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幼児に最初に教えた平仮名+やってみた3つのこと

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

通常、大人の外国人が日本語を習う場合は、日本語は「ひらがな」と「カタカナ」と「漢字」を使う言語だという説明と共に五十音表などを見せて「あいうえお」の「あ」から始める場合が多いです。

 

これは大人の場合は、すでに他の言語ができる(韓国人なら韓国語)ことが多いので鉛筆の持ち方や鉛筆を持った手や腕の動かし方まで教える必要がないからです。(ただし、ひらがな、カタカナ、漢字の筆順は教えます。)

 

子ども(幼稚園児くらい)の場合、特に海外に住んでいる場合や両親の言語が同じではない場合は、聞いたり話したりする言語が複数ある場合もありますが、大人のようにきちんと書くことができる言語は複数ではありません。

 

今回は、先日の「子供が文字に興味を持つまでにやっておきたい4つのこと」(詳細は↓↓参考記事へ)に引き続き、子どもが文字に興味をもったのでやってみたことを3つ、うちの子どもの経験などからお話します。

 





幼児に最初に教えた平仮名+やってみた3つのこと

幼稚園くらいの子どもが書く字をみたことがあるでしょうか。お絵かきの時は、クレヨンなどで豪快に色塗りをする子どもをみていたら子どもらしいですね。しかし、ママやパパの真似をしてボールペンや鉛筆、シャーペンで文字を持たせたらどうなるでしょうか。シャーペンの芯がボキッと折れたりクレヨンの時に見られた豪快さがなくなってミミズが這ったような(?)になったりしますね。

 

これは、クレヨンとボールペンやシャーペン、鉛筆の持ち方や力の入れ具合が違うことを示していると思います。では、文字に興味を持った子どもには、どんな筆記用具でどんな風に文字を教えたらいいのでしょうか。

 

それは、やはり幼稚園は小学校に行く準備段階と考えて鉛筆、消しゴムがいいと思います。最近日本では、鉛筆といってもHBよりも2Bあたりを指定する小学校も多いようで、うちの子どもが日本に一時帰国した時に体験入学で日本の小学校に入ったときも

 

シャーペンは不可、2Bの鉛筆をお使いください

 

という連絡がありました。




やってみた3つのこと

私がやってみた3つのことは、次のとおりです。

  1. 五十音表を意識して子どもと見るようにした。
  2. 絵本を読むときに「このひらがな知ってる?」と聞いてみた。
  3. 簡単なひらがなを教えてみた。

 

五十音表は前から家に貼ってあるのですが、文字が読めない子どもには他の絵やイラストと同じだったかもしれません。それを

 

まめちゃん
これって、ひらがなって言うんだよ~。

 

と教えて意識させることを始めました。そして絵本の読み聞かせのとき、

 

まめちゃん
この平仮名、知ってる?

 

と聞いてみました。もちろん、これから覚えるので答えは

 

知らない

 

です。そこで、

 

まめちゃん
しまじろうの、”し”だよ~。

 

のように教えました。

 

3.の「簡単なひらがなを教えてみた」というのは、「子どもの名前」「子どもが好きなキャラクター」の中で「簡単ひらがな」を選んで教えたということです。うちの子の場合は「しまじろう」が好きなので、絵本を読むときに

 

まめちゃん
このひらがな、知ってる?

 

と「し」を指さして聞いて、

 

わからない

 

というと

 

まめちゃん
しまじろうの `し` だよ。

 

と教え、

 

まめちゃん
書いてみる?

 

と言って紙に書いてみるということをしました。子どもが鉛筆を持って「し」を書いた時に、気をつけたのは次のようなことです。

  1. 鉛筆を正しくもっているか。
  2. 筆順は正しいか。
  3. 書く姿勢は正しいか。

 

1.運筆の本に鉛筆の持ち方が載っていたり、ママやパパが実際に持っているところを見せるのもいいと思います。

 

2.の筆順は「し」の場合は1回で書けるのでいいのですが下から上に書かないように、上から下に書くように鉛筆を持った子どもの手を上から軽く私が手を握って何度か一緒に書いてみました。

 

3.の「書く姿勢」ですが、あまりにも集中しすぎで背中が丸くなってしまったり、目が紙に近づきすぎたりしてしまうとがあります。近づきすぎると目によくないことを教えて正しい姿勢で鉛筆を持ってほしいですね。

 

↓このような教材を使うとクセのないキレイな字が書けます。一度ついたクセは直しにくいので、最初が肝心ですね。

 

他にも↓こんな教材もあります。電車が好きな子どもにはピッタリですね。

「し」から始めた理由

ひらがなの勉強・・・ と言えば「あいうえお」で、「あ」から始める人も多いかもしてません。しかし、「あ」は、よく見ると結構複雑だし1回(一画)で書けません。

 

そのため、私は、

 

まめちゃん
別に、"あ"から始めなくてもいいか~。

 

と思い、子どもが好きなキャラクターで、1回(一画)でかけるもの、「し」から始めました。すると、「しまじろうの `し` は、すっと子どもの頭に入ってくれたらしく、しまじろうの絵本を読むときに

 

まめちゃん
`し` ってひらがな、どこかにあるかな??

 

と言うと、喜んで探して見つけたら得意そうに教えてくれます。また、必ずしも紙と鉛筆で書いて見なくても電車に乗ってるときに「しまじろうの `し` 、覚えてる?」と聞いて、空中に指で一緒に書いてみたりもしました。このように親が意識して繰り返すことで、少しずつ覚えるのではないかと思います。

 

ディズニーが好きな子には↓↓こんなドリルがいいかも。

まとめ

うちの子の場合「し」から始まりましたが、もし子どもの名前が1回(一画)で書けるなら、子どもの名前から始めてもいいと思います。 次はこれを覚えよう! とママやパパが選ぶのもいいし、子どもと一緒に五十音表をみながら「どのひらがなにしようか」と一緒に選ぶのもいいですね。

 

ひらがな、片仮名の表はこれがよさそうです。↓↓

 

  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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