10歳の壁はバイリンガル育児にも共通する? 悩みはどうしたらいい?

 

こんにちは〜。韓国で2人の子供たちをバイリンガルに育てているまめちゃん(@mame_chang)です。子供って自分の子供であっても自分とは別の人格だし、たとえ赤ちゃんであっても親の思うようにならないこともあります。

 

そのうち、言葉を発するようになると子供との会話も楽しくなりますがだんだんと大きくなって小学校に入るころになると今度は勉強や習い事、お友達との人間関係などが親の関心事や心配事となります。

 

以前どこかで「子育ては小学校でその80%が終わる」というのを読んだことがあります。

 

「子育てとは子供が成人するまでかな?」

 

と以前は漠然と考えていた私は、そこで小学生時代の重要性を痛感しました。

 

そして、子供が小学生の間に訪れるのが、いわゆる「小3の壁」です。時には「小3」ではなく「小4」や「9歳」「10歳」と言われることもあります。

 

今回は、この10歳の壁についてバイリンガル育児と少し話をからめながらお話したいと思います。



10歳の壁とは?

ではまず、ちまたで言われる「10歳の壁」とは何でしょうか。

 

時に「小3の壁」「小4の壁」と呼ばれていたり、または年齢で「9歳の壁」や「10歳の壁」と言ったりもするようです。

 

他のサイトにもたくさんの情報が載っていますが、つまり小3や小4になると子供には例えば次のような変化が見られるとのことです。

 

  1. 勉強についていけなくなる。
  2. 思春期、反抗期
  3. 自分というものができてくる。
  4. 体に変化が見られ大人に近づいていく。

 

 

つまり、小学校に入ってそれまで勉強や運動などの活動について行ってた子供も突然難しくなってついていけなくなったり、「自分」という存在について考えるようになったり親に対して無性に腹が立つ反面甘えてきたり、大人になっていく自分の体の変化に戸惑いを覚えたりと、いろいろと複雑な時期のようです。

 

「小3」や「小4」、そして「9歳」「10歳」と見方や定義が多少異なることがありますが、今回のこのブログでは今回は「10歳の壁」という言葉で統一して書きたいと思います。

  • www.mamelingual.com
    「子供をバイリンガルに!」の始め方。

 

『子どもの「10歳の壁」とは何か? 乗りこえるための発達心理学』によると・・・

最近読んだ本に『子供の10歳の壁』とは何か?乗りこえるための発達心理学』というのがあります。これは発達心理学、発達臨床心理学、学校心理学を研究している法政大学の渡辺弥生教授の著書です。

 

発達心理学、発達臨床心理学、学校心理学なんて聞くとちょっと難しそうなのですが、平たく言えば、今日の話のポイントである発達心理学だと、

 

「人は成長し歳を重ねながら心理的にどのように変化していくのか」

 

ということのようです。

 

あまり詳しく書くとネタバレになってしまうのでおおまかに書くと、この本には「9歳の壁」や「10歳の壁」と言われる背景や今までの研究でわかっていること、わからないこと、そして9歳や10歳というのが心理的、肉体的、社会的、道徳的にどのような年齢なのかを説明しています。そして、どのように支援していくべきかもわかりやすく書かれています。

 

また、「壁」という言葉だと越えられない印象があるが他の言葉だとそうでもないといった話や、親としてどう子供に関わっていけばいいのか、10歳を超えると手遅れなのか、などこのぐらいの年齢の子供がいる親なら、バイリンガル育児云々以前に知っておきたい情報が満載です。

 

また、10歳を超えた場合とを比較する話や資料もあるので、子供が10歳を超えていても「もう遅いのか・・・」と思う必要は全然なく振り返りながら読める1冊です。

 

自分の子供について振り返ってみる

うちの子供たちの場合、下の子はまだ幼稚園児なのでこの「10歳の壁」にはまだ当てはまりません。しかし、上の子が現在11歳なのでこの「10歳の壁」は通り過ぎていることになります。

 

そこで、ここではうちの上の子はどうだったか振り返ってみたいと思います。

 

