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韓国の義実家

こんな発想はなかった!シミや黄ばみ、ニオイもスッキリのシオモニの洗濯法

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

生まれ育った家庭や環境が違うと、考え方ややり方が違いますが、国や地域が変わるとその差はさらに広がります。日本と韓国はお隣の国なので似ているとよく言われますが、いざ住んでみるといろいろな違いに気がつきます。ただ住むだけではなく、結婚して韓国人の親戚ができるとなおさらです。

 

うちの場合も例外ではなく、結婚前に1人で韓国に住んでいて韓国のことはかなり知っていると自分では思っていました。しかし、結婚してそれがただ一部しか見てなかったことに気がつき、子どもが生まれて子育てが始まるとさらにその考え方ややり方の違いがわかりました。

 

違いは新しい発見で新鮮ではありますが、時には驚いたりやっぱり遠慮したいと思うこともあるのが正直な意見です。今回はそんな中でもシオモニ(義母)の驚きの洗濯方法について、私が「絶賛する部分」と「遠慮したい部分」についてお話ししたいと思います。




こんな発想はなかった!シミや黄ばみ、ニオイもスッキリのシオモニの洗濯法

私は結婚してしばらくしてから韓国に来ましたが、日本に住んでいた頃は家事は私が日本式にやっていました。それまで一人暮らしをしていた私には、自分なりの方法や母に教えてもらった方法などがあったからです。

韓国に来てもやはり自分のやり方でやっていましたが、使うものや材質の違いで、全く同じにならずどうしようかと思う時期もありました。

 

ところで上の子は韓国生まれですが、出産前に出産準備の品を揃えているとシオモニが布オムツを持って来ました。布オムツの方が赤ちゃんにはいいというのです。私はそれまで周りに赤ちゃんどころか、小さい子がほとんどいなかったので子育てと孫の世話経験が豊富なシオモニ(義母)が言うことならそうなんだろうと思って、布オムツを使いました。

 

しかし・・・、布オムツは確かに赤ちゃんにはいいかも知れないのですがお世話する側のやることがとても多いです。しかも生まれて数ヶ月の間はかなり頻繁にオムツを替えないといけないので、汚れたオムツを洗い、洗濯して干して、また汚れて、、、、がエンドレスで続くのです。

 

汚れると言っても「小」の時はそれほど大変ではないのですが、「大」の時は真っ白な布オムツなら色がなかなか取れません。もちろん、洗濯機だけで洗うのではなく汚れを落としてからその後固形石鹸で洗ったり、つけ置きをしたりしましたが、たまに汚れが落ちないこどがありました。

 

そんな時、家に来てたシオモニ(義母)が洗うと真っ白になったのです!

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シオモニ(義母)の洗濯法とは?

「一体どんな方法なんだろう?!」と思い話しを聞いてみると、、、

 

鍋で煮たらいいよ。

 

と言いました。

 

いや、今は料理じゃなくて洗濯の話をしてるんですけど......?1
まめちゃん

 

と思いましたが、シオモニ(義母)は本当に洗濯物を鍋で煮ていたのです。

<シオモニ(義母)がうちに持ってきた洗濯用の鍋>

 

★その洗濯方法とは?!

それではシオモニ(義母)の洗濯方法の公開です。シオモニと言っても、家によってやり方が多少違うかも知れませんが、うちのシオモニ(義母)のやり方は次の通りです。




★<準備するもの>

  • 洗濯物(素材は綿)
  • 漂白固形石鹸
  • オキシクリーン(酸素系漂白剤)
  • 洗濯用の鍋
  • 洗濯用ゴム手袋

 

<オキシクリーン>

<オキシクリーンの中>

 

★<手順>

  1. 汚れた洗濯ものを漂白固形石鹸で手洗いする。
  2. すすぎはしないで洗剤を軽く絞って、水気を取ったら鍋に入れる。
  3. 鍋に水を洗濯物がひたひたになるように入れる。
  4. オキシクリーンを鍋にスプーン1杯入れて鍋全体に行き渡らせたら、強火で煮る。様子を見ながら中火にしたりもする。(約1時間)
  5. 煮詰まって水がほとんどなくなったら火を止めて残っている煮汁を捨てる。
  6. 冷めたら水気を絞って洗濯機に移して、すすぎと脱水をする。
  7. 洗濯物を干す。

 

この方法でやれば洗濯物を干す時には、洗濯物が真っ白になっていてシミや黄ばみも取れているのがわかります。



私が「絶賛!!」するポイントと「遠慮したい」ポイント

このような洗濯方法。初めて見た時はびっくりしました。鍋で洗濯物を煮るという発想が私にはなかったからです。そして、結果として洗濯物(布オムツ)が真っ白しなったことにも驚きました。しかし、いいことづくめではなく「絶賛!!」するポイントと「遠慮したい!」ポイントがあります。

 

★「絶賛!!」するポイント

このシオモニ(義母)の方法で私が絶賛!!するのは次の2つです。

  1. シミ、黄ばみ、ニオイが落ちて洗濯物が真っ白になって気持ちがいい。
  2. まとめてやればそれほどしょっちゅうやらなくてもいい。

 

とにかく、洗濯物が真っ白になるのが嬉しいです。上の<手順>を見たらやることが多いように見えますが、慣れたらそれほど大変でもありません。

 

★「遠慮したい!」ポイント

洗濯が真っ白になって気持ちがいいのですか、反対に遠慮したいこともあります。それは、、

  1. 鍋でグツグツ煮ている間のニオイがあまりよくない。
  2. 煮ることで色落ちすることがある。

 

最初は鍋で煮るのを見てかなりビックリしました。鍋は胴長の鍋で大量のスープなどを作る時に使えそうですが、もちろん家ではそれを洗濯用として使います。

 

煮るのはたいてい綿のタオルやシャツなどですが新しい服の場合は色落ちがすることもあります。新しい焦げ茶色のタオルをシオモニ(義母)が、煮たため干して乾いたら薄いい茶色になってたことや、青いタンクトップを煮たら一緒に煮ていた白いシャツに色が移り、ショックだったこともありました。

 

煮ている時のニオイは言葉ではなかなか表現しづらいのですが何とも言えないニオイで、いいニオイではありません。鍋で洗濯物を煮ている間は換気扇をフル稼動し窓を全開にしています。



シオモニ(義母)の気持ちはありがたいけど...

シオモニ(義母)は、我が家に来るたびに、

 

忙しいでしょう。フキンとか洗濯物、煮てあげるね。

 

と言って洗濯カゴの中から洗濯物を取り出して煮てくれます。

 

ありがたいのですが、煮ている時のニオイは我慢できても色落ちは正直、困るなぁと思いままた、一緒に住んでないためシオモニ(義母)はどのタオルや服が新しいか、はっきりわかっていません。そのため、シオモニ(義母)にひと言こうお願いしました。

 

まめちゃん
煮たら色落ちしそうなものもあるので、煮る前にひと言声かけてくださいね~。

 

これでなんとか一件落着しました。



まとめ

家族や親戚にはとっても献身的に尽くしてくれるシオモニ(義母)。助かるのですがたまに困ったことになることもあります。せっかく助けてくれるシオモニ(義母)の気分を害しないように、言葉と伝えるタイミングを選びながら話をするのが大切だと思いました。

 

そうでないとうちのシオモニ(義母)の場合、すねてしまったりするので後が大変です......。シオモニ(義母)の性格を把握して様子を見ながらやらなきゃですね。




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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