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バイリンガル育児

「興味」+「インターネット」で日本語上達! しかし、それでも身につかないものは・・・?

投稿日:2017年10月27日 更新日:

振り返ってみると・・・?

私は韓国にかなり長く住んでいますが、その間に日本語を教えたりちょっと翻訳や通訳を手伝ったりしていました。中でも日本語を教えた経験は、その後の自分のバイリンガル子育てにも繋がることや繋がらないことがあって、その違いもなかなかおもしろいです。

 

国の変化が比較的はやい韓国では、10年前のことや20年前のことは、ある意味大昔のことのように感じることもあります。

 

今日は、私が昔日本語を教えていたころに出会った人々と最近接する若者の違いについて「言語的な面(と言っても日本語に限定ですが)」について感じたことをお話ししたいと思います。そして、それはバイリンガル子育てという点で考えるとどうなのかについても私の考えをお話ししたいと思います。

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私が初めて日本語を大人に教えたのは?

私が初めて韓国に来たのは1990年代半ばで、知り合いを訪ねて来た旅行でした。行き先はソウル近郊でしたが、初めて見るものばかりで珍しかったのを覚えています。そして、1990年代も終わりに近づいたころ日本語の先生として働いていました。場所はいろいろな年齢の人たちがくる塾(韓国では「学院」と言います)のようなところでした。

 

 

その時に韓国人で日本語を勉強していた人たちにたくさん会い、韓国語なまりの日本語や韓国人にとって難しい日本語の発音などを知るきっかけとなりました。当時思ったのは韓国人で日本語を勉強している人たちにとって難しい発音は、

 

「つ」「ざ」「ぜ」「ぞ」

 

です。これらの音は、次のようになってしまいます。

 

「つ」 → 「ちゅ」

「ざ」 → 「じゃ」

「ぜ」 → 「じぇ」

「ぞ」 → 「じょ」

 

 

そのため、「」を「じょぅ」と発音したり「全部」を「じぇんぶ」と発音したりしてしまいます。そのため、

 

自分の言語にない音の発音は難しいなぁ」と思ったものです。

 

 

最近の人達を見ていると?

最近、私が韓国で出会う若い人たちは、私が学院で日本語を教えていた当時と比べると発音が格段に上手になっているなと思います。さっきの「つ」「ざ」「ぜ」「ぞ」も、問題なくキレイに発音ができる人にも出会うことも多いです。

 

「もしかして、子供の時に日本に住んでたりしました?」

 

と聞いても、答えは「いいえ」のことが多いです。

 

「昔とは違うなぁ」

 

と思いつつ、

 

「ではどうして違うんだろう?」

 

と考えてみました。

 

どうしてなんだろう?!

最近私が出会う韓国の若い人たち(10代後半から20代後半ぐらい)は、どうして私が初めて日本語を教えた時の学生たちと比べて発音が上手なのでしょうか。

 

その理由は、私が出会った人たちにこんな質問をすることで答えが見えてきました。

 

「いつからどうやって日本語を勉強してるんですか。」

 

その答えは、ほとんどの場合次のような感じでした。

 

興味があって小学生/中学生のころから。インターネットで動画を見たり漫画を読んだりしてた。」

 

つまり、「興味」と「インターネットの普及」がキーワードです。私が日本語を教え始めたころもインターネットはありました。しかし、その頃にすでに大人だった人たちが小学生や中学生だったころは、インターネットがそれほど普及しておらず(または年代によっては全くなかったかもしれません)、携帯もスマホどころかガラケーもない時代でした。

 

そして日本の文化が規制されていた時期もあったので、私が初めて韓国に来た1990年代後半は日本の歌はカセットテープに録音された海賊版を街中の店で買う、という感じでした。そのため、日本のアニメやテレビ番組などに今のようなアクセスがなかったと言えると思います。

 

しかし、今の時代は本人に興味さえあれば韓国にいても(その他の国にいても)、インターネットがあれば日本の歌やアニメ、テレビ番組などの情報や音声、画像、動画などはたくさん手に入る時代です。

 

そのため、私が出会う最近の若い人たちは自分の興味でインターネットでJ-POPや日本のドラマ、映画などさまざまなコンテンツに触れて知らず知らずのうちに韓国語にはない「音(音素)」を身につけ、そして発音できるようになったのではないかと思います。

 

 

「バイリンガル子育て」と考えると?

さて、ここでこのブログのバイリンガル子育ての話をしたいと思います。私が最近出会った韓国の若い人たちが小学生や中学生のころにしていたことを考えると、やはり年齢の低いうちに言語に触れさせるのは重要だと思います。

 

 

しかし、それで完璧かというとインターネットでメディアに触れるだけでな学べないことがあるとも思います。それは、次のような理由からです。

 

  1. 相手による言葉の使い分けができてないこともあるから。
  2. 日本語自体は流ちょうでも、言ってる中身は日本人なら言わなさそうなことを言うことがあるから。

 

1.は私がこのブログでも時々言っていることで、「です、ます」や「敬語」「ていねい語」などがちゃんと使えるかどうかがわかっていない人がいたり、やたらとアニメのキャラクターの使う言葉を使ってみたりしてそれが年齢と合ってないことがあります。私が親ならきっと訂正しただろうなぁ、と思ったりします。

 

次に、2.は「日本人なら言わないかも?」というものです。以前、梅風味のお菓子をいただいたことがあります。その人は他の人にもらったらしいのですが、その人はこんな言い方をしました。

 

 

「これ、よかったら食べてください。私、梅ってキライなんですよね。」

 

私は一瞬、顔がひきつりました・・・。 人間関係的に日本語を訂正できる相手ではなかったので、そのままにしましたがもし私が親で自分の子供がこう言ったら間違いなく、

 

「人にものをあげる時は、そんな言い方しないでね。」

 

と言ったと思います。

 

このような経験から、バイリンガル子育てとは言語、文化、社会的に日本人は使うか? など、「総合的なもの」だと思います。

 

 

最後に・・・

今日は、私がむかし日本語を教えた人たちの発音と、最近出会う若い人たちの日本語の発音に違いが見られることや、その理由について考えてみました。そして、バイリンガル子育てという点から考えてみると、やはり年齢が低い時に母語以外の言語に触れるのはいいと思うのですが、インターネットなどだけでは学べない部分もあると思いました。

 

やはり言語の習得には言語だけにとどまらないので、社会的に問題のない使い方なのかというのはかなり重要だと思います。

 

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  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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