擬態語と擬声語、海外に住むバイリンガル児に覚えてもらうにはこの2つの方法!

 

こんにちは~。現在、韓国で子供たちを日韓バイリンガルにすべくがんばっている二児の母、まめちゃん(@mame_chang)です~。 外国語の勉強を本でするとなかなかピンとこず、身につきにくいものがいくつかあると思います。そのひとつが、擬態語や擬声語ではないかと思います。今日はバイリンガル児と擬態語、擬声語についてです。

 

 

擬態語、擬声語って何?

日本人が日常生活で使っている日本語の言葉の中に、「にこにこ」「ドンドン」「ワンワン」などの言葉があります。これらは、擬態語、擬声語と呼ばれていて、日本で生まれ育った人なら擬態語、擬声語などという言葉は知らなくても、毎日の会話の中で自然に口から出てくる言葉だと思います(擬声語は擬音語とも言うこともありますが、今日は「擬声語」という言葉だけを使うことにします)。

 

さて、もうちょっと具体的に例をあげると擬態語、擬声語とは次のようなものです。

 

・擬態語 → 物事の状態や様子などを感覚的に音声化して表現する語。「にやにや」「うろうろ」「じわじわ」「ぴかり」「ころり」「てきぱき」など。

・擬声語 → 事物の音や人の声などを表す語。「ざわざわ」「がやがや」「わんわん」「しくしく」の類。

 

いずれも「大辞林 第三版」より

 

 

ところが外国語を勉強したことがある人なら、これらの擬態語や擬声語は授業や本などで習ったことがあっても、例えば「本 = book」のような比較的単純なものではなく意味を覚えて、その言葉がしっくりくる場面で使いこなすようになるには、時間ががかかったり、ニュアンスがイマイチつかめなかったりするのではないかと思います。

 

今回は、このような擬態語や擬声語について、私の経験も振り返りつつ海外に住むバイリンガル児にはどのように教えたら自然で場面にぴったりの擬態語や擬声語が使えるようになるのかを考えてみたいと思います。

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私は擬態語、擬音語、擬声語をどうやって覚えた?

ではまず、私の経験を振り返ってみたいと思います。外国語として勉強して、そこそこ使えるようになったのは英語と韓国語なので、この2つの言語について振り返ってみます。

 

1.英語を勉強した時

英語は、中学生の時に中学校で勉強を始めましたが、学校の授業と塾での受験勉強ぐらいだったので、その中で多少の擬態語や擬声語を学んだような気がします。しかし、そのおかげで実際に英語を使うときに自然に使いこなせたかというと、かなり疑問です。

 

私の場合、英語の擬態語や擬声語は映画に出て来た時や、英語がネイティブの友達と話していた時にわからない言葉がでてきて調べて覚えたという程度です。

 

2.韓国語を勉強した時

日本に住んでいた時に、すでに社会人だった私は韓国語教室のようなところに通いながら1年ぐらい韓国語を勉強していました。今、思うとその時勉強していた韓国語はいわゆる教科書的な韓国語だったように思います。

 

その後、韓国に住むようになってから韓国では3ヶ月だけ学校に通って韓国語を勉強し、あとは生活しながら身につけました。韓国語の擬態語や擬声語も、韓国に住むようになってから周りが使う言葉を聞いてわからない時に誰かに質問したり辞書を引いたりして覚えました。

 

3.日本語は?

日本語は、自分がどうやって擬態語や擬声語を覚えたのか正直に言うと覚えていません。物心がついた時から使っているという感じです。

 

 

なぜ日本語の擬態語、擬声語を覚えたことが記憶にないの?!

では、なぜ私は日本語の擬態語や擬声語を覚えた記憶がはっきりとないのでしょうか。ここで、次の例文を見てみたいと思います。

 

 

  1. ゴンして痛いね。
  2. 頭をぶつけて痛いです。
  3. ご飯はちゃんとモグモグして食べてね。
  4. ご飯はよく噛んで食べてください。

 

 

 

なぜ記憶にないのか・・・? この例を見てみると、1.と3.は誰に使う言葉でしょうか。大人ではなく、保育園児や幼稚園児に使う言葉ではないかと思います。ある程度大きくなると、2.や4.を使うものだと思います。

 

つまり、日本語の擬態語、擬声語には幼いころ周りの大人に言われて覚えるのものがあると思います。そのため、次の5.のように同じ文の中に敬語を混ぜると、とてもバランスの悪い文になってしまうのだと思います。

