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国語と日本語って何がちがうの?

投稿日:2016年10月3日 更新日:

こんにちは~! 韓国で2人の子供を日韓バイリンガルに育てようと日々努力中のまめちゃん(@mame_chang)です。言葉には似たようなものがいくつかあって、その違いを調べる人もいればなんとなく使っている人もいると思います。

 

日本に住んでいたら毎日日本語に囲まれて過ごすので、知らず知らずのうちに似ている言葉の使い分けができるようになっていることもあります。その辺が、ネイティブだなぁと思うところかもしれません。

 

「国語」と「日本語」という言葉は、日本人なら誰でも知っている言葉だと思います。しかし、その「違いは?」と聞かれて即答できる人とそうではない人がいると思います。

 

今日は、この2つの言葉の違いについてお話ししたいと思います。



国語と日本語って何がちがうの?

日本で生まれ育った私。 小学校で勉強したのは「国語」でした。それが、海外に出てみると私がしてきたような「国語」を勉強している外国人はいなくてみんな「日本語」を勉強していました。

 

初めのうちはあまり考えてなかったのですが、「日本語」を教えたいなと思って「日本語」の教え方のようなものの勉強を始めた時に、最初の方に習ったのが「国語」と「日本語」は一緒じゃないよ、ということでした。

 

日本で生まれ育ち、「国語」と「日本語」という言葉を無意識に使い分けていた私・・・。では、次にその違いを具体的な例とともにご紹介です。

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「国語」とは・・・?

「国語ってなんだろう?」と思った方で、日本で日本の小学校に通っていた方は小学校時代を思い出してみてください。どんな時間でしたでしょうか。私にとって小学校から高校までの「国語」という科目は、教科書を声に出して(または心の中で)読んで問いに答えたり漢字を覚えたり、たまにテストを受けたり・・・ そんな時間でした。

 

活用なども覚えないといけなくて、五段活用とか上一段活用、下一段活用、形容詞に形容動詞、副詞などなど、なんだかなつかしいですー。この前、日本の小学校の国語の教科書を見る機会があって「スイミー」とか「スーホーの白い馬」などをウン十年ぶりに読んで、意外と覚えてるもんだなぁ、と思いました。

 

国語とは、文字通り自分の国の言語を勉強してちゃんと使いこなせるようになるための科目です。 その国で使われている言語。 また、生まれも育ちも日本なら会話よりも特に読み書きに焦点が当てられます。 教科書を読んだり考えたり考えたことを文や文章にしたりします。

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「日本語」とは・・・?

それに対して「日本語」って何でしょうか。どんな時に「日本語を勉強しています」と誰かが言ってるのを聞くかな? と考えてみると、やっぱり外国人と会った時ではないでしょうか。

 

日本、または外国で出会った外国人が日本語がうまいなぁ~と思った時に

 

「何年くらい日本語を勉強してるんですか。」

「3年です。」

 

・・・と、こんな会話になりますよね。 このときに、

 

「何年くらい”国語”を勉強してるんですか。」

 

とは言わないと思います。つまり自分の国の言葉ではなく、外国語として勉強する場合は「日本語」と言います。 そして日本語を外国語として学ぶ時は会話、読み書きのほかにも文法、発音やイントネーションの矯正、どんな意味か学習者の母語に置き換えてみる(翻訳・通訳)など国語の時間には、やりそうにない事がでてきます。




国語と日本語を教える時の違い

かなりざっくりとした話ですが、では、国語または日本語を教える時は何か違いがあるのでしょうか。ここで例として9歳くらいの子供と一緒にテレビと見ていて、テレビの中で出てきた

 

「ご覧のスポンサーの提供でお送りしました。」

 

という文の中の「スポンサー」の意味がわからないとしましょう。この文はテレビを見てたら番組の最後によく聞く言葉です。 多分、子供が母親に質問したらこんな会話になるんじゃないかと思います。

 

子供「ね~ね~ママ、’スポンサー’って何?」

母親「’スポンサー’? お金とか出してくれる人、あ、会社かな?」

子供「お金? なんで?」

母親「番組作るのはタダじゃできないからね~。」

子供「ふーん・・・」

 

しかし、同じ質問を「日本語」を勉強している学生(例として中級くらいの韓国人)が先生に質問したとします。

 

学生「先生、’スポンサー’は何の意味ですか。」

先生「お金を出す人や会社、という意味です。 でも、どこで見ましたか?」

学生「昨日、日本のテレビを見ました。最後に’ご覧のスポンサーの・・・’と言いましたが、全部わかりませんでした。」

先生「あ~、テレビの最後に言うことばですね。」

学生「たぶん・・・」

先生「’ご覧のスポンサーの提供でお送りしました。’です。」

学生「ご覧のスポンサーのてい。。。。」

先生「’提供’」

 

 

・・・と言った具合に「提供」の読み方や「お送りしました」という言葉であることを教えて、次に「ご覧になる」「お送りする」という言葉がわかっているか文法チェックする、という流れになると思います。

 

学生の日本語のレベルが低い場合はちょっと韓国語をいれることもあると思います。

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できれば「国語」として子育てがしたい!

海外に住んでいると、日本国内とは環境が違うのできれいに「国語」「日本語」と分けられない部分もあります。しかし、海外で自分の子供に日本語を教える時、日本語としてではなく国語のように教えられたらいいなと思います。

 

・・・とすると私にできることって何だろう?

 

多分、↓この2つです。

 

  1. 子供が質問してきたら、全部日本語で説明する。
  2. 日本語を使う機会をできるだけ増やす。

 

なんだかシンプルですが、もし「●●の意味? 韓国語で××だよ。」と韓国語訳をすぐに言ってしまうと、子供の頭の中がいちいち韓国語に切り替わってしまい韓国語ばっかりになってしまいます。また韓国語訳がないと納得できなくなってしまうかもしれません。言葉とは、常に1対1の関係で、ある日本語の言葉がいつも外国語にきれいに訳せるとは限らないので、韓国語訳は子供が小さければ小さいほど与えなくてもいいのではないかと思います。

 

それよりは、「●●の意味? ▲▲っていう意味だよ。~する時とかに見ることあるじゃん。」のように日本語だけで説明して、日本にいる親が普通に子供に教えるように教えたらいいんじゃないかなと思います・・・。



本当にできるかな?

できるかどうか・・・ これは子供が置かれている環境や親の方針によって変わってくると思います。例えば、国際結婚でママは日本人で日本語ができるけど、パパは日本語ができない場合やママが「私は●●語で子育てがしたい」と言った風に「●●語」が日本語ではない場合や、ママもパパも日本語ができるけど、子供が幼稚園などに行くようになってからは日本語に対する反応が鈍くなった場合、などなど。

 

ケースバイケースなので、なかかな難しい部分もあります。 しかし、ちょっと意識するだけでも違うと思います。

 

まとめ

今日は、「国語」と「日本語」の違いについて、簡単な例を挙げてお話しました。 簡単にまとめると次のようになります。

 

国語とは、その国の言語で小学校などの学校で読み書きを中心に習い、文や文章が読めたり書けたりするようになるための科目である。

日本語は、外国語として学ぶ時によく使われれる言葉で大抵の場合読み書き、会話、文法なども学び使えるようになることを目標とする。

 

 

合わせて読みたい・・・

・「国語」と「日本語」は違うものですが、「母語」と「母国語」もやっぱり違うのです。詳しくはこちらから!→「「母語」や「母国語」って何?!




  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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