思い返してみると、9~10歳辺りというのは、確かに分かれ目でした。それまで、小1、小2の頃は近くであってもまだ1人で街を歩くのに自信がなく学校も習い事も親や周りの送り迎えを必要としていました。うちは共働きなので給食が終わってほぼすぐ下校の小1のころは、共働きの子供たちを見てくれる小学校内の「トルボミ教室」などにお世話になっていました。

 

小学校3年生(8~9歳)になると小学校の方針により「トルボミ教室」が利用できなくなったので親が帰ってくる時間まで代わりにに習い事のはしごでもさせて親が帰ってくるまで時間を繋ごうかなと思っていたら子供が嫌がるようになり、結局暗くなるまで小学校の運動場で友達と遊んでいたようです。

 

今、振り返って思うのはうちの上の子は9歳ぐらい(小学校4年生辺り)の頃は、

 

  1. 「自分」というものができてきた。
  2. やりたいことがはっきりしてきた。
  3. 思春期や反抗期の兆候が見られた。

 

ということです。周りのみんなが国語、算数、英語などの学習塾に通うのに対してうちの子は一時的に算数の塾に通いましたが結局すぐにやめてしまい、代わりに美術を習ったりしてました。

 

また、「自分」というものができたり、友達関係も共通の趣味などで自ら作っていくようになったり、思春期や反抗期に繋がるような兆候が見られました。そして実際小4の時は、親に対する反抗が激しく、親である私たちも対応に慣れずについ激しいバトルとなり家の中が修羅場と化したこともありました。その後、対応を自分なりに見直して変えてからは修羅場らしい修羅場は迎えなくなりました。



個人差がある10歳の壁

ところで、10歳になるとみんながみんな同じように壁にぶつかるとは限らず、個人差や性別による差があることも事実のようです。周りを見回してみると「自分がやりたいことがはっきりしてくる」というのもそうで、やりたいことが特にないという子供も見かけます。

 

そのため、「さぁ、うちの子は今年10歳だからきっと壁にぶつかる!」

 

と構えるのではなく、子供をよく観察しながら壁にぶつかっているようなら手を差し伸べてヒントを与えたり、子供が親に話を聞いてほしいと思った時に話を真剣に聞いてあげるなどの対応が必要かなと思います。また、今回紹介した『 子どもの「10歳の壁」とは何か? 乗りこえるための発達心理学 』では10歳とは「飛躍の歳」や「」などとも表現されています。

 

使われる言葉によって受ける印象が違いますね。

 

  • 超えられそうにないもの → 壁
  • 大きくジャンプ!するもの → 飛躍の歳
  • 頑張れば通りこえられそうなもの → 峠

 

個人的にはやはり、「飛躍の歳」というのがいいなと思います。




バイリンガル育児と関連して私がとった対応は?

うちの上の子が「10歳の壁」らしきものにぶつかった時、私がとった対応は次ののようなものです。

 

  1. 無理強いしない。
  2. 子供がやりたいことをできるだけ尊重する。

 

基本的にシンプルにこれだけです。しかし、これだけ見たら「子供を野放し??」のように見えますが、以前からの「我が家の方針」は貫きました。それは、

 

「家では、そして家族とは日本語で話すこと」

 

です。幸い友達の前などでもママ(←私)が日本語で話すことを極端には嫌がらなかったので少し控えめにしつつ我が家の方針はだいたい徹底できています(だいたいというのは、私は徹底できても旦那(韓国人)が日本語と韓国語を混ぜ混ぜで子供達に使うことがあるからです・・・)。

 

そして、1.の無理強いしなかったことは、勉強です。それは家庭での日本語学習のみならず小学校の勉強についてもです。

 

「宿題でわからないことがあったらママかパパに聞いてね。」

 

というスタンスでした。また、子供が自分でやりたいと言った習い事は、まずどうして習いたいのか、うちの近くにそんな塾や教室があるのか。などを自分の言葉で日本語で説明させ、塾や教室の場所を調べてこさせます。そして実際に塾や教室の見学には子供と2人で行くと言った感じで自由にやらせていました。「やめたい」と言った時は、

 

「せめて月謝を払っている月末までは通ってよ・・・。」

 

