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バイリンガル育児

子どもにどう教える? 相手による言葉の使い分け。

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

日本語には、友達と話す言葉や目上の人と話す言葉、お客様と話す言葉などさまざまな種類があります。日本で生まれ育ち社会経験などができてくると、経験的に自然と身についていく人が多いのではないかと思います。

 

以前、一時帰国した時にも感じましたが

 

「日本語が聞いて理解できる」ということと「状況や相手に応じて使い分けができる」ということは違うと思いました(詳しくは↓↓参考記事へ)。

 

また、帰国子女の知り合いを見ていると、一見日本語はペラペラのように見えても相手によってうまく敬語や丁寧な言葉が使えてなかったりすることもあります。

 

今回は、バイリンガル子育てのする上でただ日本語ができるようにするだけではなく、相手によって使い分けができるようにするにはどうしたらいいか考えてみたいと思います。

アンパンマンのコンビ二のレジ。




子どもにどう教える? 相手による言葉の使い分け。

先ほど、日本で生まれ育つと自然に経験的に自然に身につくと書きましたが、具体的にいつ頃どうやって身につけるのでしょうか。

 

日本で生まれ育った私自身のことを思い返してみると・・・。

 

小学生の時は、親に教えられたように思います。と言っても何か教材を使ったり家庭教師が来たわけではなく、毎日家族と話す中で親に、

 

そういう言葉/言い方は親に使っちゃダメだよ。

 

といいう風にです。そして、その時は

 

この言葉は親に使ったら叱られるから止めよう。
まめちゃん

 

ぐらいにしか考えていませんでした。

 

それが中学生になると、上下関係の厳しい部活に入っていたせいか親や先生よりもたった1つか2つ年上の先輩が怖くて仕方がなく先輩には言葉も行動もかなり注意していました。そこでは先輩に対する行動(気のつかい方?!)を学んだような気がします。

 

高校でも部活に入ってましたが、中学生の時よりは厳しくありませんでした。高校の時は受験勉強ばかりが頭に残り、言葉の使い分けについては正直言うとほとんど頭に残っていません。

 

大学生になってから言葉の使い分けについて学んだのは、アルバイトです。レストランや事務、販売などのアルバイトをいくつか経験しましたが、特にお客さんと話すレストランでのアルバイトでは、今覚えば尊敬語や謙譲語を自然と覚えたような気がします。

 

社会に出た後も社内ではもちろん、社外の人と話すことや文書などに目を通しながら覚えたと思います。

 

では、このような過程を踏むことができない海外で育つ子どもには、どのようにしたらいいのでしょうか。

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使い分けを教える時の試行錯誤...

うちの子はまだ成人しているわけではないので、まだ試行錯誤の途中ですが、「気をつけていること」と「こうした方がいいかな?」そして「気がついたこと」があります。

 

それらを順番に見ていくと・・・

 

★「気をつけていること」

子どもには、「言葉には、誰にでも使っていいものとそうではないものがある」と教えています。具体的には、「誰にでも使ってもいいもの」とは、「本」や「パソコン」「いただきます」などの言葉で、特に相手を選んで使わなくても良いものです。

 

そして、「そうではないもの」とは例えば「こっちに来てごらん」の「~ごらん」や、「これ、やっといて」といった普通は下の人から上の人には使わない言葉です。

 

 ★「こうした方がいいかな?」

日本人の集まりなどに参加する時は、できるだけ「〜です/〜ます」で大人と話すことを子どもには話しています。それは、家庭で親子では、ため口で話すことが多いのでなかなか「〜です/〜ます」で話す機会がありません。そのため、日本人の集まりなどに参加する時は、子ども同士で話す時はため口で話してもいいけど、大人と話す時はできるだけ「〜です/〜ます」で話すようにということです。

 

うちの子どもは、今はまだ小学生なので、やっているのはこのくらいです。




使い分けはこれで教えたらいいのでは?

しかし、気がついたことがあります。私が、

 

まめちゃん
言葉には、誰にでも使っていいものとそうではないものがある。

 

のようにわざわざ言わなくても、なぜか自然と子どもが自分で言葉の区別ができている時があります。それは、「ごっこ遊び」をしている時です。お店屋さんごっこ、病院ごっこ、先生ごっこなどです。

 

これらの「ごっこ遊び」は、「店員とお客さん」「医者と患者」「先生と学生」のように人間関係がはっきりしていて、しかも会話にある程度のパターンがあることがあります。

 

例えば「店員とお客さん」なら、「いらっしゃいませ。」「またお越しください。」「ありがとうございます。」「ご注文は、何にしますか。」そして、「(お)いくらですか。」「すみません、お水ください。」「(会計は)カードでお願いします。」など、家庭では使わない言葉ばかりです。

 

うちの子どもたちは、一時帰国の時に行ったレストラン、病院、小学校の体験入学などで、これらの言葉の違いを知らず知らずのうちに身につけていたようです。このように考えてみると、ひごろ韓国にいても家の中では日本語を使っているといっても、一時帰国の時はそれをはるかに上回るバラエティに富んだ日本語を子どもたちは耳にしているんだなぁと感じました。




言葉の使い分けについて、親にできること

一時帰国はたまにするものの、1年のほとんどは海外にいてバイリンガル子育てをする場合、子どもが言葉をきちんと使い分けられるようになるために親にできることは何でしょうか。

 

それは、やはり「言葉には、誰にでも使っていいものとそうではないものがある」という意識付けをすることから始まるのではないかと思います。子どもは親の言葉を聞いて育つので、

 

まめちゃん
○○ちゃん、こっちおいで~。

 

と親が子どもに言うと、子どもも親に向かって

 

ママ、こっちおいで~。

 

と言うことがあります。もちろんこれは、子どもが親を下に見ているわけではありません。そのような時に、

 

まめちゃん
ママには、”こっちおいで” じゃなくて、”こっち来て” って言ってね。

 

と直す親もいるのではないかと思います。そんな感じで気になった言葉は少しずつ訂正していくのがいいと思います。

 

また、日本人の集まりがある場合は「~です/~ます」を使う練習をしてもいいと思います。「周りに日本人がいない・・・」という人は「ごっこ遊び」でも「~です/~ます」が使えそうです。

 

海外で子どもがどんな環境にいるかによって、親ができることは変わると思います。 親が海外でのバイリンガル子育ては、やはり日々努力だなぁと思います。




まとめ

今回は、日本語には相手によって言葉の使い分けがあることや、海外で育つバイリンガル児はそれをどのように学ぶのか、親には何ができるのかを考えてみました。

 

ポイントをまとめると次のとおりです。

 

ポイント

・日本語は相手によって敬語や「~です/~ます」、タメ口などの使い分けがあることを子どもにも教える。

・周りに日本人の集まりなどがあれば参加し、「~です/~ます」を使って見るように子どもにいう。

・周りに日本人がいなければ「ごっこ遊び」を通して相手による使い分けの練習ができる。

 

子どもが置かれている環境によって、できることは変わってくると思います。一時帰国が頻繁にできるのか、日本人の集まりがあるのかなど、さまざまな条件を考慮して子どもに一番いい方法が取れるといいと思います。





  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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