こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちの日韓バイリンガル子育てをがんばっています。
さて、このブログを書いた約2週間ほど前に、オンラインで無料で教材がダウンロードできる「ちびむすドリル」とうサイトをご紹介しました。
このサイトは本当に充実していて、コンテンツも豊富です。海外に住んでいると、ほしい時にほしい日本語の教材がすぐに手に入らないことも多いのですが、このサイトに入るとそれが可能になります。
また海外在住で現地の学校に通っていると、「学年 = 日本語の実力」ではないため、例えばうちの子の場合、算数は今の学年と同じレベルの教材でいいのですが、国語を始めその他の科目のレベルは実際の学年より1、2年ほど下がります。
一般的な通信教育の海外受講では、学年ごとの受講のようなので、科目ごとに学年を変えるのは難しそうです。そんな時に役立つ「ちびむす」。前回の「ちびむす」のご紹介では、「幼児」と「小学生」の部分だけのご紹介となりました。2回目(後半)の今日は「中学生」と「英語」などの部分についてご紹介します。
幼児から中学生までの教材「ちびむすドリル」(その2)
まずは概要ですが、この部分は前回の「ちびむすドリル」のご紹介と重なります。
教材の形式 :ドリル教材(プリント)、動画
サイトの名前:幼児・小中学生の教育に役立つオリジナルコンテンツサイト ちびむすドリル
利用料 : 無料(ただしICT授業向けはこの限りではない)
対象 :3、4歳〜小学校1年生~中学校3年生
科目 : 幼児用 →知育プリント、学習ポスター、なぞなぞ、カレンダーなど。
小学生用 → 国語、算数、社会、英語、理科など。
今回、焦点をあてる「中学生教材」をみると、国語、数学、理科、社会、英語、などのほかに学習帳ノート用紙や原稿用紙などまであります。 では、それぞれの科目を簡単にみていきます。
それぞれの教材
では、それぞれの教材について簡単に見てみます。
★国語教材
国語は、漢字の読みや書き取りとテスト、文法もカバーされています。また、ここは「中学生教材」となっていますが、高校生の漢字もあります。
そして、中学生と高校生は漢字の勉強の目標が違うことがはっきりと赤い字に書かれています。
それは・・・
- 中学生
常用漢字(2136字)- 配当漢字(小学校で習得する1006字)= 1130字の大体を読めるようになること
- 高校生
常用漢字(2136字)- 配当漢字(小学校で習得する1006字)= 1130字の主なものを書けるようになること
「ちびむすドリル」中学生より
私も漢字についてはいつも「書けるようになるより読めるようになることが先」だと思っているので、この赤い字には共感しました。
★数学教材
数学は「比例・反比例」「方程式」などのテーマにそった練習問題のプリントがダウンロードできるようになっています。練習プリントとして、またはテスト前の復習用として使ってもよいそうです。
★理科教材
理科は「植物の生活と種類」「大地の成り立ちと変化」などのテーマにそったプリントがダウンロードできるようになっています。イラストもあり、練習問題の答えもちゃんとついているので、親も安心して子供に取り組ませられますね。
★社会教材
社会には日本地図や日本地理、都道府県、県庁所在地、かるたなど、海外に住んでいたら現地校では習えないような内容ばかりがそろっています。中学生用ですが漢字にひらがなをつければ、小学生であるうちの子にも使えると思いました。
海外に住む子どもにとって日本は親の母国であり、一時帰国することもあると思います。しかし、それが地図上で「ここが日本のおばあちゃんの家がある県だよ」と教えて子どもがそれを覚えてくれたら、親はうれしいと思います。
★英語教材
英語教材は、小学生用と中学生用にわかれています。小学生用はアルファベットから始まり、ぬりえや点つなぎなどの遊びの遊びの要素を取り入れたものもあり、楽しそうです。また、プリントはカラーなのでカラー印刷ができると子供のテンションもあがりそうです。
中学生用の英語教材は文法が中心ですが「解説プリント」と「練習問題プリント」に分かれているので、「解説プリント」できちんと理解してから「練習問題プリント」に行くとよさそうです。
「ちびむすドリル」中学生教材と英語教材のココがいい!
コンテンツがとても充実している「ちびむすドリル」。今回ご紹介の中学生教材と英語教材をみていて「いいな!」と思ったのは次の3つです。
- 「解説」と「練習」のように段階を踏んだプリントに分かれている。
- プリントなので、無理なく続けられそう!
- 英語は文法中心となっていて年齢によって教え方の区別がされている。
中学生になると、勉強バリバリなのかと思いきや、あくまでもプリントという形でできることを最大限生かした教材になっていると思います。社会の日本地図のパズル、色塗りなどは小学生でも使えると思いました。
英語についても、小学生のように楽しんで慣れる時期は終わり文法をきちんと勉強する時期に入るんだなというのが小学生用の教材と見比べるとわかります。このように、ひとつのサイトで小学生用、中学生用があると自分の子どもが数年経ったらどんな教材でどんな勉強をすればいいのかが見えるのもいいな、と思いました。
まとめ
今回は、前回の続きとして「ちびむすドリル」の中学生用教材と英語教材についてご紹介しました。「ちびむすドリル」のトップページに入ると「知育学習プリント 週間人気ランキング」というのがあるので、「他のみんなはどんなプリントをダウンロードしてるかな・・・?」というのがわかります。
この他にも、「ちびむすカレンダー」というのもあり、、かわいいデザインのカレンダーが無料でダウンロードできます。海外在住者にとっては日本の祝祭日が記載されたカレンダーが手に入るのは大変うれしいことです。
さて、2回にわけてご紹介した「ちびむすドリル」のサイト、いかがでしたでしょうか。本当に盛りだくさんで充実している様子を一度見にいってみてください~。