と言ったこともありましたが、本人がその気がない場合はあっさりとやめてしまうこともありました。




9歳や10歳と聞いてもう一つ思いあたること

ところで、第二言語習得を研究したり日本語教師の経験がある私は、「9歳や10歳」と聞くと思い当たることがあります。

 

それは、「臨界期仮説」というものです。

 

臨界期仮説については、仮説の域を出ないことや学者によって多少が違うのですが、要は何歳ごろまでなら第1言語と同じように外国語でもネイティブになれるのか?という仮説です(「子供がネイティブになれるのはなぜ?」に詳しく書きました)。

 

学者や学説によって幅があるもののこの臨界期仮説で言われている年齢の幅が、今回の話に出てくる年齢と多少かぶるところがあります。

 

このように考えていくと、バイリンガル育児であってもそうでなくても相通じるものがあるのではないかと思えてきます。

 

 

過ぎてしまった10歳

とはいうものの、9歳や10歳なんて過ぎてしまったうちの上の子。過ぎた時間は戻せません。

 

「残念〜」

「もう遅いのか・・・」

「下の子が9歳か10歳になったらがんばればいいか・・・」

 

などと思いたくもなります。しかし、前向きに考えると子育ての80%が終わる小学校6年間が全て終わったわけではありません。

 

11歳の今を大切に子供との対話も大切にしていきたいと思います。そのためにいつもながら思うことは、以下のようなことです。

 

  • 子供といる時は短い時間でもいいから子供とコミュニケーションを取り子供に関心を持つこと。
  • 親として知っておく情報はないか、できることは何かを考えながら常にアンテナを広げて情報を集めること。
  • ママ友との情報交換も大切ですが流されることなく自分の子育ての方針を持つこと。
  • 今回紹介した本のように、本やインターネットで得られる知識は積極的に身につける。

 

これらひとつひとつを丁寧にやっていきたいものだと思います。



最後に・・・

ちまたでは、小学校で子育ての8割は終わると言われています。そして、過ぎ去った時間はもう戻ってはきません。もし、これを読んでる方のお子さんが9歳や10歳を超えているとしても、きっとまだできることはあると思います。うちも10歳は越えましたが子供の意見や希望を尊重しつつ、しかし我が家の方針は変えないでバイリンガル子育てを実践しています。

 

 

このブログのメインテーマはバイリンガル育児なのですが、子供をバイリンガルやトリリンガル、マルチリンガルにすることも大切なのですが、今日の話のようにまず、

 

「このぐらいの歳って一体どんな歳なんだろう?」

 

ということを理解し、その上でバイリンガル育児とからめるといいのかなと思いました。もちろん、からめ方は家庭に合わせてカスタマイズするのが一番だと思います。

スポンサーリンク

 

8 件のコメント

  1. タミーsays: 返信

    こんにちは。日本人永住家庭で、アメリカで8歳、小学三年生の女の子を育てています。毎週土曜日に日本語補習校に通いながら、平日は現地の学校に通っています(3rd Grade)が、家庭で日本語を話しているせいか、なかなか英語が上達しません。(ちなみに日本語は話す、聞く、書く、読む全てほぼ学年レベルで困っていません。)日本語が出来ると、英語が出来ない。英語が出来ると、日本語が出来ない。両方の言葉を、同時に上達させていくバランスがとても難しいと感じています。まめさんはどのようにお考えですか?

    • タミーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      下のお子さん(小3で7歳?)の現地の言語の英語が伸びないとのことですね。
      いただいたコメントから考えると、例えば次のような理由が考えられるかと思います。
      ・周りが助けてくれるから。
      ・現地語を使ってよくない思い出がある。
      ・本人が英語を覚えること自体にあまり興味がない。
      ・現地校に日本語が通じる相手がいる。

      あと、アメリカにお子さんがどのぐらい住んでいるかわからないのですが、日本にある程度住んでから移住したとするも現地語の習得には個人差があり、まず
      「インプット」

      「それを自分のものとする」

      「アウトプット」

      と段階を踏むことになります。周りの人達はお子さんの頭の中は見えないのでアウトプットの段階になってはじめて「あ、できるようになってきたみたい」ということが実感できます。もしかしたらお子さんは、まだアウトプットの段階まで行ってないのかもしれませんね・・・。

