「小学校って行かないといけないの?!」小学生の質問への答えはきっとコレ?!

 

こんにちは。韓国で子供たちを日韓バイリンガルに育てている、まめちゃん(@mame_chang)です。これを読んでいる方は、どんな小学生時代を過ごしたでしょうか。毎日元気に遊んでいましたか。または毎日塾通いをして勉強をがんばっていたでしょうか。

 

私が小学生だったころは、勉強なんて大嫌いで毎日小学校の運動場で遊んだり自転車に乗ったり公園で友達と遊んだりしていました。かなりのお転婆な小学生女子だったので、転んでひざやひじをすりむいたり血を出したりするのは日常茶飯事でした。

 

怪我ばかりしていましたが、それでも毎日元気に過ごしていた思い出ばかりです。当時はスマホもインターネットも身近どころか存在すらしてなかったので、そんなお転婆な生活が楽しかったのかもしれません。

 

時代は変わり自分が子育てをするようになると、自分が子供だったころとは全然違うことに気が付きました。もちろん、今も公園で元気いっぱい遊ぶ子供たちもいますが、スマホやタブレットなどが手放せないという子供も多いように思います。特にここ韓国では他の国で子育てをしている方々に聞くと、小学校低学年から子供にスマホを買い与える話もよく聞きます。

 

スマホの話はさておき、今日はうちの上の子(小学校高学年)の素朴な疑問、

 

「なんで小学校って行かないといけないの?」

 

に私なりに答えてみた話についてこのブログに書いてみたいと思います。



小学校のあるある?!

小学生のころは、勉強嫌いで遊ぶことばっかり考えていた私。今思えば能天気だったかもしれません。習い事もいろいろとやっては見ましたが、芽が出たのはたった1つ(詳しくは「子供をバイリンガルに!」子供の習い事ってどこまで子供のためになるの?」をご覧ください)でした。

 

そして、最近の小学生にあるあるなのかよくわかりませんが、小学校高学年のうちの子は小学生なりにいろんなことを考えているようで、たまに聞き逃せない疑問をポロっと言います。今回、子供に聞かれたのは、ある夜のことでした。

 

「さぁ、今日も疲れたし寝よう!」

 

という私に、子供が言ったのは、

 

ぇ、ママ。どうして小学校って行かないといけないの?」

 

でした。こんな質問、いくら眠いとは言え、

 

「眠いから、また明日ね~。」

 

と先送りにすることはできません。なぜなら、子供が「知りたい!」と思っている時に親がわかる範囲で思うことを答えてあげた方がいいと思うからです。

  • www.mamelingual.com
    「子供をバイリンガルに!」の始め方。

バイリンガル児とは言うけれど・・・

ところで話はちょっとそれますが、小学校高学年のうちの子。体も大きくなって身長もだいぶ私に近づいてきました。そして、私のお腹の中にいた頃からずっと日本語で話しかけているのと韓国語で話しかけてきても、「ママには日本語で」をかなり徹底しているので、会話については日本語で大丈夫です(但し、まだ知らない言葉もあるので、それは教えたり簡単な言葉に言い換えたりしないといけないこともあります)。

 

しかし、日本語が母語のママと日本語で会話をしていても伸びない能力は読み書きです。うちの子は、会話に比べると読み書きの能力が低い方です。いろいろと手を変え品を変え努力はしているのですが、本人があまりやる気もないので無理強いはせずです。特に漢字は小学校低学年で止まっています。しかし、日本の漫画には興味があるので日本に一時帰国した時などは、漫画を大量にレンタルして読み続け、漢字も自然と読み方を覚えたりしています。



子供の質問にどう答えた?!

そんな日本語力のうちの子ですが、私が話す日本語はちゃんと聞き取ってくれますしわからない言葉は質問してくれます。なので、今回の

 

「ねぇ、ママ。どうして小学校って行かないといけないの?」

 

にも、すべて日本語だけで子供の質問に答えました。

 

私が答えたのは、だいたい以下のような内容です。

 

「買い物に行って、100円のジュースを買うとするじゃん? 1000円渡したらおつりはいくら?」

 

それって小学校とどんな関係が? という顔で子供は「900円」と答えました。

 

「なんで900円ってわかるの?」

 

というと、

 

「だって計算したらそうなるじゃん。」

 

と言うので

 

「算数の時間に習ったよね?」

 

と言ったらうなずいていました。そして、

 

「柱の長さが違ってガタガタの家しか作れなかったらどうする?長さってどうしてちゃんと計れるんだろうね?」

 

と言うとそれも算数の時間で習ったからとのこと。

 

「じゃぁ、どうして自分の名前を韓国語で書いたら韓国人はその名前がちゃんと読めるの?」

 

と聞くと、

 

「学校で習ったから。」

 

と言うので

 

「学校で国語(ここでは韓国語のこと)の時間に習ったよね。」

 

そして、「じゃ他にも、家にはガスが通ってるけど、あれってどうして管の中で爆発したり漏れてきたりしないのかな?」

 

というと、少々答えに詰まったので

 

「理科の時間に実験とかしたことない?ガスじゃなくてもいいんだけど・・・」

 

と聞くと、「ある」と言いました。そして例を出すのはこのぐらいにして、

 

「小学校の勉強だけで家が建てられるようになったり、どんな素材の管を使えばガスが漏れないかとかはわからないかも知れないよね。でも、少なくとも国語や算数、理科、社会、家庭科、図工とか色んなことを一通り勉強していれば自分が、おもしろい!と思ったり、楽しい!と思ったりすることが見つかることもあるんじゃないかな。例えばママは国語が好きだったよ。本もたくさん読んだし。中学校に入ってからは国語と英語がおもしろくて、それで語学の道に進んでそういうお仕事をしてご飯食べてるんだよ。そんな風に将来に繋がって、もっともっと勉強する人が結果的に例えば家をちゃんと建てられたりガスが漏れない管を作ったりとかできるようになると思うよ。」

 

と言いました。もちろん、家を建てることやガスが漏れない管というのはただので、言いたかったのは、

 

「小学校とは色んなことを浅く広く一通り勉強するところ。そこから興味が持てるものを見つけられるかもしれない、そしてそれは自分の将来に繋がってる可能性がある。」

 

ということです。



親の答えによって子供って変わるかも?!

