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海外在住でも子供と日本語でコミュニケーション!

バイリンガル育児

現地化した日本語に気をつけよう

投稿日:2016年11月24日 更新日:

 

こんにちは。韓国で2人の子供たちを日韓バイリンガルにしようとしているまめちゃん(@mame_chang)です。   突然ですが、「今日はペダろう!」って聞いたらどんな意味かわかりますか?! 韓国在住の日本人ならわかると思います。

 

海外に長く住んでいたり、ずっと外国語で生活していると、いくら日本で生まれ育っても日本語が怪しくなったり日本語を忘れてしまったりすることは起こります。

 

海外生活が長くなると日本語を忘れるって本当?! →日本語は絶対忘れない?!

 

また、現地の言葉を混ぜたほうが楽だったり、日本語にぴったりの訳がなかったり・・・  今日は、海外在住の日本人がついやってしまう「現地化した日本語」について、韓国在住の日本人を例をいくつか挙げて、それが子供をバイリンガルに育てる時にどんな影響があるのかを考えてみたいと思います。

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現地化した日本語に気をつけよう

では、現地化した日本語とはどんなものでしょうか。 種類はざっくりと3つに分けられます。 それは、

 

1.現地語を日本語の動詞にしたタイプ

2.現地語直訳タイプ

3.現地語そのままタイプ

 

では、具体的に例を挙げながら説明していきます。

1.現地語を日本語の動詞にしたタイプ

このタイプに入るのが、一番最初に書いた「今日はペダろう!」です。 ちょっと会話にしてみると次のようになります。

 

①ペダる

②シキる

 

<会話例1>

①A:おなかすいたから、何かペダろうか?

   B:そうだね! 

 

<会話例2>

 ②A;なんか、いいにおいがするね。

   B:ジャジャンメン、シキったよ^^

 

「ペダる」「シキる」は韓国語から来ています。 出前をとるというのは、韓国語では、「배달(ペダル)」「시키다(シキダ)」といい、カタカナで発音を書くと「ペダル」「シキダ」になります。

 

「ペダル」は「配達と」という名詞ですが、後ろに「る」をつけて日本語の動詞のようにつかいます。 「シキダ」は韓国語でも動詞で「注文する」「~させる」という意味ですが、これもうしろに日本語の「る」をつけて動詞のように使います。

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2.現地語直訳タイプ

これは、初めて聞くと違和感がかなりあるのですが、不思議なことに慣れてしまうとそれほど違和感を感じません。

 

③車を持ってくる

④配達

 

<例文>

③「今日、車持ってきましたから一緒に帰りましょう。」

④「もう30分も前にジャジャンミョンの配達を頼んだのに、まだ来ない。

 

③は「今日は車で来た。」というべきところを韓国語では「車を持ってきた」と表現するのでそれを直訳してしまった形です。 なんだか車を「よっこいしょ」を持ち上げて持って来るとっても怪力な感じがしますが、実は普通に運転して来たという意味です。

 

④も「出前」というべきところの韓国語の直訳です。 日本語で「配達」というと、荷物(宅急便)や家具、新聞などでしょうか・・・。

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3.現地語そのままタイプ

これは、現地語(ここでは韓国語)をそのまま日本語みたいに使ってしまっているタイプです。

 

⑤チェックカード

⑥ムンチャ

 

<例文 / 会話例>

チェックカードにお金が入ってないから買い物ができない。

⑥A:明日時間ができたらムンチャちょうだいね。カフェにでも行こう!

 B:いいよ。

 

⑤は日本では「デビットカード」、⑥は日本だと「(携帯の)メール」と言ったところでしょうか。 「チェックカード」は韓国語では、買い物をする時によく使います。 「デビットカード」という日本語があるのに、毎日の生活で使っているとつい韓国在住の日本人同士で使ってしまうのです。

 

また、「ムンチャ」はスマホの文字メッセージのことですが、これまた楽だし韓国に住んでいる日本人には通じるので、つい使ってしまう言葉です。




子供への影響

子供は親の言葉を聞いて育つので親が①〜⑤のような感じで話していると、 子供はそれが日本語だと思ってしまう可能性が高いです。 もしこれが日本に住んでいるなら、周りの人たちの言葉と比べて「おかしい(=みんなは使わない言葉)」と気がつくかもしれません。 しかし、日本語のインプットが限られている海外では、親が話す日本語が唯一のネイティブの日本語ということもめずらしくありません。

 

そのように気づいてからは、私は自分が使う言葉に気をつけ始めました。

 

自分の言葉に気をつける方法 → 「私の日本語、大丈夫かな?!」

 

現地化した日本語は、自然な日本語ではありません。 後で子供が混乱を起こさないためにも、親はちゃんと使い分けたいですね。

まとめ

今日は、海外に住んでいる日本人はついやってしまいがちな現地化した日本語について、私が住んでいる韓国を例にいくつか紹介してみました。 現地化した日本語にはタイプが3つあり、もう一度まとめると下のようになります。

 

1.現地語を日本語の動詞にしたタイプ

2.現地語直訳タイプ

3.現地語そのままタイプ

 

また、このような現地化した日本語を使っていると、日本語のインプットが限定される環境では、子供がそれは日本人が一般的に使う日本語だと思うかもしれません。 現地化した日本語は、その国に滞在する日本人同士で使うと便利で楽なのですが、子供への影響を考えると日本語としては自然ではない現地化した日本語を、せめて子供の前では使うのを控えるのがいいと思います。

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  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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