      • タミーsays: 返信

        お返事をありがとうございます。

        2歳半でアメリカに来て、5歳半まで現地の日系幼稚園に通いました。それまで、英語のインプットはほぼゼロの状態で、キンダーから現地校に通い3年数ヶ月が経ちます。現地校には日本人がいますが、どちらかというと非日本人(インド人やら)と友達になっているようです。子供は一人っ子なので家では完全に日本語環境です。

        先日、現地校との先生と面談があったのですが、「家では日本語話してるの?日本語が英語上達のブロックになってるかもね。この国で成功したいならまず英語が出来ないといけないね。」みたいなことを言われました。過去3年間、こちらの約2ヶ月間の夏休みは、ほぼずっとサマースクールとその後3週間の補習で終わってきたので、こんなにやってるのにまだこんな事言われ続けるんだと思うと正直情けなくなってきて・・・毎年9月になって新学期になって新しい先生になって「あなたのお子さん英語出来ないね。特別リーディングクラスと夏休みは補習取ってね。」毎回この繰り返し。正直進歩も何も無い3年間だった気がして。「いつになったら、いくらやったらネイティブと同じになるの?」という気持ちで一杯です。

        やはり先生が言ってるみたいに、日本語がブロックして英語が上達しないのか?日本語辞めたら英語が上達するのか?でも、子供は日本語好きだし、補習校は楽しいと言っているし。今までここまで日本語を保持してきて今更「今日から日本語無しね。」は可哀想だし。少し日々の英語学習の比重を多くして、日本語学習の時間を減らすか。バランス良く二言語同時に学習していくって難しいなあと・・・

        それか、まめさんが言っているようにまだ「アウトプットの段階」まで来てなくて、もう少し時間経てばググッと成果が現れるのか?

        確かに子供だし、「アメリカじゃなくて、日本に住みたかった。」とか言ってるので、英語を覚える気が無いというか、切羽詰まって早く上達しようという意欲はあまり見られません。

        とにかく色々悩みます・・・

        • タミーさん、ご返信ありがとうございます。ご返信から想像するとご本人が英語環境(アメリカ)よりも日本語環境(日本)の方が居心地がいいようで、それが目には見えない精神的なフィルターとなって英語習得をゆっくり目にしている可能性がありそうですね。

          学校の先生はやはり目の前のことを(自分の英語の指示が通るか、担当学年の成績が良いか)見るので、日本語よりも日本語というと思います。韓国でも同じで家でも子供に韓国語で話しかけてと言われて困惑して相談にくる日本人ママもいます。

          韓国語と英語では世界で通じる度合いが全然違いますし、アメリカではやはりまず英語ができないと、、というのがあるみたいですね。

          学校の先生が言うのも一理あると思います。日本語の割合を減らして英語を増やすと一般的には英語が伸びます。そのかわりに日本語が衰退していきます。

          あと、気になるのは学校の先生はお子さんの英語力のどこをみて英語ができないと言ってるかです。リーディングのクラスということは読解ですね。読解は読んで理解して、その後内容理解を質問で確認したり自分の意見を作文にしたりすると思います。

          もし、お子さんが英文を読んで内容を理解してないならインプットの段階の問題ですし、理解してるのに英語で何と答えたらいいかわからないのであればアウトプットの段階の問題となります。それを確かめる方法としては例えば学校の教科書をお子さんに読んでもらってどんな内容か簡単な質問(はい、いいえで答えられる)に答えられるかをいくつかしてみてください。そして次に読んだ内容が自分の言葉(日本語でも英語でも)で言えるかを見ます。

          この方法では、はい、いいえ、そして内容を英語では言えないけど日本語なら正しく答えられたら理解してるけど英語では答えられない、つまりアウトプットの問題となるので英語での答え方を中心に補強すればいいと思います。