 

5ご飯はモグモグしてお召し上がりください

 

 

また、これだけではなく、もちろん大人が使っても不自然ではないものもたくさんあります。それが例えば・・・

 

 

6.台風で風が強く、窓がガタガタと音をたてている。

7.高温で焼いた方が、このパンはふっくらと焼きあがりますよ。

 

 

このような言葉も、やはり日本で生まれ育った私は周りが言っているのを聞いたり、TVで見たり、または小学校の国語の時間に習ったのだと思います。そして、いつしか自分も使うようになって、大人になった今では場面にぴったり合った言葉を選んで使えるようになっているのだと思います。

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海外に住むバイリンガル児にはどうなってほしい?

では、海外に住むバイリンガル児の場合はどうなのでしょうか。家や補習校、日本人の集まりなどで日本語に触れる機会があれば、このような擬態語や擬声語を自然に耳にする機会があると思います。しかし、多分周りにいる日本人がいつも同じ人であったり、日本語を聞く機会が限られている場合はおのずとバイリンガル児が聞く擬態語、擬声語の量も限られているのではないかと思います。

 

私の英語と韓国語の学習経験から考えると、基本的な文法や単語を覚えた後、英語や韓国語がネイティブの人たちと知り合いになり、その人たちが使うのを聞いて英語や韓国語の擬態語や擬声語を覚えて使うようになりました。

 

それも悪くはないのですが、海外に住んでいても親が日本語のネイティブであるのなら、外国語的にではなく国語的に覚えて欲しいものだと思います。なぜなら、擬態語、擬声語を自然に使って話した方が、微妙なニュアンスなども伝わり表現が豊かになると思うからです。

 

 

どんな方法がある?

海外に住むバイリンガル児が、日本語の擬態語や擬声語を外国語的ではなく国語的に身につけようとすると、どんな方法があるでしょうか。これはシンプルに2つだと思います。

 

  1. 日本語がネイティブの親との会話
  2. 絵本の読み聞かせ

 

 

つまり、日本語がネイティブの親と日本語で話す中で、擬態語や擬声語が出てくるとすれば、それは場面にぴったりと合った自然な使い方であるはずなので、子供はそれを通して知らず知らずの間に覚えていくと思います。例えば・・・

 

  • ここをチョキチョキ切ってね。
  • ドアは、バタンと閉めないでそっと閉めてね。

 

ハサミで切る時は「チョキチョキ」。きっとこれは工作の時にでてくると思います。そして、「バタン」はドアを大きな音をたてて閉めてしまった時に、親に言われることではないかと思います。そして、子供たちは

 

「ハサミで切る時はチョキチョキという言葉を使う。」

「ドアを大きな音をたてて閉める時はバタンという言葉を使う。」

 

というふうに、自然と覚えていくのではないでしょうか。そして、それを繰り返していくうちに「バタンと閉める」と「パタンと閉める」の違いも理解できるようになり、「バタンと閉めたら親に怒られるけど、パタンなら大丈夫」という風に学んでいくのだと思います。

 

 

次に、2.の絵本の読み聞かせは、子供が日本語の擬態語や擬声語を覚えるのにいい方法だと思います。なぜなら、絵本にその言葉が使われる場面が絵で描かれているからです。

 

子供は同じ絵本を何度も読んで欲しいと言うものだと思います。絵本の読み聞かせの間、子供は耳で親の言葉を聞きながら絵をみて、擬態語や擬声語が使われる自然な場面を目にしているのだと思います。

 

 

絵本の読み聞かせは子供のためになるということは、よく知られていることだと思います。そして、このように考えてみると海外に住んでいて日本語を聞く機会が限られている場合は、擬態語、擬声語を覚えるという面で見てもとても役に立つ方法ではないかと思います。

 

 

最後に・・・

今日は擬態語と擬声語に焦点をあてて、私の経験も交えながら海外に住むバイリンガル児が日本語の擬態語と擬声語を自然に覚える方法について考えてみました。親が実際に使っているのを聞いたり絵本で覚えた言葉は覚えるだけではなく、子供がかならず自分でも使ってみるという経験をしたほうがいいと思います。

 

最初は間違えることもありますが、根気よく直しながら自然に使えるようになって欲しいと思います。 日々、努力、そして根気・・・ですね!

 

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