こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。
私たちは誰もが子ども時代を経て大人になります。子どもの時は何も感じなくても大人になったら懐かしく感じるものはたくさんあります。それは食べ物、友達、テレビ番組、周りの人々などいろいろあります。
海外に住んで子どもに日本語を教えようと現在取り組んでいる私ですが、子どもたちには2つの言語がわかる(バイリンガル)だけでなく、2つの文化(バイカルチャー)も理解し身につけてもらえたらと考えています。
......という欲張りな親(←私)なのですが、下の子がテレビを見ている姿を見て思ったことがありました。それは、
ということです。
今回は、このように私が思ったことから、「子どもが大きくなったら懐かしいと思ものはなんだろう?」をバイリンガル、バイカルチャーの面から考えてみたいと思います。
子どもが将来「懐かしい!」を共有できるために親ができること7つ
時代は全然違いますが、まず日本生まれ日本育ちの私の話です。まず、「子ども時代」って、なんだかおおざっぱですが、保育園、幼稚園、小学校ぐらいまでかな?と思います。
私が「懐かしい」ものとして挙げるとすれば、、、
- 当時みてたアニメ
- 音楽
- 遊び
- 給食のおかず
- 友達
このぐらいでしょうか。「勉強」なんて言葉は、なぜかどこにもありません。しいて言えばランドセルぐらいでしょうか。
子どもの時は引っ越しを全くしたことがなかったので、大学生になって他の地域で育った友達と話して、
とか、遊びでも例えば掛け声(「いっせ〜ので!」と言うか「いっせ〜のせ!」か)や、小学校には「日番」がいるのか「日直」がいるのかなどで、盛り上がりました。
このようなことは日本で生まれ育っているからできる話です。しかし、海外在住でも親が意識すればできないことはないと思います。
それでは、具体的にどんな方法があるのか考えてみたいと思います。
オンラインでできること
海外にいてもできることと言えば、やはりインターネットを使ったことだと思います。一昔に比べるとインターネットを使えば海外にいながらにして手に入れることができる日本のものが本当に多いです。
例えば・・・
- オンライン絵本
- アニメ視聴
- 童謡視聴
★1.オンライン絵本
絵本の読み聞かせは、子どもが小さい時にやってあげたいことのひとつですが、絵本はたくさん買うと結構な金額になりますし、もって来ると本ってかなり重いです・・・。動画投稿サイトなどで、「オンライン絵本」「絵本読み聞かせ」などと検索すると、動画になった絵本がいくつもでてきます。
うちでは、基本的には紙の絵本なのですが時々動画で「オンライン絵本」を見せることもあります。その方が、子どものいつもと雰囲気が違っていいみたいだからです。
または、スマホやタブレットで見せる「絵本アプリ」もあります。絵本アプリについては以前書いたことがあるので、「合わせて読みたい」からご覧ください。
・絵本アプリについて ↓↓
★2アニメ視聴
アニメにも流行りすたりがあり、それは時代を反映します。私が子どもの時にみてたアニメを言うとたぶんズバリ年齢がいい当てられそうです。アニメが時代を反映するのなら、自分の子どもが小さい時に流行っているアニメを見ておけば、子どもが成長した時に「懐かしい」と思うと思います。
そして、その「懐かしい」という話をするのが日本で生まれ育った人となら、きっと懐かしい思い出が同じで話が通じるのだと思います。
★3 童謡視聴
童謡を聴くのはきっと幼稚園を卒園するまでのような気がします。童謡が懐かしいと思うのは、きっと大人になってからですが、友達と話す時ではなく自分が子育てをする時ではないかと思います。なぜなら、私も自分が子育てをする時なって数十年ぶりに絵本に触れたり童謡を聴いたりして懐かしく思いママ友などと「懐かしいね~。」と話したことがあるからです。(もちろん兄弟や身近な人が先にママになったという場合もそういう機会があると思います。)
海外で日本の童謡視聴は動画投稿サイトが一番便利のような気がします。動画で字幕つきのものも多いので、「歌詞を忘れた!」という時にも助かります。
オフラインでできること
次に海外に住んでいてオフラインできることもいくつかあります。それは・・・
- 日本から買ってくるDVD
- 転送サービス
- 一時帰国
- 絵本の定期購読
★1.日本から買ってくるDVD
ひと昔に比べてインターネットが発達した時代だと言っても、地域によってはネット事情が違います。日本の家族や知り合いに歌やアニメ、映画などのDVDを贈ってもらったり自分で買ったりして滞在国に持って帰ってくる方法があります。
★2.転送サービス
「日本に頻繁に帰れないし、滞在している国に日本のものもあまりないし......。」または「日本のサイトで買ったけど海外発送はしていない。日本には家族や友達もいるけど、滞在国にいちいち送ってとお願いするのはちょっと......。」という場合に助かるのが、転送サービスです。
日本のサイトで買い物をして転送サービスが指定する住所に届けてもらいます。そしてそこから滞在国に送ってもらうサービスです。料金は品物の重さや日本から滞在国までの距離などによって代わります。(詳細は「合わせて読みたい」からどうぞ。)
・転送サービスについて
★3.一時帰国
一時帰国の時は私はつい食べ物を大量に購入してしまうのですが、子供のための本や教材なども買います。買ったものはスーツケースにつめてもいいし日本から自分で滞在国へ郵便局から送ってもいいと思います。
また、一時帰国の時に日本で体験する祭りや小学校の体験入学などは日本の生活や文化を垣間見るいい機会なので積極的にあちこちにでかけるようにしています。
★4.絵本の定期購読
日本の絵本を滞在国に定期的に送ってもらえる会社があります。うちでは、上の子が保育園児のころから始めました。当時は絵本だったのが、小学生の今では文字が多い読み物になっています。そして、上の子が読んでいた絵本は、今は下の子(幼稚園児)が楽しく読んでいます。
絵本はさきほどの「オンライン絵本」や「絵本アプリ」もありますが、やはり紙のぬくもりやページをめくる楽しみは紙の絵本だと思います。この絵本の定期購読についても「合わせて読みたい」をご覧ください。
・絵本の定期購読について
うちではどうしてる?!(うちでできること)
我が家では、オンライン、オフライン共に利用しているという感じです。絵本については、基本的には紙の絵本ですが、それだけだと読むものがなくなるので、その時にオンラインのものを使うといった感じです。
また、小学校の体験入学はいい経験となり将来いつか「懐かしい」と誰かと話せる機会が来るといいなと思います。
まとめ
今回は、「子どもが大きくなったら懐かしいと思ものはなんだろう?」をバイリンガル、バイカルチャーの面から考えてみました。海外に住んでいてもオンライン、オフラインでできることはたくさんあると思います。
日本と韓国で2つの言語と2つの文化を持って生きていくうちの子たちが、日本と韓国のもの両方に対して「懐かしい」と思えるような子ども時代にしてあげることができたらいいな、と思います。