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一時帰国

「日本語脳」になってるの? 一時帰国から韓国に戻ったばかりの子供たちの頭の中!

投稿日:2017年8月29日 更新日:

とある場面から・・・

日本への一時帰国を終えて韓国に戻ってくると、子供たちは韓国の友達に会ったり塾に行ったり、韓国の小学校や幼稚園にそれぞれ行きます。

 

前回(半年前)の一時帰国では、小学生である上の子が一時帰国を終えて日本から韓国に戻って小学校に戻った時、私は

 

 

「ちゃんと韓国語しゃべれてるかなぁ・・・?」

 

ということを心配していました。しかし、上の子は、

 

「韓国語? しゃべれたよ! なんか不思議な感じがした。頭の中がそれまで日本だったのに、ばっと韓国に変わったの。」

 

というなかなかおもしろいことを言っていました(この発言については「合わせて読みたい・・・」からどうぞ~)。

 

そんなわけで、一時帰国の余韻を楽しむ私とは対照的に子供たち(特に上の子)は比較的すぐに元の生活に戻るんだなぁ、と思っていました。

 

ところが、今回一時国を終えて韓国に戻ってくると半年前に感じたことを覆すような場面を見ました。今日は、「それがどんな場面だったか」や、「どうしてそうなったのか」、そして「今後はどうすればいいのか」について考えてみたいと思います。

韓国に戻ってきた直後の話・・・

日本から韓国に戻ってきてかなりすぐ、親戚の集まりがあったので家族で参加してきました。子供たちは久しぶりに韓国の親戚、特にいとこ達に会えて楽しかったようで一緒に遊んでいました。

 

食事の時に、食卓にカレーがあって

 

 

「食べたい人はご飯にかけて食べてね。」

 

という感じでした。上の子が私に、

 

「このカレー、からいのかな?!」

 

日本語で聞くので、

 

「このカレーは子供用か、おばちゃん(←親戚)に聞いてごらん。」

 

日本語でいいました。すると韓国語で・・・

 

「이 카레 아이것에요?」

 

と言ってました。それを聞いて、

 

「ちょっと不自然だな~。どうしたんだろう?」

 

と思っていると案の定、親戚にもうまく通じてなかったので私が言いなおして何とか解決。

 

たまたまかと思いきや、その後下の子が食べ物をちょっとテーブルにこぼして、

 

「ママ、ティッシュ~。」

 

日本語でいうので、

 

「おばちゃんに、ティッシュもらっておいで。」

 

というと、

 

「티슈 주세요~」

 

 

と言いました。これは決して間違ってないのですが、

 

 

「韓国人なら、휴지 주세요.って言うだろうなぁ。」

 

 

と思いました。そして、「一時帰国から戻ってきた直後の話」であることや「上の子も下の子も同じような状態」であることに気がついて、

 

「えっ?! どうしてこうなった?」

 

と考えてしまいました。

 

 

どうしてそうなった?

どうしてこうなったのか、理由を考えるより前に子供たちが親戚に対して言った韓国語がなぜ一瞬親戚にうまく通じなかったのかというと・・・

 

 

★上の子が言ったこと・・・

「이 카레 아이것에요?」

 

この文でマズイのは「아이」という言葉です。意味は「子供」なので、上の子が言ったこの言葉を日本語にすると、

 

「このカレー、子供のですか?」

 

となるので、言いたいことは間違っていないはずです。しかし、その後、私が単語を「아이」を「어린이」という言葉に単語を変えて言ってみたら、すぐに通じました。

 

 

 

★下の子が言ったこと・・・

私が言った、

 

「おばちゃんに、ティッシュもらっておいで。」

 

の「ティッシュ」をそのまま使って

 

 

「티슈 주세요~」

 

と言った下の子。こういう時は韓国人なら「티슈」ではなく「휴지」という言葉を使いますが、これは全く使わないようでもないようなので比較的すぐ通じてました。

 

 

 

そして、「どうしてそうなった?」を考えてみたら、理由がわかりました。

 

 

「日本に一時帰国中はほとんど韓国語を使ってなかったから。」

 

 

日本に一時帰国している間は韓国語は使わないでできるだけ日本語だけを使うようにしていました。そのため、頭の中が本語のままになってた可能性が高いと思いました。

 

 

韓国にいる時は「外では韓国語」、「家の中では日本語」というバイリンガル環境になっています。そのため、家の中や外、または話す相手によって「言語を切り替える」ということを日常的にしています。(言語の切り替えについての詳しい話は「合わせて読みたい・・・」からどうぞ~!)

 

しかし、一時帰国中で日本語環境にどっぷりと漬かって欲しかったので韓国語は使わないようにしていたので、韓国に戻ってきてから言語の切り替えがすぐにはうまくいかず、言いたいことをそのまま韓国語にしたり語彙の選択を間違ってしまったようです。

 

 

今後どうしたらいい?

それでは、気になるのは「今後はどうしよう・・・?」ということです。今日の話から考えると、どこにいても日本語と韓国語の言語の切り替えがスムーズにできるようになるには・・・

 

 

  1. 日本に一時帰国している時も韓国語を使い、相手によってさっと言語が切り替わるようにする。
  2. 一時帰国は1年の中でも短い期間なので、韓国に戻ったら直るから気にしない

 

 

1.が理想かもしれないのですが、問題は韓国語を使いすぎになると日本にいる意味がありません。また、一時帰国先に滞在する場所の環境では韓国語でちゃんと会話ができるのはうちの子たちだけなので、相手がいません。

 

 

それなら、2.のように考えるのもアリかなぁ、とも思います。今後は、子供たちの様子を見ながらうまく調整していけたらいいなと思います。

 

 

最後に・・・

今日は、日本への一時帰国を終えて韓国に戻ってきてすぐ親戚の集まりに家族で参加した時に、上の子と下の子が使っていた韓国語を聞いて親戚が一瞬「ん?!」という顔をしていたことを横で見て、その理由や今後はどうしたらいいかなどを考えてみました。

 

 

不自然な韓国語になってしまっていたのは、日本語の影響だということは明らかなのですが、今までのことを考えると多分それは一時的なことなのでしばらくしたら戻るはずです。

 

 

一回だけ見られた様子を目ざとくチェックして理由や対策を考えるのは、バイリンガル子育てをしている親として必要なことだと思いますが、長い目で見てどうするのが一番いいかを決められたらいいなと思います。

 

 

合わせて読みたい・・・

・「韓国語? しゃべれたよ! なんか不思議な感じがした。頭の中がそれまで日本だったのに、ばっと韓国に変わったの。」について →「一時帰国後の初登校の様子からの気づき(小学生の場合)

・言語の切り替えについて →「バイリンガルの頭の中にはコレがある!?

 

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  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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