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韓国の義実家

やっぱり平和がいい!「韓国シーワールド」との関係

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

このブログは、海外に住んでいても子どもには日本語や日本文化を伝えたいということで、バイリンガル子育てについて書いています。しかし、韓国在住なので韓国のあれこれや、韓国側の親戚についても1ヶ月に2回ほど書いています。

 

韓国語では「시월드(シーワールド)」と呼ばれる親戚達(詳しくは「合わせて読みたい」からどうぞ~)。結婚する前からそして結婚してからも何かとネタがつきません。日本人の感覚ではびっくりするようなことがたびたびあります。

 

・韓国シーワールドって? ↓↓

 

 

韓国のシーワールドと言えば、やっぱりシオモニ(義母)が強烈でダントツなのですが、うちの場合はそれに勝るのが義理の姉です。何がどう強烈なのかは、過去に書いたことを読んでいただくことにして、今回は韓国シーワールドについて思う「平和」と「距離感」についてお話ししたいと思います。

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やっぱり平和がいい!「韓国シーワールド」との関係

なにかと強引強烈で、びっくりどっきりが結婚前から絶えなかった韓国シーワールドのみなさん。結婚後はその付き合い方がよくわらからず、向こうのペースで全てが回ってついていけなかったり、子どもが生まれてからは育児の方法や考え方が違って衝突して修羅場を迎えたこともありました。

 

しかし、ふと「平和だなぁ~」と感じたこともあります。向こうのペースに巻き込まれることもなく、考え方の違いから衝突することもなく、です。韓国シーワールドについて「平和」という言葉を知り合いで韓国にお嫁に来た人からは、ほとんど聞いたことがありません。

 

結婚して年月が過ぎると共に私もいろいろと学ぶことが多かったせいか、韓国シーワールドについて、自分にとっての「平和」とは何かがわかるようになりました。

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韓国人の距離と日本人の距離

まず、私が韓国シーワールドについて結婚当初から気がついたことは「距離感」の違いです。それは心理的な距離と物理的な距離の両方です。韓国人は、親戚に限らず日本人よりも「距離」が近いです。一緒に歩いている時や連絡の取り方など日本人にとっては「近い」と思うことが多く、それは韓国で生まれ育つうちの子どもも受け継いでいる部分があるようです(詳しくは「合わせて読みたい」からどうぞ~)。

 

新婚当初は、シオモニは私が毎日電話してこないことを不思議に思ったり、義理の兄弟たちも私があまり連絡してこないことが不思議だったようです。その時は特に意識してたわけではなかったのですが、日本にいる母にでさえ毎日電話したりSNSで連絡を取ったり海外にいるから寂しいと思ったりもしません。その辺が韓国側の親戚にはギャップだったようです。



韓国シーワールドのみなさんとはどんな距離感がベスト?

結婚当初はペースや距離感がうまくつかめず大変でしたが、だんだんわかって来たことは、

 

「距離感のコントロール」

 

です。シオモニや義理の兄弟のペースに合わせていると、私はいっぱいいっぱいになってしまい、窮屈距離感が近すぎます。しかし、一応(?)親戚ではあるので、まったく付き合いを絶つわけにもいきません。それは、私にとって韓国シーワールドのみなさんは、血のつながりのない血縁関係からの親戚であっても、旦那や子どもたちには血のつながりのある人たちだからです。

 

そして、私がやってみた距離感のコントロールは具体的には、

 

「私からは必要以外は連絡をしない。」

 

シンプルにこれだけです。但し新婚時代は、旦那がシオモニに私が日本の母にも毎日電話しないことなどを説明してくれました。

 

私から必要以外連絡をしないというのは、用もないのに電話をしても会話が続かないし、シオモニは嫁よりも息子や孫の声が聞きたいのがわかるし、義理の兄弟姉妹たちもそれぞれ忙しいので電話をしてお茶でも......となっても、やっぱり親しい友人ではないので会話が常に盛り上がるとも限らないからです。

 

そして、この「距離感のコントロール」は、言い換えると「適度な距離を保つ」や「つかず離れず」とも言えるかも知れません。これを実践したら、たまに会う時は「話すネタ」があるので、沈黙が気まずくなることもなくなり窮屈だとか距離感が近いと感じることもなくなりました。

 

今では、シオモニも毎日連絡してこない嫁にすっかり慣れていますし、用事がなければ私には電話もきません(旦那には「元気~?」みたいな電話はありますが)。

 

もしかしたら、シオモニや義理の兄弟姉妹は多少の物足りなさを感じてるかもしれませんが、きっと結婚10年も経ったらこの距離感にも慣れてきていると思います。そして、それは私には「平和~!」に繋がっています。



まとめ

今回は韓国にお嫁に来た日本人妻の友人たちからは聞いたことがない「韓国シーワールド」についての「平和」と「距離感」についてお話ししました。ただの友人なら、「元気~?」という電話やSNSでの連絡も素直に喜べるのですが、なぜかそうも行かないのがシーワールド。

 

「距離感のコントロール」「つかず離れず」が、窮屈にならず会っても話すネタがなくならない方法だなぁ、と思いました。

 

・うちの子が受け継いでいる韓国人の「距離感」について ↓↓

 

合わせて読みたい・・・

・シオモニや義理の姉について過去に書いたことの記事一覧

→「韓国シーワールド!(義理の世界)




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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