こんにちは。韓国で2人の子供たちを日韓バイリンガルにしようとしているまめちゃん(@mame_chang)です。子連れの一時帰国。だんだんと自分という物ができ始める子供達と、なつかしの日本の地元を楽しみたい・・・。そう思うのが子供がちょっと大きくなってきた親が考えることかもしれません。
日本国内に住んでいても普段は都会に住んで、地方にある親の地元に帰るときもきっと普段は触れられない自然いっぱいな環境を子供たちに!と思うものだと思います。
私は現在韓国で生活し、子供達を日韓バイリンガルにすべく毎日を過ごしています。一時帰国をする時は日本の私の地元に帰りますが、子供達が韓国の保育園に通うようになるとやはり韓国語が増え始め、
のような一抹の不安を覚えたことがあります。そんなわけで、一時帰国に先立ち、「一時帰国中に日本の保育園に預けることができるか?」ということを調べてみました。今回は私にとっては初めての子育てとなった上の子が保育園児だった頃のお話です。
一時帰国中にできるコト(保育園の一時保育編 その1)
日本に帰っている間は、もちろん周りは日本人がいっぱいで日本語にあふれています。しかし、日本に帰ってきても同じくらいの年代のいとこがいないため、日本にいると言っても結局日本語でのコミュニケーションは、私か私の母、近所の方くらいです。
同じくらいの年代の子とコミュニケーションをさせたいし、日本の保育園も体験させてみたいな。。。
そのように思ったのですが、最初は「一時保育」なんて言葉すら知らなかった私。結婚した時に周りの先輩ママから「子供が生まれたら世界が広がるよ。」なんていわれたことがあるのですが、日本で生まれ育って日本語が母語である私でも、自分と関係がなければ「一時保育」なんて言葉は知る機会も使う機会もありませんでした。
そこで・・・ 早速調べてみることにしました。
一時保育の種類
調べてみて見つけたのが「一時保育」という制度です。
一時保育を利用できるのはだいたい以下のような場合です。
- 保護者が短期で働く場合
- 出産、病気などで保護者が子供をみるのが困難な場合
- 育児をしている保護者にリフレッシュが必要な場合
などです。そして、預けることができる子供の年齢や時間帯は地方自治体や保育施設によって多少の差があります。例えば、「満1歳~就学前」というところや「6ヶ月~就学前」「3ヶ月や就学前」という保育園などがあります。
そして、忘れてはならないのが・・・ほとんどの場合、「無料ではないこと」です。 利用料金は自治体ごとに決まっている場合もあれば、保育園が決めている場合もあります。
ここで例として兵庫県神戸市の一時保育について挙げると・・・
- 利用対象 → 満1歳~就学前
- 利用時間 → 午前8時~午後6時までの必要な時間
- 利用料金 → 2400~3600円(利用タイプ・時間数による)
(追記:2023年4月10日(月)に「神戸市の一時保育」のリンクチェック!情報は同じでした。)
自治体や保育施設によって異なるので、一番いいのは検索にかけることだと思います。 例えば・・・ 「☆☆市 一時保育」のように。
すると、その市の一時保育のページがヒット、またはその市にある保育園のホームページがヒットしたりします。市の一時保育のページの場合は、保育園のリストが載っていて一時保育の制度がある保育園の情報がある場合もあるので、ぜひぜひチェックです!
実際に一時保育を利用した感想
私の場合、「一時帰国するぞ~!」と決めてから、韓国にいる間にいろいろと調べ始めました。そして、日本の実家に近い保育園で一時保育をやっている保育園を探してホームページからメールを送ってみました。その後、園長先生とのやりとりが何度か続き、一時帰国した翌日に子供本人をつれて簡単に面談をしてもらい準備しなければいけない物のリストをもらって、実家のもので使えるものは使わせてもらいないものは100円ショップで調達しました。
そして、実施に一時保育を利用してみた感想は以下の3つです。
- 保育園で使う歌や日本語を覚えられた
- 日本式のお行儀が覚えられた
- 子供の反応は・・・?
では、1つずつ見て行きます。
★.1.保育園で使う歌や日本語を覚えられた
保育園で使う言葉や物の名前など、いつもは韓国語なのですが実物を見ながら日本語が覚えられてよかったです。例えば、「上履き」という言葉。 韓国で子供が行ってる保育園では上履きは使わないので、そういう物があるということを実物とともに覚えられていました。 また、日本の保育園で普通に歌う歌も、お友達と一緒に覚えることができてよかったです。
★.2.日本式のお行儀が覚えられた
いつも韓国人の中にいるので、全てが韓国式ですが、日本の保育園に通わせてみることで日本のお行儀が少しだけ覚えられたような気がします。
簡単な例で言うと、「いただきます」や「ごちそうさまでした」を手を合わせて言うことや、みんなが席に揃うまで食べ出さないこと、自分のお皿は自分で片付ける、などなどです。
★.3.子供の反応は・・・?
多少引っ込み思案で、恥ずかしがり屋さんの部分も持っていた保育園時代の上の子。預けて別れ際にさびしくて泣いてしまったこともありますが、全体的には楽しかったようです。韓国で通ってた保育園にはない園庭で遊んだり、日本語で全てを聞いて理解したり・・・。
最後の方には、保育園のお友達の名前も何人か覚えたようでお友達の名前を教えてくれました。最後の日には先生とお友達と記念写真も撮りました。
まとめ
上の子というか一番目の子供の育児って、親も始めてのことも多いのでわからないことだらけです。自分で調べたりインターネットで検索したり、電話やメールで問い合わせたり、先輩ママや先輩パパに聞いてみたりと情報のアンテナを広げておく必要があります。
また、「一時保育で子供に日本語と日本文化を経験させたぞ~!」と親は満足しがちですが、覚えるのも忘れるもの早いのが子供。 せっかく覚えた日本の歌や言葉をすぐに忘れないように韓国に戻ってきてからも「あ、これ日本の保育園で見たね! 名前なんだったっけ・・・?」のように意識的に話しかけ、覚えた単語を思い出させるようにしています。
日々努力・・・ ですね。
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