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バイリンガル育児

一時帰国の時に日本で買ってきた物ってただの「思い出」なの?!

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

今年の夏の一時帰国も終わり韓国に戻ってくると、子どもたちは小学校や幼稚園が始まり、私も仕事に戻りあっとい間に日常生活が戻ってきました。毎日が忙しく過ぎていくと、たっぷり日本に帰って充電してきたつもりでも、なんだか遠い昔のことだったような気分になることがあります。

 

そんな時に、ホッとひと息つけるのは私の場合は日本の食べ物だったりコーヒーだったりします。特にお気に入りのコーヒーは欠かせません。また、うちの下の子はたまたま買ってきたフリーズドライのたまごスープがお気に入りです。

 

この「たまごスープ」をきっかけに、日本への一時帰国で買ってきたについて、いろいろと考えるところがありました。

 

今回は、日本で買って来たもの(教材以外)を通して子どもたちと韓国にいる間にどんなことができるかについて「やってみたこと」、「その効果」などについてお話ししたいと思います。

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一時帰国の時に日本で買ってきた物ってただの「思い出」なの?!

日本に一時帰国するたびに行くところというのは、何ヶ所があるのですが、そのうちのひとつがスーパーです。

 

日本のスーパーに行くと日持ちがするものを中心に韓国に持って帰ってから使う食材や調味料、お菓子などを買って来ます。私が欲しいと思うものと子どもたちが欲しいと思うものは、違う場合が多いので、いつも子どもたちと一緒にスーパーに買い物にいきます。

 

では、ちょっとここで上の子と下の子が

 

「日本のスーパーで売ってるもので韓国に持って帰りたい物。」

 

をご紹介します。

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★上の子の場合 

上の子が日本のスーパーで買えるもので韓国に持って帰りたいものは、、、

 

  1. スープ、特にワカメスープ。

 

他には文房具ぐらいでしょうか......。小学校高学年になってから体型でも気にしているのか、以前ほど食べなくなってきました。上の子がスーパーで買いたいものは、食べ物以外だと文房具、そして自分の日本語のレベルとは関係なく内容的に興味のあるや雑誌ぐらいです。

 

 

★下の子の場合  

上の子と違ってもしかして食いしん坊なのか、下の子がスーパーで買いたいものはほとんどがお菓子です。

 

  1. フリーズドライのたまごスープ。
  2. お菓子類
  3. プリンミックス

 

上の子とは逆に下の子がスーパーで買って韓国に持って帰りたいものは、さきほどのフリーズドライのたまごスープに加えてお菓子です。お菓子は、ラムネ、チョコレート、アメ、ガムなど、いろいろです。しかし、子どもが欲しいといういうまま全部買って来ると、今度は虫歯なども心配なのでその辺は適当に制限することもあります。

 

そして、一度プリンミックスを買って韓国に持ってきて作ってみたことがあったのですが、下の子はそれが大いに気に入ったようです。それで、日本に一時帰国するたびに「プリンミックス~!」と言います。

 

下の子は、今のところこんな感じで上の子のように文房具には興味があまりなく上の子のお古を喜んで使っている状態で、親としてはとても助かっています。しかし、下の子も小学生になる頃には上の子のように文房具に興味を持ち出すのかなぁ......?と思ったりもします。



教材以外に日本で買ってくるものをどう活用する?

韓国に戻ってくると、家の中では日本語を使っているとはいえ家を一歩でたらそこは韓国なので韓国語で溢れていて日本語なんてわからなくても十分生きていけます。そんな中で、日本で買ってきた物はどのように活用すればいいでしょうか。

 

 

下の子と一緒にプリンミックスでプリンを作ってみたり、買ってきたお菓子を食べたりすることは、

 

まめちゃん
あ、これ日本のおばあちゃんの家の近くのスーパーで買ったね~。

 

と、日本への一時帰国での出来事を思い出すきっかけとなったり、

 

まめちゃん
また、日本に帰ったら買おうか?

 

 

まめちゃん
これは韓国には売ってないものだから、大切に食べようね。

 

のような話になることもあります。日本で買い物をしたスーパーでいつもかかっている歌を下の子が口ずさんだ時は、笑ってしまいました。

 

 

また、時には上の子と、

 

まめちゃん
これ、韓国にも輸入されてるね。いくらぐらいかな?

 

と聞いてみて、輸入品として売られている方の値段と、私たちが日本で買った時の値段を比べてみたりもします。そうすると、もちろん輸入品として売られている方が高いので、

 

「なぜ同じものなのに輸入品として売られているものは高いのかな?」

 

と考えてみたりもしました。もちろん、小学校高学年の子どもがひとりでその答えを見つけるのは大変なので、最終的な説明は私がしましたが......。



どんな効果がある?

私にとって日本は母国なので、韓国に戻って来ても日本で買ってきた物があれば一時帰国の余韻に浸ることができるのですが、子どもたちは住んだこともなく「日本のおばあちゃんがいる国」といった感じです。

 

1年の大半を韓国で過ごしていると、1ヶ月ほど日本に帰ったとしても韓国に戻ればあっという間の韓国の生活に戻ってしまいます。そのため、日本で買ってきた物を食べたり、それを買ったスーパーや買った時の話などをしていると、その時を思い出すことにも繋がります。

 

また、上の子に関して言えばもう少しレベルを上げて日本から色々と買って来る理由は

 

「韓国で売ってないから。」

「韓国にも売ってるけど高いから。」

 

 

そして、「どうして売ってないの?」や「どうして高いの?」など考えてみるのも社会のしくみが少しだけわかるきっかけになるのかもしれないと思います。



まとめ

今回は、一時帰国の時に買ってきた物(教材以外)について、うちの上の子と下の子はどんな物を欲しがるかや、韓国にも同じものが輸入されているのに日本でわざわざ買って来る理由などについて上の子と話したことなどを書いてみました。

 

下の子は、まだ幼稚園児なので「また日本に帰ったら買おうね~。」や「また日本のおばあちゃんの家に行こうね~。」など、楽しそうなことを言っていたらよさそうです。

しかし、上の子は「どうして......?」でこちらが疑問を示して一緒に考えて最後に私が「どうして同じ物なのに輸入ものは高いのか?」を小学校高学年の子どもがわかる言葉で説明したりすればいいなと思います。

 

次の一時帰国にはどんな物を買ってこようか......。子どもたちとショッピングリストを作らなきゃです。




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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