          しかし、英語の文章の内容自体が理解できてない場合は、アウトプットではなくインプットの方なので理解可能な英語の文章を読む練習からした方がいいと思います。

          思うに、一番大切なのはお子さんがどうして日本に住みたいかと思うかだと思います。学校の先生から見ると確かに日本語がブロックしてるように見えると思います。しかし、お子さんがこのまま日本や日本語の方がいいとずっと思っていると言語だけ変えてもお子さんの心のどこかでその気持ちが英語をブロックするのではないかと思います。

          細かい話ですが学校の先生にはお子さんの「読む」「聞く」「書く」「話す」のどの部分を見て英語ができないと言ってるのか一度聞いてみてください。そしてお子さんにはどうして日本に住みたいと思うのか、もし慣れないとしたらその理由は何か、色々と聞いてみてお子さんの心の中にアメリカに住んでることについてもし嫌なことや気になってることがあるのならひとつずつ解決や改善していくと、アメリカという土地で頑張ってみようかなという気持ちが芽生えるかも知れません。

          また、もしご両親が聞きにくいようでしたら補習校の先生や補習校のお友達の親御さんなどに雑談に混ぜて聞いてもらうと意外とすんなり話してくれるかも知れません。

          今日もコメントが長くなってしまいました。色々と試してみてくださいね。

          • タミーsays:

            再度お返事をありがとうございます。

            学校の先生は主にスピーキング、リーディング、ライティングの三年生の学習レベルの観点から言っているのだと思います。まず、スピーキングは、私が見てもネイティブの子供たちのように自然に流暢に話すような英語ではありません。また、クラスで内ではもの静かで、先生にもあまり話さないと言っています。リーディングは、各学年に進めていかなければいかないレベルがあって、そのレベルプラス読解力ともに遅れているようです。ライティングも、ほぼ数行しか書いていない作文を数枚見せられました。それが、何を書けば分からなかった時(例えば分からない単語がある。)なども先生に質問すればいいのに、そのまま分からないままにして時間がきて白紙で提出したり・・・私達両親や先生から見ると、分からないなら先生に食らいついてでも聞いて頑張って周りに追いついてやろうみたいなやる気がみられ無い気もします。

            アメリカがイヤというか、子供は自分は日本人だと言っているし、日本は母国、日本語は母語であり一番自然で居心地の良い言葉、そういう意味の望郷的な気持ちもこめて、「日本に住みたい。」と言っているのかなあと理解しています。そこで気になるのが、まめさんの言っている、「日本語の方がいいとずっと思っていると言語だけ変えてもお子さんの心のどこかでその気持ちが英語をブロックする。」と言う点です。さて、そこからどうやってアメリカをもっと好きになってもらえるか・・・

            あと、もう一点気になるのは、「日本語の割合を減らして英語を増やすと一般的には英語が伸びます。そのかわりに日本語が衰退していきます。」という点です。やはり、バイリンガルの言語発達としては、両方の言語をほぼ同じぺーで発達・上達するのは難しく、必ずどちらかの言語が強く出て一方の言語は弱く(他方の言語を)妨げる作用があるのか?ならば、今アメリカに居る以上は、英語の比重をもっと増やし、日本語の比重を弱くする事で(一時的に)英語を伸ばしてやるべきなのか。(ようはイタチごっこのように、両者の言語の比重を少しずつ変えていくことで、両方の言語をそれぞれ伸ばしていく。)

            この点についてはいかがでしょうか?色々質問してすみません。

          • タミーさん、こんにちは。詳しいご説明ありがとうございます。
            やはり、学校の先生は該当学年の進度や身につけるべきスキルを考えるので、補習を受けてくださいとなりますね。

            わからない部分は質問して自分のものにしてから次の学習をするというのは、積み上げ式の学習では大切でつまづいたところをそのままにして次に行くと積み上がってないのでわからない、そのうちに一体自分がどこからわかってないのかがわからなくなるものです。

            お子さんの場合は、わからなくても何とかなったり、テストや宿題による復習の大切さがよく分からなかったり、または勉強よりも楽しいこと(テレビとか漫画とか??)の誘惑があって勉強よりも優先してしまったなど、理由がきっとどこかにあると思います。

