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一時帰国

日本の健康保険がない一時帰国はこうやってカバーしよう!

 

こんにちは! バイリンガル子育て実践中の二児のママブロガー、まめちゃん(@mame_chang)です!

海外在住で日本に一時帰国するとなるとWifiや携帯にsim、住民票、買い物に免税など、考えることがいっぱいですね。しかし海外に長くいれば万が一の健康保険をどうするかという大きな問題が出てきます。

 

今日は、日本に一時帰国する時に日本の健康保険がなくて困っていた私が、どんな方法でカバーしたかをお話します。(区役所等に行って転入届/住民票を一時的に入れる方法ではありません。)




日本の健康保険がない一時帰国はこうやってカバーしよう!

一時帰国が近づくと一時帰国関係の話がついつい多くなってしまうこのブログですが、一時帰国するにあたって日本での限られた期間に何をしようかといつもいろいろ考えます。

 

それは子供と一緒にすることだったり、子供にさせたい体験だったり、子供にさせたい勉強だったりとたくさんあります。他にも事務的な手続きや親戚に会ったりとなかなか忙しいです。

 

一時帰国中は夏やキャンプや水泳、冬の場合は韓国と日本の暖房システムの違いから風邪を引くこともあるので病気やケガがいつも心配です。今日はそんな心配を「万が一何かあっても安心」に変えるべく、今回の一時帰国を機に加入してみた韓国の海外旅行保険についてお話ししたいと思います。

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今まではどうしてたの?!

韓国生まれ韓国育ちのうちの子たちですが、日本と韓国を行ったり来たりすることも多かったので最初は特に何も考えず日本の住民票は抜かずにそのまま入れていました。そして日本の健康保険にも加入していました。その方が日本に帰った時に病気やケガをしても安心だったからです。

 

しかし、上の子が小学校に入る歳になった時にそれは変わりました。なんと、日本で住民票が入っていたため日本の小学校に名前が登録され、入学前の健康診断の案内が郵便で送られてきたにも関わらずいってなかったので担任の先生が家庭訪問に来たのです。

 

周りの話を聞いているとそのまま住民票をいれておくことも可能な場合もあるようですが、うちの場合はその後小学校の校長先生と話して抜くことになりました。

 

住民票がなくなると日本の健康保険もなくなるのでどうしようかと思ったのですが、韓国の保険で一時帰国の時に入れそうなものを探してみました。ベトナムやシンガポールなど日本以外の国を旅行した時に加入したことがある韓国の保険がありますが、よ〜~く約款を見ると国籍持っている国に行く時は保険に加入できても何かあった時に保険は適用はされないことがわかりました。

 

そのため、その保険にも入れず一時帰国中に風邪を引いた時は病院には行かないで、これまで薬局の薬で治すという方法で解決してきました。幸いなことに、今まで保険ナシで一時帰国しても大きな病気やケガもなく過ごせましたが、「万が一・・・」という不安は常にありました。




一時帰国中をカバーしてくれる海外旅行保険がある!

そんな感じで数年間が過ぎましたが、ふとしたことがきっかけで知り合いになった方がいます。その方は、韓国在住の日本人で保険代理店に勤めています。

 

最初は何も考えていなかったのですが、一時帰国を考えた時にやはり万が一の病気やケガのことが頭をよぎりました。気になっているし不安はあるものの、あの細かい字がいっぱいの韓国語の約款の中から「国籍を持っている国でも加入できます。」という文面を探しだすのは、ただでさえ「保険」という言葉を聞いただけでアレルギー反応がでる私にはできればやりたくないことでした。

 

そして「日本語で問い合わせができる!」という気軽さから、国籍を持っている国への一時帰国の病気やケガをカバーする保険がないものかダメ元で聞いてみました。

 

すると・・・「ある」というのです! これはここ数年の不安解消になるかもしれないと思い、早速見積もりをお願いし、申込みもしました。今回のだいたいの申し込み内容は以下の通りです。

 

一時帰国の期間:4週間弱

カバーするもの:日本にいる間の病気やケガ、万が一病気などで動けなくなった時に韓国に搬送する費用など。

保険料:5000ウォン(約500円)

 

病気やケガは200万ウォン(約20万円)までカバーされます。ただの風邪ぐらいならら200万ウォンもいりませんが、思わぬ病気やケガのために備えるのが保険で今回は200万ウォンで十分だと思いました。それになんといっても保険料の安さも魅力です。「約500円で4週間の万が一の安心が買えるなら安い」と思います。

