こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。
「孫はかわいい」「甘やかす」「目に入れても痛くない」「目を細めて......」これらの言葉は、私がシオモニ(義母)とうちの子どもたちを見ていると思いつく言葉です。年配の方々にお聞きすると自分が子育てをしている時は必死で気づかないのですが、孫ができると自分の子どもを育てるのと違い余裕(?)ができるのか、とてもかわいがってしまうのだそうです。
確かに、うちのシオモニとうちの子どもたちを見ていると、一緒に住んでないせいか電話がかかってくると子どもたちは二人とも、
と電話に出たがりシオモニの方も息子(←うちの旦那)と、孫たち(←うちの子どもたち)のことが元気なのか声が聞きたくてたまらないようです。ちなみに嫁(←私)なんていてもいなくていいみたいで、旦那の携帯に電話がきた時は私がいるかどうかも聞きません(←携帯をスピーカーにしてあるので丸聞こえです。)
うちにシオモニが遊びに来ると、孫たちも大喜びで常におばあちゃんの周りにまとわりついています。私はある意味楽なので黙々と家事をこなしているといった感じです。
今日は、そのラブラブのシオモニと孫たちについてシオモニの困った言葉について私がやってみたことについてお話ししたいと思います。
シオモニ!子どもとそんな約束の仕方ってアリですか?!
うちに来るたびにラブラブのシオモニと孫たちでシオモニもうちに来ると子どもたちにお菓子を買ってあげたりお小遣いをあげたりしたいみたいです。そのため、私が家に帰ってくるとシオモニが買ったらしきお菓子やジュースなどがところ狭しと棚に入っていて驚くことがよくあります。普段は私がお菓子やジュースなどは頻繁には買わないので、「買って~!」と言えばすぐにお菓子でもジュースでも何でも買ってくれるおばあちゃんのことが大好きなことは理解できます。
そのため、さびしいのは別れ際です。上の子はもう小学生なのでそれほどでもないですが下の子はさびしがって引き留めたり明日も来てほしいと言ったりします。ここで困ったことが起こるのです。
「5回寝たら来るね!」という謎の約束
別れ際に下の子がシオモニに帰ってほしくないとダダをこねるとシオモニはなだめるのですが、そのなだめ方が......
と言うのです。「5日後」という言い方は幼稚園児にはちょっとわかりにくいので「何回寝たら......」の方がわかりやすいので、「5回寝たら」という言い方になります。
それはさておき、「5回寝たら.......」つまり「5日後......」に、本当に我が家に来るのか?というと、
来ません。
もちろん、来てもらってもいいのですがうちの場合、新婚の時こそ「アポなし訪問」があったものの、数年後にはアポなし訪問がなくなりました。そのため、子どもには「5回寝たら......」といっても「アポ」がなければ、その約束は守れない可能性が高いのです。しかも高齢なので、そんなに頻繁に遠方から来るのも大変です。
シオモニのなだめ方を見ていると、
「5回寝たら来るからね!」(←実は予定ないけどこう言えばもうダダこねないよね。)
↓
指切りしよう!(←現実味あるでしょ?)
↓
約束した(←守れないかもだけど、とりあえず......)
↓
孫が笑顔でさよならを言ってくれる(←万事解決)
と言った感じです。しかし、その後にどうなるかというと下の子は幼稚園児とは言っても1~5ぐらいの数なら数えることができます。そのため、
と言って卓上カレンダーを見せて欲しいと言って一緒に色鉛筆で「〇」をつけて「5回寝る」のがいつなのかを見るのです。そして、結局5回寝ても6回寝てもおばあちゃんが来ないので、悲しくなってしまうのです。
私がいつも子どもたちとしている約束
シオモニとは関係なく子どもたちに小さい時から言っているのは、
ということです。当たり前のことかもしれませんが、小さい時から小さいことから始めるのがいいと思うので、
ヤクルトは1日に1本だけにしようね。
外から帰ってきたらせっけんで手を洗おうね。
テレビは毎日〇分だけ見ようね。
などなどです。そして約束を破ると相手が悲しむことなどを言葉や表情などで教えてきました。なのに・・・
私がシオモニに言ったこと
シオモニが来るたびにこんな感じだと、毎回約束を破られるということになります。そしてそれは、
と教えている私から見ても困ることです。そのため、失礼を承知でシオモニにこう言いました。
つまり、シオモニに盾つきました。それが上の子が幼稚園児のころだったので6、7年前のことです。しかし、そんなことは忘れたのか今は下の子に同じことを言います。
そして、旦那や義理の姉が一緒にいる時にそう言っても、旦那も義理の姉も何にも言わないのです。
と考えたりもしました。
シオモニがする下の子との約束
最近では上の子も慣れたもので、シオモニが下の子に
と言っても、後で
と下の子にさらっと言います。しかし下の子はまだ純粋で言われたことをそのまま信じるので、
と、下の子は泣き出す始末。
「守れない約束をすること」は、兄弟喧嘩の原因にもなるのかもしれません。
現実的に考えると?!
もちろん約束しても状況によっては守れないこともあります。しかし、最初からわかってるのに約束するのはどうかと思います。また、「大好きなおばあちゃんに約束を破らた」という悲しい経験を何度もするのは子どもにとってもよくないと思います。
そのため、
今度来るときは何を買ってほしいか考えておいてね!
ぐらいが「守れる約束」なのだと思います。そしてその方が子どもも次に来てくれるのが楽しみになると思います。
まとめ
今回は、シオモニが来た時に子どもたち(最近は特に下の子)とする約束が、大人から見たら明らかに守れないし結局守れなくて子どもは悲しい思いをするのを見て、私が6,7年前にシオモニに言ったことや、すっかり忘れて今でも下の子に同じようなことを言うことについて話しました。
状況によっては、もしかたらまた同じことをシオモニに伝えないといけないのかな?とも思います。シオモニにわかってもらう方が重要なのかまたは下の子に理解してもらう方が重要なのかというと、もちろん大人であるシオモニにわかってもらう方が重要なのですが、高齢ということもあり話してもすぐに記憶がなくなることがあるようです。しかし、
「大人ってたまには約束を守ることができないこともある。」
を幼稚園児に理解してもらうのもかわいそうだと思います。悩むところですが、様子を見ながら対応していきたいと思います。
・シオモニと孫たちの電話の様子 ↓↓