このように、質問された瞬間にふと思ったことを例を出しながら子供の質問に答えましたが、もし私が次のように答えてたらどうなってたでしょうか。

 

「義務教育だからね。普通は行くもんだよ。」

「まっとうな大人になるためじゃない?」

 

これらの答えは、もちろん全く外れているとは言えないかもしれません。しかし、子供の立場からすれば、なんともつかみどころのない抽象的な回答ではないかと思います。(「普通」とか「まっとうな大人」って具体的に何なのでしょうね・・・?)

 

小学校高学年となると、体もだんだんと大きくなってきて年齢も少しずつ大人に近づいていきいます。しかし、それとは対照的に心はまだ子供だし成長している途中だと思うので、抽象的な言葉よりも具体的で身近な例を出した方が子供もわかりやすいと思います。

 

もちろん、今回の私の答えが一般的に正しいとされているかはわかりません。そして、答えはかならずしも1つではないとも思います。しかし、親の答え方によって子供の疑問やモヤモヤは解消されたり軽減されたりするものではないかと思います。

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それに対する子供の反応

私の答えが正しいかはさておき、子供は幸い納得してくれたようでした。そして、ちょっと考えてからこのように言いました。

 

「おもしろいとか楽しいことね・・・。もう見つけたよ!」

 

子供は、図画工作の時間や音楽の時間が楽しいそうで、それがどうして楽しいかなどについて私に語ってくれました。図画工作や音楽って副教科ばかりですね・・・。私が国語から発展して語学が好きなのに対して、子供は絵を描いたり音楽を聴いたりするのが楽しいらしく全くその辺は私とは違います。

 

自分の好きなことについて話している子供の顔を見ていると、

 

「どうして小学校って行かないとダメなの?」

 

という最初の疑問に、子供なりに納得する答えがママからもらえたようで最初に見せていた浮かない顔は、もうどこかに行ってしまっていました。

 

 

バイリンガル子育てをしている親として思ったこと

バイリンガル子育てを私が始めたそもそもの理由は、「どうして子供に日本語を覚えて欲しいのかな?」をお読みいただくことにして、「そろそろ思春期&反抗期!のバイリンガル児と日本語で話すための2つの方法」で振り返っているように、思春期に差しかかっている子供と私との関係や会話から考えると最初の目標は達成できているように思います。

 

私は韓国語がわかると言ってもネイティブではないので深い話をしたり微妙なニュアンスになるとネイティブにはやはりかないません。もちろん、私がその辺の細かいところまで勉強して韓国語を完璧に身につければいいだけの話ですが、私はそれよりも子供を日韓バイリンガルにすることが将来的に子供たちが進む道の選択肢を増やし、視野や世界を広げることになるだろうと思い、自分の韓国語を磨くよりも子供を韓国語生まれ韓国育ちでも日本語のネイティブにしようという道を選ぶことにしました。

 

現在小学校高学年ということは、バイリンガル育児を始めて10年以上が経っていることになります。このような話を日本語だけで子供とすることができるのは、日本語がネイティブの親としては、とても嬉しいことですし、このような話をしながらも出てくる言葉で知らない言葉を教えたりしたらそこでまた子供の語彙は増えるのです。

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今後はどうする?!

今回はこのような質問でしたが子供から来る質問というのは、親からすると突然のことで答えを準備していないこともあるかもしれません。今後、中学生や高校生となるにつれて同じように聞き流せないような質問をしてくることがあるかもしれません。

 

親としては忙しくても子供の話には耳を傾け、子供がどんなことに興味を持っていてどんなことには興味がないかなどを日ごろからのコミュニケーションを通じて知っておくといいかもしれないと思います。なぜなら、話を聞かないとわからないこともきっとあると思うからです。

 

最後に・・・

今回は小学生の上の子から聞かれた素朴な疑問に、私なりに答えたことについて書いてみました。次はどんなことを私に質問してくるのか・・・ 勉強についてか進学についてか朝ごはんについては、はたまた恋愛についてか?! 楽しみでです。

 

それまで子供の成長を見守りつつ、私自身も親として成長できていますように・・・。




2 件のコメント

  1. こんにちは。バイリンガルにあこがれていたのですが、読み書きの能力など、やはり言語が2つあることで、分散してしまうこともあるのですね。勉強になりました!

    • メグさんこんにちは。コメントありがとうございます。実は日本で生まれ育っても読み書きは小学校入ってから本格的にやりますよね。親や周りと喋りながら伸ばせるのは聞いたり話したりする能力です。海外にいると親や周りと日本語で話して会話力は伸びても読み書きは別にやらないと伸びません。特に現地校に行って現地の言語で学校で勉強してたらその言語の読み書きは伸びても日本語が伸びることには繋がらないのです。なので、言語が2つあると伸ばせる能力という意味では分散してしまうこともありますね。

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