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ネイティブがすぐに間違いに気がつくのはきっとこんな理由!

投稿日:2017年10月17日 更新日:

 

こんにちは。

まめちゃん(@mame_chang)です。

二人の子供達を日韓バイリンガルに育てるべく、毎日がんばっています。

 

このブログを読んでくださっている方々は、外国語を勉強した経験があるでしょうか。私が始めて外国語の勉強をしたのは中学校の英語の勉強でした。その後、韓国語です。それから中国語やその他の言語もちょっとかじったことがありますが、「できる」と言うレベルに達してないものばかりです。

 

外国語を勉強した経験があればわかると思うのですが、単語や文法を一生懸命勉強してもなぜか間違ってしまうことがあります。そして、その間違いは自分で気づくこともありますがネイティブや先生などから指摘されることも多いと思います。

 

外国語として勉強したものを自分の母語に近づけて、間違えたら一瞬で気づいたり「この文は◯◯語としておかしい。」と断言できるまで、かなりのインプットや練習が必要であるように思います。

 

今日は、そんな「間違い」について、「なぜネイティブはすぐに間違いに気がつくのかな?」ということについて考えてみたいと思います。

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ネイティブがすぐに間違いに気がつくのはきっとこんな理由!

ネイティブと言っても私たちの母語は、きっと生まれながら完璧ではないと思います。私は韓国で日本語を使って子育てをしていますが、子供たちの日本語の間違いはすぐわかります。周りを見ていてもきっとどの言語でも同じなんだなぁ、と思うような場面に遭遇することもあります。

 

先日、韓国の一般的な図書館に子供たちを連れていってきました。図書館と言えば静かにしないといけないというイメージですが、その図書館には親子で入ることができて親が子供に読み聞かせをすることができる部屋がありました。

 

そこで偶然見かけた韓国人の親子がいて、お母さんがお子さんに絵本を韓国語で読んであげていました。そして、その子供は猫を「두 개(ふたつ)」と言ったのですがそれに対してそのお母さんが、「두 마리(2匹)」と訂正していました。子供が「何で?」と聞くと、「猫は”마리(匹)”で数えるんだよ。」と教えていました。

 

それを見て、

 

「この会話って日本語でも同じような会話になることがあるなぁ。」

 

と思いました。

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文法的な間違い

ところで、このブログに先日「子供って「意味」と「文法」ではどっちを意識してしゃべってるのかな?」というタイトルで1つ書きました。

 

ざっくり言うと、小学校高学年の上の子を見ていると日本語を話す時に多分文法は意識していないようです。また、文法的な間違いもほとんどしません。一方で幼稚園児の下の子はまだまだ文法的な間違いもする・・・というような内容です。

 

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ネイティブは文法説明が苦手?!

では、ここで幼稚園児の下の子の実際の間違いの1つご紹介します。

 

「ママ~! すべり台一緒にすべよう。」

 

日本語がネイティブの方なら、これを読めば1秒で「おかしい」と違和感を感じると思います。しかし「なんで違うの?」と言われると日本語教師でもなければその場ですぐに説明するのは難しいかもしれません。

 

★.日本語教師的な説明 

日本語教師的な説明だと次のようになります。

 

「”すべる”は1グループの動詞なので、意向形にする時は「る」を取って「ら行」のお段の「ろ」+「う」となります。なので、「すべる」+「ろう」=「すべろう」となります。「~よう」は2グループの動詞に使ってくださいね。」

 

 

しかし、日本語教師でない場合はこの説明を読んでも「???」になりますよね。多分、一般的には、、

 

「え~! ”すべよう”なんて誰も言わないよ。”すべろう”って言うよ。」

 

ぐらいでしょうか。

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母語話者はなぜ瞬時に間違いがわかるの?

では、日本語がネイティブの人は、どうしてすぐに間違いだと気がつくのでしょうか。その理由は・・・

 

  1. 今までずっと日本語を聞いてきて頭の中に蓄積された単語や文法のデータベースが頭の中にあるから。
  2. 日本語を母語として獲得する過程で文法も身につけるから。

 

のように思います(そのような学説もあるようです)。

 

1.だと、例えば「すべよう」なんて言葉は、ネイティブの日本語ばかりを聞いてきた大人にとっては今まで聞いたことがない言い方のはずです(もしかしたら、どこかの方言ではあるかもしれませんが...)。そして文脈で「すべろう」と言いたいのだとわかるため、「間違いだ」とわかるのだと思います。

 

または、2.のように日本語を聞いて生まれ育つ場合、言葉と共に文法構造も身につけるので「すべる」を「すべよう」と活用させるのはおかしい、と思うのではないかと思います。

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バイリンガル子育てをしている親として気付くこと

先ほども書きましたが、うちの上の子(小学校高学年)は、最近では文法的な間違いはほとんどしません。一方で幼稚園児の下の子はするのできっと幼稚園児の下の子はまだ日本語の単語や文法のデータベースを頭の中に作っている途中なのだと思います。

 

親としては日本語で話しかけることももちろんですが、日本で絵本を読んであげたり日本語でお話の動画を見せたり歌を聞かせたりして日本語の単語や文法のデータベースを作る手伝いができたらいいなと思います。ただし、この日本語の単語や文法のデーターベースは、かなり抽象的で実際に「これです」と具体的に見ることができません。

 

それでも子供が正しい日本語を頭に蓄積する助けだと思えば、日本語がネイティブの親の役割はとても大きいのではないかと思います。

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まとめ

今日は「どうしてネイティブはすぐに間違いがわかるのかな?」ということについて、周りを見ていて思うことなどについて書いてみました。

 

外国語の勉強を何ヶ国語かやってみた経験から言うと、外国語の勉強は楽しいのですが「正確さ」や「自然さ」という面でネイティブになるには相当な努力と経験が必要です。バイリンガル子育てをしている親としてはやはり2つの言語がネイティブになれたらいいなぁと思います。

 

そして、間違いを聞いて瞬時に間違いだとわかるのはきっと次の2つが関係しているのではないかと思います。

 

ポイント

  1. 今までずっと日本語を聞いてきて頭の中に蓄積された単語や文法のデータベースが頭の中にあるから。
  2. 日本語を母語として獲得する過程で文法も身につけるから。

 

海外在住で、日本語を継承してもらうための育児。日本語がネイティブの親の役割は地道ですが大きいと思います。

 

合わせて読みたい・・・

・子供の頭の中のデータベースについて 

→「バイリンガル子育ての辞書やデータベース作り

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  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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