            日本に対する郷愁の思いや、居心地の良さはもしかして一時帰国中の体験などによるものでしょうか。うちもそうなのですが、日本国籍があって日本におばあちゃんがいても日本には住んだことがないので、日本には半ば旅行気分、小学校の体験入学ではお客様として歓迎されてちょっと韓国語の挨拶教えて「すご〜い!」と言われたりしてました。なので、日本に住むことになったらこうはならないよなぁと思ったものです。

            うちの話はさておき、アメリカに住みつつ日英バランスのよいバイリンガルになるのは不可能ではありませんし、実際にそのような方もいます。(英語の割合を増やすと日本語が衰退というのは日本で生まれて幼い頃に移住して現地校に入った場合、現地の言語が伸びて日本語を忘れていく、という意味です)

            そのような方々に聞いてみると、現地校に通って土曜は補習校、一時帰国中は日本の小学校に体験入学、と滞在国に関係なくだいたいやってることは似ています。

            しかし、これが小学校高学年や中学生ぐらいになってもうまく行くのは親子の両方が共に二人三脚でバイリンガルになるということを目指すか、子供本人が自分で興味を持って学ぶ場合のようです。

            親子でやる学習というのは感情が絡むのでケンカになりやすく、親の方ばかりか頑張ってしまうとそのうち「もういい!」と爆発してしまい日本語学習を諦め悲しくなったという話も聞きます。

            うちも上の子が小学校高学年になった頃から日本語のいわゆる「お勉強」を嫌がり体験入学もしたがらなくなりました。私は残念で仕方がなかったのですが無理強いは禁物と思い、家庭内での会話は日本語にして読み書きは他に時間を取ってやらないことにしました。いつか興味を持ってくれるかなと思ってたらいきなり漫画に興味を持ち始めて3週間弱の一時帰国中に80冊程読み漁り、また韓国の好きな芸能人情報が欲しいと勝手にツイッターの日本人のアカウントをフォローして日本語を読んだりしててびっくりしました。

            お子さんの場合、もともと静かなお子さんとのことなので、もしかしたら人と会話しながらよりも読んだり書いたりした方が好きなタイプかもしれませんね。アメリカを好きになってもらえたら、、ということなので本とペンを使ったいわゆる「お勉強」ではなくお子さんの好きな事(歌でもダンスでも料理でも何でも)とアメリカを関連づけられたらいいのではないかと思います。

            また、話が前後しますがアメリカで生まれ育った日本人夫婦のお子さん(と言っても今は大人)の動画がかなり興味深いので過去記事ですがよかったらご一読ください。

            またまた長文になってしまいました、、、。

            http://www.mamelingual.com/2017/08/01/rikutosan/

          • タミーsays:

            返信ありがとうございます。

            まめさんのお話を総合すると、年齢によって本人の意思が芽生え始めるとまた違った意味での苦労も発生しそうですね。今は英語が上達してして欲しい、アメリカを好きになってほしいと思っていますが、この先数年経ってそうなったらそうなったで今度は「日本人なんだから、キチンとした日本語を話してほしい。」に変わりそうです。

            リクトさんの動画、まめさんの記事も合わせて拝見しました。ウチの子供は、「自覚」は・・・全く無いようです。そういう意味ではリクトさんの「自覚」は凄いなあと思います。

            でも、リクトさんが動画で言っていた様に、アメリカに住んでいたら、日本語を維持する方が難しくて、英語の環境に居るのでもっと早く英語が上達すると思っていたのでなかなか英語が上達しない娘にもどかしさを感じます。

            長くなってしまったので今日はこの辺で。ありがとうございました。

          • タミーさん、そうですね。年齢が上がるとまた違う苦労があるかもしれませんね。

            私もリクトさんはすごいと思いました。それで動画をご本人の了解を得て共有したというわけです。

            もうすでにお子さんとはゆっくり話し合ってるかも知れませんが、そしてもどかしい思いをなさっていると思いますが、もしかしたらそれがお子さんのペースかもしれないので、ご家族で話し合ったり見守ったりしてあげてください。

            また何か私でお役に立てることがあればどうぞ…。

よろしかったら感想をお聞かせください。コメントは承認後掲載となります。コメント入力後は一旦画面が真っ白になります。