓なので、私の名前は日本人の名前です。病院に行って、いつも子供の薬をもらう薬局に行くとたいてい聞かれることがあります。

 

「韓国語はわかりますか?」

 

時にはゆっくりと韓国語で聞かれ、英語で「Do you speak Korean?」と聞かれたこともあります。

 

「えっ! いつも子供の薬の時は普通に韓国語で私に説明してるのに〜。」

 

と思うのですが、薬局の人もお客さんが多いのでいちいち顔まで覚えてられないのかもしれません。

 

私が自分の名前で病院に行くと、日本人の名前なので韓国語がわかるかどうか判断ができず、それで「韓国語はわかりますか。」のような質問になるようです。

 

いつも子供と小児科に行ったときは、子供の名前が韓国名なのと私はアジア人なので韓国人に見えるのか、韓国語で普通に話しかけ、私が自分の名前で病院に行くと日本人の名前なので韓国人だとは思わず、このような質問につながるのだと思います。

 

 

 

表面的なこと内面的なこと

このように考えると、、、、

 

「名前が韓国人の名前だ」→「韓国語がわかるにちがいない。」

「名前が韓国人の名前ではない」→「韓国語、わかるかな?」

 

 

このような単純な流れになっているのかもしれません。

 

 

そういえば、大阪で生まれ育った在日韓国人の知り合いも似たような話をしていました。その人は名前は韓国人なのですが、日本語を話すとバリバリの大阪弁です。その人が病院に健康診断に行った時、名前を呼ばれたので受付に行くと、

 

「に、ほ、ん、ご、 わ、か、り、ま、す、か~?」

 

一語一句とてもゆっくり話されて、

 

「あ、わかりますよ。大阪で生まれ育ってるし。」

 

と、さらっと返したという話を以前聞いたことがあります。これもやはり名前だけをみて「日本語、わかるかな?」と思った例ではないかと思います。

 

これらは日本と韓国の例しかありませんが、もっといろいろな民族が暮らす国だとそんなことは日常的には聞かないかもしれません。名前とは、表面的なものですがその人と話したいと思った時は、「何語がわかるかな?」というのをさぐる手がかりにもなるのだと思います。

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バイリンガル子育てをしていて思うこと

韓国で生まれ育つうちの子たちは、今のところまだ国籍が日本と韓国の2つです。そのため、韓国にいたら韓国名で韓国人、日本に帰ったら日本名で日本人として扱われています。

 

今後、成長してどちらかの国籍を1つ選ばないといけなくなった時、おそらく選んだ方の国籍の名前を使って残りの人生を生きていくのだと思います。そして韓国国籍を選んだら韓国人となります。昔は日本人として扱われた時があったとしても、

 

「日本語が上手な韓国人」

 

として生きていくことになります。そして、日本国籍を選んだ場合はその逆です。

 

 

 

最後に・・・

今日は、「名前」と「言語」ということをテーマに、私が韓国で経験したことや在日韓国人の知り合いの話から、

 

 

「名前は、その人がどんな言語を話すかを知る手がかりになる。」

 

という話をしました。しかし、かといって

 

「日本人の名前=日本語がネイティブ」

「韓国人の名前=韓国語がネイティブ」

 

とは限りません。きっと他民族多言語国家ではないからいちいち聞いてしまうことなのかもしれないとも思います。

 

 

合わせて読みたい・・・

・「国籍」と「言語」について以前書いた内容→「「国籍」と「言語」と「先入観」

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