こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。
このブログを読んでいる方は、折り紙は好きでしょうか。または苦手でしょうか。子どものころ、折り紙でいろいろなものを折った経験はあるでしょうか。折り紙は、子どもから大人まで日本では年齢に関係なくできるものだと思います。インターネットを見ていても、簡単なものからビックリするくらい複雑で精巧なものでいろんなものが紙でできるんだな、と思うことがあります。
ところで、子どもは折り紙が大好きだと思います。ちゃんとした作品にならなくても大人からみたら、
と首をかしげるようなものでも、子どもたちは完成したら
とキラキラした目をしながら見せてくれます。
折り紙をすると「手先が器用になる」という話を、以前聞いたことがあります。確かに、
ぐらいに考えていました。しかし、先日下の子と一緒に折り紙をしていて、ふと
と思いました。今回は、バイリンガル児と折り紙について私が考えたことと調べたことについてお話したいと思います。
「バイリンガル児に折り紙っていいな!」と思う2つのポイント
もし、これを読んでいる方が、
と聞かれたら何と答ええますか?
「もちろん楽しい!」
「まぁ、楽しい!」
「特に何も思わない」
「めんどくさい」
「興味ない」
など、人それぞれの答えが返ってくると思います。私の場合は子どものころ折り紙で遊んだ記憶があまりないせいか、少々苦手意識をもっていました。
しかし、子どもを持つようになってその考えも少しずつ変わりました。子どもを日韓バイリンガルにしようと思う思い、それを折り紙と繋げて考えると子どもにはいいことが2つあることに気がつきました。
子どもにいいことって何?
韓国に住んで子どもを日韓バイリンガルにしようとしている私が気づいた、「子どもにとっていいこと2つ」とは、次のようなことです。
- 折り紙をしながら、折り紙をする時に使う言葉や完成した作品(動物の名前、乗り物の名前など)を日本語と韓国語両方で覚えることができる。
- 折り紙をすることで脳が活性化される。
少し詳しく見てみましょう。
★1.折り紙をしながら、折り紙をする時に使う言葉や完成した作品(動物の名前、乗り物の名前など)を日本語と韓国語両方で覚えることができる。
バイリンガル子育てなので、私はまず言語に注目しました。保育園や幼稚園では折り紙をするので、例えば次のような言葉を学びます。
<折り紙を使う時に使う言葉>
・折り紙
・折る
・裏返す
・折り目をつける
・開く
・山折り/谷折り
.
<完成した作品に関係する言葉>
・動物や鳥などの名前
・物の名前(箱、ハートなど)
保育園や幼稚園で先生に折り方を習いながら同時に言葉も学び、完成した作品の名前も覚えてきます。ちなみに、最近下の子(幼稚園児)が幼稚園で作ってきたのは簡単な「箱」でした。
そして、家に帰ってそれを私に見せて
と日本語で教えてくれたり、私が
と言うと、
とはにかみながら、家にある折り紙で幼稚園で教えてもらったことを再現してくれます。
その時に、日本語で説明しながら
と、「こうやって~」しか出てこない時は、
まっすぐ折るのかな?
折り返すのかな?
と、ママ(←私)が、教えてもらうという形をとりつつ子どもが「こうやって~」としか言えない部分を具体的な言葉に置き換えて覚えてくれたらいいな、と思っています。
★2.折り紙をすることで脳が活性化される。
「折り紙をすると手先が器用になる」と私は昔、どこかで聞いてそう思っていたのですが、何がどうしてそうなるのかが具体的によくわからなかったので、ちょっと調べてみました。
いくつかのサイトを見てみると次のようなことが書かれていました。
- 折り紙を折る手順は脳が記憶するので頭(脳)を使う作業となる。
- 端と端を揃えたりしてキレイに折ろうと思うと集中するので集中力があがる。
- たった1枚の紙がどんな作品になるのか想像力と創造力を育てる。
私が子どもだったころは、折り紙は片面だけに色がついていたものが主流だったのですが、今は大きさも色も裏表の色も模様も本当に種類が豊富です。折り方などを調べてそれを見ながらやるのもいいのですが、思うままに折ってみるのもおもしろいと思いました。
まとめ
最近、このブログではデジタル教材などオンラインでできることの紹介もいくつかしてきました。海外に住んでいるとインターネットを使って手に入る日本語の教材は有料であれ無料であれ、とても助かるからです。
一方、折り紙は「デジタルかアナログか?」と言われれば「アナログ」かもしれません。デジタルというと、時代の先を行っているようでアナログよりもまさっているというイメージが私の中にありました。アナログは必ずしもそうではないと気づかされたのは、下の子が得意げに見せてくれた折り紙がきっかけでした。
今後は、デジタルもアナログもいいところをバイリンガル子育てに取り入れていけたらと思います。