 

そして、海外旅行保険というと現地でとりあえず自分で費用を払って後で保険会社に請求するタイプと、その保険が使える病院を探していく方法とあると思うのですが、今回は前者の「とりあえず自分で費用を払って後で保険会社に請求する」というやり方の方になりました。

 

保険を申し込むまでのやりとりは日本語でスムーズに進みましたし、手続きもわかりやすかったです。ちなみに同じ韓国に住んでいると行っても住んでいる都市がかなり離れていましたがメールやSNSなどで連絡を取り、一度も直接会わなくても無事に保険に入ることができました。

 

また、今まで韓国の生命保険や海外旅行保険などを調べた時には、ただの問い合わせなのにもう入る気満々くらいの気持ちでお願いもしていない契約書(そしてボールペンまで!)を持ってこられたことがあり、ビックリしたこともありましたがそのようなこともなく気分よく手続きが進められました。




どんな人がこの保険に入れるの?

「海外在住のみなさん! 日本に一時帰国の時はぜひ!」とオススメしたいこの保険ですが、海外在住者が全員は入れるというわけではなく、以下の条件が必要のようです。

 

ポイント

海外と言っても・・・?:韓国在住者

韓国在住者といっても?:外国人登録番号や住民登録番号がある人

年齢制限あるの・・・?:0歳は加入できず、満1歳以上から加入可能

 

とのことです。 うちの上の子の場合は一時帰国の期間や年齢、過去の病歴などをお伝えした結果、この金額となりましたが、もしかしたら年齢や過去の病歴などによって保険料が変わるかもしれません。韓国在住者で日本に健康保険がない! でも一時帰国の時に何か安心できるものがあれば・・・という方にはオススメです。




 

で、保険代理店勤務の方って誰・・・?

最後になってしまいましたが、今回お世話になった方のお名前やブログなどをご紹介したいと思います。(紹介については、ご本人のOKをいただきました!)

 

ご紹介

名前:中嶋晴美さん

お仕事:韓国保険コンサルタント

ブログhttp://koreadehoken.blog.jp/
中嶋さんの連絡先などは、ブログのトップページの左上の方にあります。保険だけでなく財テクや日常の話も載っていて読んでいて勉強になるブログです。

(なお、スマホから読む場合は一番下の「PCモード」をタップしてから見ると中嶋さんの連絡先がたくさん表示されます。)

 

まとめ

今日は一時帰国の万が一を保障してくれる保険について、韓国の保険ですが日本語で相談でき安心して申込めた話をしました。保険って、何もなければそれでいいのですが本当に万が一の時は大助かりのものだと思います(過去の旅行でも何度か経験しました・・・汗)。

 

今回の一時帰国は、4週間分の「万が一」に備えることができたのでそういう意味では安心です。あとは、病気やケガもなく無事に4週間が終わりますように~!

 

合わせて読みたい・・・

・旅行先(ベトナム)で保険に助けられた話 → 「大小のすったもんだが入り混じった母娘旅行(ホイアン編2)

 

 

★2017年9/12(火)加筆↓↓★ 

・海外旅行保険アリの4週間の一時帰国が終わりました!保険でどのくらい助かったかはコチラへ → 「海外旅行保険ありの4週間の一時帰国終了!保険には何回お世話になった?!

 

 

★2017年11/9(木)さらに加筆↓↓★ 

・中嶋さんから今日(11月9日)教えていただいた最新情報によると、保険会社の審査担当者によって受け入れてくれる条件にブレがあるそうです。ちなみに今月の審査案件は期間 max1ヵ月と言われてしまったそうです。・・・とすると4週間はダメということですね。色々とやり方が変わる韓国です・・・。とりあえず、希望する日程を余裕を持って中嶋さんにお伝えして申し込むのがよいとのことです。

 

★2019年10/6(日)さらさらに加筆↓↓★ 

・受け入れは最大31日間まで保証されます。保証額は200万ウォンから最大5000万ウォンまで可能ですが、最近は肺炎で30万円入院代が発生したケースがあるので最低でも1000万ウォン以上をおすすめしております!  それでも短期間だったり人数が少ないと5000ウォンで納まることありますが、保険に入る方の年齢、期間人数によって保険料変動します。

とのことです。 また、時々変わる保険の受入状況ですが、中嶋さんのブログの「日本里帰り用海外旅行保険 受入状況」というページでも確認ができます。

 



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  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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