喧嘩になるとなぜ韓国語になるの?

年齢によって変わるケンカの形

子供のころは、「おもちゃが欲しい」や「相手にこうして欲しい」などがうまくいかなかったりしたらケンカに発展することがあります。 保育園児や幼稚園児のうちは、言いたいことをきちんと言葉にして言うことができず、つい無理に相手が持ってるおもちゃを取ったり、たたいたりして片方(または両方)が泣くという結果になることもあります。

 

そして、言葉がきちんと話せるようになると、ケンカはもちろん手が出ることもありますが言葉でのケンカも増えてきます。今日はうちの子供たちのケンカを見ていて思ったり考えたことについて、「言葉」の面から考えてみます。

 

年の差はあるものの・・・

うちの子供たちは、上の子は小学生(高学年)、下の子は幼稚園児で年の差が少しある方です。下の子が生まれる前まではケンカする相手もおらず、家の中は上の子中心に動いていたように思います。

 

下の子が生まれた時は、「年の差もあるし、きっと仲良くしてくれるんじゃないかなぁ〜。」と漠然と考えていました。しかし、その考えが崩れ去ったのは下の子が満2歳を過ぎたころでした。下の子は「ママ」、「パパ」と言ったひとつの単語だけで話す時期を経て「ママ、どこ?」や「パパ、ねんね。」など単語2つでしゃべる時期に入りましたが、この時期が長かったです。そして、突然堰を切ったようにペラペラと文章で話し始めて周りを驚かせました。今では、日本語も韓国語もよくしゃべる子だと周りに言われるほどです。

 

そして、この時期から上の子と下の子はケンカをするようになりました。

 

どんなケンカをする?

ケンカの理由は、下の子が上の子の勉強机を勝手に触って上の子が怒ったとか、上の子が下の子の体を押したとか押してないとか、ここに書くには恥ずかしいくらいの些細なことばかりです。

 

そして、私が注目しているのはケンカになるとそれまで日本語で話してたのに、突然韓国語になることが多く、それはたいていの場合上の子から始まります。

 

上の子の言葉が日本語から韓国語に変わると、話しかけられた言語で答える下の子の言語も韓国語になり、2人で韓国語の激しい口ゲンカが始まります(さすがに取っ組み合いはしませんが・・・)

 

なんでケンカになると韓国語になるの?!

上の子は韓国生まれ韓国育ちで、現地の学校に行ってるのため韓国語の方が強いとは思います。そう考えてみると・・・

 

  1. 感情を表現するのは韓国語が楽。
  2. 日本語でケンカをした経験がない。

 

この2つなのかなぁ、と思います。韓国語の方が強いから韓国語の方が楽なのは当然ですね。また、日本語でケンカをしたことがないのは、次のような理由です。

 

「そこまで日常的に深く付き合っている日本人のお友達がいないから。」

 

残念ですがこの理由が一番大きいと思います。日本に一時帰国して日本の小学校に体験入学したり、韓国にいる間も日本人の集まりにはできるだけ参加しています。しかし、体験入学は2、3週間の短いものなのと、小学校側も仲良くしようとしてくれているため、今まで2回体験入学をしましたがケンカになることはありませんでした。

 

また、韓国にいる間は同じ地域に住んでいる日本人の集まりにも子連れで参加してますが、それほど頻繁ではなく会う時はかならず親も一緒です(距離的に子供だけで集まらせることはできません)。子供同士が遊んでもケンカに発展することはほぼありません。

 

親としてできることは?!

このような状況の中で、親(私)にはどんなことができるのだろう?と考えてみました。

 

  1. 同じように考えている親と協力して、子供たちが一緒に遊べる機会を増やす。
  2. 一緒にドラマなどを見ている時にケンカのシーンが出てきたら子供とそれについて話す。
  3. 自然な流れだと思ってそのままにする。

 

やはり、日ごろ頻繁に子供同士で会うと仲良く遊んだりケンカもしたりお互いの心のうちを話したりするものだと思います。ということは、親はそういう機会を増やしていくといいと思います。もちろん、ケンカに関する日本語を覚えて欲しいからといってこちらからケンカを仕掛けることはないと思います。

 

または、子供と一緒に日本のドラマなどを見ている時にケンカのシーンがもし出てきたらどんな言葉を使っているかなどを子供と話せたらいいなと思います。

 

最後の方法は「無理せず自然のまま」という考えです。子供が置かれている環境をそのまま受け入れて自然の流れに任せるといった感じです。

 

最後に・・・

今日は、ケンカをすると韓国語になる上の子の姿から、どうしてそれまで日本語で話していても韓国語になるのか、その理由と親ができることについて考えてみました。

 

海外に住む子供にとって、日本語で周りをコミュニケーションを取ることは、間違いなく頭の中で積みさなり糧となっていくと思います。そして、それは仲良くするだけでなく日本語でケンカすることも言葉や表現が増える助けとなるのだと思います。親は自分にできることを探して試してみて、うまくいかなかったらやり方を変えるなど試行錯誤を続けていけばいいのかなと思います。

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