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子供は、◯◯がなくても言葉がうまく発音できる!

投稿日:2017年10月28日 更新日:

昔、韓国語を勉強していた時に・・・

かれこれ約20年近く前(!)の話になりますが、韓国語を勉強しようと韓国語教室に通っていた時期がありました。そこは「韓国語が上手になるぞ〜〜!」という人たちではなく、どちらかと言えば楽しく気長に韓国語を勉強したい人たちが集まっていました。

 

私もその中に混じって韓国語をゆっくり勉強してたのですが、ある時、万年初級と思わしき方がこんな事を言いました。

 

「韓国語って、スペルがわかんないとちゃんと発音できないよね。」

 

韓国語なので、ここで言う「スペル」とはハング文字のことです。確かに韓国語には日本語にはない発音があるので、文字を見ないとどう発音したらいいかわからないものもあるなぁ、と思ったことを今でも覚えています。

 

ここ数日、このブログで「音」や「音素」話を書いたせいか、なぜか昔出会った方の言葉を思い出しました。

 

今日はこの方の言葉から、

 

「文字を見ないと言葉は正しく発音できないのかな?」

 

大人子供の場合について考えてみたいと思います。

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日本語がネイティブの人は?!

このブログを読んでる方で日本語がネイティブの方は、下に書いてある言葉を読んでみてください。

 

すんがーちっと。

 

そして、これを近くにいる日本語がネイティブの人に文字を見せないで、

 

 

  1. 聞いて書き取ってもらう。
  2. 自分でも発音してもらう。

 

きっとネイティブなら

 

「何、この言葉〜〜?!」

 

 

などと笑いながらも2回も聞けば正しく聞き取って書き留められ、そして発音できると思います。

 

ちなみに、これは私の造語なので辞書にもないし特に意味もありません。但し、日本語を外国語として勉強する人で、初級の人がつまづくことがある、

 

「ん」

「ー」

「っ」

 

を混ぜてあります。次に、日本語がネイティブの幼稚園の年少組か年中組ぐらいの子供に、

 

  1. 聞いてもらう。
  2. 自分でも発音してもらう。

 

をするとどうなるでしょうか。幼稚園児はまだ年齢的に幼いので、大人のように文字を聞いてその通りに書き留めるのはまだ難しいかもしれません。しかし、聞いたことをそのまま発音してもらうとできると思います。

 

外国語だとどうなる?

そして、これが大人になってから勉強した外国語ならどうでしょうか。外国語の勉強の仕方はいろいろありますが、突然の海外赴任やちょっとした旅行でサバイバル的に必要とかでない限り、大人は文字と発音を一致させながら覚えていくことが多いと思います。

 

私が英語を学校で学んだ時も、韓国語を自分で勉強し始めた時もやはり文字学習が最初の一歩でした。そして挨拶や簡単な文を作ることに進みました。

 

特に日本語にない音があると、メモをしたり何回も聞いたりして真似をしてみたり先生に発音が合っているかどうかチェックしてもらったりもすると思います。韓国語の場合だと、次の子音が日本人には聞き取りづらいと言われています。

 

(ニウン)」と「(イウン)」

 

です。 「ㄴ(ニウン)」は、「n」の発音で、「ㅇ(イウン)」は「ng」の音です。そして、これは単語によっては発音を間違えると意味が変わったり、うまく通じなかったりします。韓国語を習うと、この2つの文字が入っている時はどのように発音すればいいかを教えてもらうので、文字をみたり後ろに助詞をつけたりするとうまく発音できます。 しかし・・・、やはり耳だけで聞き取ろうとすると、なかなか難しいものがあります。

 

 

なぜ文字を見ないとうまく発音できないの?!

そういえば昔、英語を勉強していた時も、耳だけではうまく聞き取れず、スペルを教えてもらったらうまく発音できたという経験があります。

 

日本語だけのモノリンガルで育った私の英語と韓国語の学習経験から考えると、初級のころに文字を習いそして発音も習ったため、やはり日本語にない発音は文字でその発音を覚えているからではないかと思います。

 

また、必ずしも文字というわけではなく中国語をちょっとだけかじった時は、文字(漢字)ではなくピンインを見て発音の仕方を覚えるということをしました。そのため、言語によっては文字ではなくピンインやその他の記号のようなものを手掛かりにするのだと思います。

 

いずれにしても、大人になったら文字や記号などの視覚情報を頼りにするものだと思います。

 

 

子供は文字がわからなくてもキレイに発音してる!

ところで、子供の場合はどうでしょうか。文字学習は幼稚園児になってから少しずつ始めますが、小学生になって文字がちゃんと書けるようになるころにはその言語はペラペラになっていると思います。

 

そのため、子供は文字がわからなくてもちゃんと発音できるのだと思います。さらに、文字の助けもないのに耳だけを頼りに言葉を覚えて文を作るのは本当にすごいことだなと思います。

 

 

バイリンガル子育てをして思うこと

以前から、子供が持ってる音素の数を増やすのは重要だと思っていましたが、このように考えていくとやはり重要で、それは子供の頃にできることだと思います。なぜなら、音素は後で増やすのは難しいですが、減らすのはきっと簡単だと思うからです。

 

また、文字学習はかなりの努力が必要ですが、ネイティブでなくても努力すればできることだし後でもできるとも思います(もちろん、年齢にあった読み書きの力をつけるに越したことはありません)。

 

 

最後に・・・

今日は、昔一緒に韓国語を勉強していた方のひと言を思い出し、大人になったら特に初級のうちは文字がないとうまく発音できないことと、子供は年齢的に幼くても耳だけで聞き取ってキレイに発音ができるという話をしました。

 

ここでも関係するのは、やはり「音素」の話です。海外でバイリンガル子育てをしている親としては現地の言語プラス親の母語の音素は子供が小さいうちに身につけられるようにしてあげたいと思いました。

 

韓国に住んで日々韓国語に囲まれる毎日ですが、その流れに負けないで子供たちには日本語の音素はきちんと身につけてほしいと思います。

 

 

合わせて読みたい・・・

・音素についての過去の話 → 「日本語って“音”の種類が多い言語なの?! または少ない言語なの?!

 

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  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々かんこくの義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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