こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日楽しく取り組んでいます。
韓国生まれ韓国育ちのうちの子たちですが、私の方針で家族とは日本語を使い、わからないことはなんでもママ(←私)に聞くよう話してあります。そのため、昼間韓国語で生活しているうちの子どもたちは韓国語では知ってるけど日本語では言えないことを主に質問して来ますが、時には韓国語で意味がわからないことを私に質問してくることもあります。
質問のタイミングはいろいろで、ある時は一緒にテレビを見ている時、またある時は本を読んでいる時、またある時はゲームをしている時だったりします。今回は、そんな中でも上の子の質問の中で「最近やたらと増えた」と思う質問について、その理由とどう対処するかについて考えてみたいと思います。
言葉の意味がわからない時はどうすればいい? 子どもに学んでほしいこんな習慣
子どもが何かわからない時に親に聞くことは、ごく自然なことだと思うので、あまり深く考えていなかったのですが、ある時上の子が最近聞いてくることに共通することがあると気がつきました。
これらが最近、上の子が私に意味を聞いてきた言葉です。
- ベストドレッサー
- NEW GAME
- シネマ
- ホームステイ
- ディスコ、ハウス(←音楽のジャンル)
- 人見知り
最後の「人見知り」以外は、全部カタカナ(または英語)の言葉なのです。

と思い、子どもが質問して来るタイミングとその時に子どもが何を見ているかを観察してみたら......
なんと、ほとんどがゲームでした。具体的にどんなゲームをしているのかはよくわかりませんが、韓国のゲームで韓国語で見ていました。「人見知り」だけはゲームではなく、知り合いとの食事の時に話をしていて出てきた言葉でした。
言葉で言葉を説明するのは難しいことも・・・
上の子が私に聞いてきた言葉の中で、私が説明しやすかったのは、、、
- ベストドレッサー
- NEW GAME
- シネマ
- ホームステイ
- 人見知り
です。「人見知り」以外は子どもは韓国語で見ていた言葉ですが、これらの言葉は英語から来た言葉だと思います。以前から英語にはほとんど興味のない上の子。

という考えが一瞬私の頭をよぎりましたが、それはちょっと違うと思いました。やはり、ここは子どもがちゃんと理解できるように子どもにわかりやすく説明するのが一番いいのではないかと思いました。
「人見知り」以外の言葉は韓国語で見ていた言葉で、元は英語ですが日本人である母親に聞いたため日本語で説明を聞く......。ちょっと回り道をしているかも知れませんが、我が家の親子関係を考えるとそれが一番だと思いました。
ちなみに、これらの言葉が元は英語であることは、説明して子どもが意味を把握したあとに、

と、軽くひと言だけ付け加えるだけにしました。そして、説明しにくかったのは、、、
- ディスコ、ハウス(←音楽のジャンル)
です。どうして説明しにくかったのかというと、音楽のこの2つのジャンルについて、私自身がなんとなく感覚的にしかわかってないことが一番大きい理由です。
感覚的になんとなくしかわからないことを、言葉を使って説明するのは結構難しく自分でもわかりにくいな、と思いました。
すると案の定、子どもにもちゃんと伝わらなかったようで、

と言われてしました。説明する人がちゃんとわかってないと、説明しても相手にもちゃんとわかってもらえないのは当然ですよね。
説明しにくいものがあったらどうする?!
説明していた私もなんだか苦しくなって、結局インターネットの動画投稿サイトで「ディスコ」や「ハウス」のジャンルの音楽を2、3曲だして一緒に聴いてみました。
すると、やっと

と言ってくれました。今回は音楽のジャンルでしたが、説明がしにくいものはインターネットを使ったり実物を見せるなどしたら、子どもが理解する助けになると思います。
もちろん、親が言葉で説明できたらそれが一番かも知れませんが、私はこんな風に考えています。
「親にもわからないことがある。」
↓
「わからない」とあきらめるのではなく「調べる」という姿勢を見せたい。
↓
子どもも同じように「わからないことは自分で調べる習慣がついたらいいな!」を期待したい。
「調べる」方法と迷い
子どもに「調べる習慣」をつけてほしいと思ったら、

と思いました。方法としてはいくつかあると思います。例えば、次の2つです。
- 紙の辞書を引く。
- インターネットで検索したり辞書アプリで調べる。
小学生でも携帯電話を持っている子どもが多い韓国では、最近の方法として2.がダントツだと思いますが、1.の方法を全く知らないのもどうかと思います。しかし、2.が時代の流れだし・・・ と私の中で迷いがあります。
1.は時代の流れと逆行しているようにも感じますが、それでも基本として押さえておく部分だとも思います。
ところで、アマゾン(www.amazon.co.jp)で見ると、小学生用の国語辞典や漢字字典などがたくさんあります。これらのうち国語辞典1冊だけでも家にあり、2.と並行するのがいいかもしれないと思います。
小学生用の辞書一覧はこちら → http://amzn.to/2sNPJdb
まとめ
今回は、上の子に最近聞かれることにカタカナの言葉が多いことに気がつき、それをどう子どもに説明して、親の態度から子どもにも学んでほしいことも書きました。説明しにくいものは次のように考えています。
「親にもわからないことがある。」
↓
「わからない」とあきらめるのではなく「調べる」という姿勢を見せたい。
↓
子どもも同じように「わからないことは自分で調べる習慣がついたらいいな!」を期待したい。
全てが親の思惑通りに行くとは限りませんが、少しずつ自分で調べる習慣がつくようにしていけたらと思います。