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バイリンガル育児

バイリンガルとアイデンティティ

投稿日:2017年1月31日 更新日:

 

こんにちは。韓国で2人の子供たちを日韓バイリンガルにしようとしているまめちゃん(@mame_chang)です。 このブログでは、海外に住んでいても子供に日本語を覚えて欲しいという思いから、子供にどうやって日本語を教えているか、その経験や自分で調べたことなどを書いています。 今は子供がまだ小学生と保育園児なので言葉を文化と共に教えたり、一時帰国の時に子供を日本の小学校や保育園に行かせるという体験もさせています。

 

ふと、「これから子供が大きくなったらどんな人になるんだろう」という思いが頭をよぎりました。これから、中学生、高校生、そして大学生、社会人となるにつれて進学や就職などでいろいろな人生の節目を迎えると思います。

 

まだ子供たちが小学生と保育園児なのに考えるのは早いかな?!とも思ったのですが、いずれは直面することだとも思います。そのような中でバイリンガルの人が直面することは、たぶんアイデンティティの問題ではないかと思います。

 

今日は、「言語」と少し話がずれてしまうかもしれませんが、バイリンガルとアイデンティティについて少し書いてみます。

バイリンガルとアイデンティティ

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まずは、カタカナの言葉の「アイデンティティ」。 わかりそうでわからない言葉だと思う人もいるかもしれません。 そこで、「アイデンティティとは?」からお話します。 辞書などを見ると以下のように書いてあります。

 

 自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。自己同一性。「アイデンティティーの喪失」
 本人にまちがいないこと。また、身分証明。

コトバンク「アイデンティティ」より

 

「自己同一性」と言われても・・・「???」となる人もいますね。 簡単にいうと、アイデンティティとは、「私ってどこの誰?」「どんな特徴をもった人?」などを自分でわかっているかということです。

 

例えば、私自身の話をすると生まれも育ちも関西で、大学に入ってしばらくしてから外国(韓国ではありません)に行ってその時に初めて関西人ではない日本人数人と団体生活をしたことがあります。 その時に、関西でのいつもの調子でしゃべってるとなぜか会話のキャッチボールがうまくいかないことを感じました。

 

その時に思ったのは、「外国のことが知りたくて海外に来たのに、見えてきたのは自分の国や自分自身」ということでした。そこで、「私は関西人なんだなぁ・・・」とはっきりと自覚したのを覚えています。それは、使う言葉だけではなく言動を全部ひっくるめて、です。

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バイリンガルとバイカルチャ―

ここで、話をバイリンガル子育てに戻します。 私がモノリンガル(1つの言語)、モノカルチャー(1つの文化)だけで育ったのに対して、バイリンガルの子供達は2つの言語(バイリンガル)、2つの文化(バイカルチャ―)で育っています。 そのような子供達が、将来アイデンティティの問題に直面した時に、またはそうなることを予想して親には何ができるのだろう?と考えてみました。 そして、「こんなことができるんじゃないかな?」と思ったことがあります。それは、次の3つです。

 

  1. 2つの言語や文化にできるだけ分け隔てなく触れさせる
  2. 親は一方の言語や文化に偏った評価をしない
  3. 二重国籍などの国籍の選択は時間をかけてゆっくり話し合う

 

1.は、地理的に難しい場合もありますが、2つの言語や文化にできるだけ偏りなく触れさせることで両方の言語が理解でき、文化も2つとも吸収できるからです。

 

そして、2.は例えば親が「この国(←日本ではない)は、本当に変だよね~」や「日本の方がいいよね~。」や、「どうして、この国の人って日本人みたいに●●できないんだろうねぇ」などといった評価、特に否定的な評価は子供が小さければ小さいほど、素直に信じてしまうような気がするので避けたいところです。 日本に限らず1つの国でモノリンガル、モノカルチャーの環境で生まれ育つと、自分が生まれ育った文化が外国に出た時の判断の基準になることがあるので、気を付けたいなと思います。

 

最後に、3.ですが二重国籍の場合は何歳までに国籍選択をしなければならない、というのがある場合があります。 日本人の親としては、日本国籍を選んでほしいと心の中で思っていてもやはり子供の人生は子供のもの。 客観的に見て子供に一番いい方を選べるといいですね。

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バイリンガルの子供のアイデンティティを考える材料

バイリンガルの子供のアイデンティティを考える際、親がたとえモノリンガル、モノカルチャーで育っていても子供が育つ環境が親とは違う環境であっても、それを公平な目で見る力が必要となってくるのではないかと思います。 そのためには、まず親が両方の言語や文化を自分の生まれ育った文化だけをものさしにして見ることがないように努力することが大切だと思います。

 

そのようにすれば、子供に先入観などを与えることなくバイリンガル、バイカルチャーへと育ってくれるのではないかと思います。 ・・・って言うのは簡単なのですが、実践するのは難しいものです。 しかし、このような心がけがあるのとないのとでは、かなり違うのではないかとも思います。




まとめ

今日はバイリンガルとそのアイデンティティについて考えていたことを独り言のように書いてみました。 アイデンティティが「自己同一性」で、「自分はどこの誰?」「どんな特徴を持った人?」ということだと考えると、モノリンガルと違いバイリンガルは、言語にしても文化にしても、その背景にあるものが多様だと言えるのではないかと思います。

 

そして、海外で育つ子供達が「私って●●なんだんぁ」と思えるようになるためには、2つの言語や文化の狭間で育つ子供たちに2つの言語や文化を公平な目で見られるように、親も気をつけていけたらいいなぁと思います。 ・・・ってもう一度い言いますが、言葉で言うのはたやすいことですが、実行するのは大変ですね・・・。

 

ゆっくりでいいので、がんばらなきゃです・・・。

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  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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