こんにちは。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようとしているまめちゃん(@mame_chang)です。 私は子育てを始めて早くも10年以上たっていますが、子どもの成長に合わせて楽しいことも大変なことも問題になることも変わってくるなぁ、と思っています。
それは健康に関することだったり保育園や幼稚園、小学校に関することだったり。そしてもちろんこのブログのメインテーマである言語に関することだつたりします。
このブログはメインテーマ以外に韓国在住ということで韓国側の親戚(シーワールド)についてもあれこれと書いています。 シーワールドについては、たいていの場合はシオモニ(義母)が最強なのでそれにまつわる葛藤や衝突が多いです。ちなみにうちの場合はシオモニより義理の姉が最強です......。
そんなことはさておき、今日は、
「シオモニ親に無断で子どもに小遣い!私の対策と効果」
と題して私が最近少し困ったな、と思ったことやそれについてどんな対策をとってその効果はどうだったか、などについてお話ししたいと思います。
今回の話は多分韓国だけでなく日本や他の国でも起こるかもしれないことなので、できれば色んな方に読んでいただければと思います。
シオモニ(義母)が親に無断で子どもに小遣い!私の対策と効果
では、早速本題に入りたいと思います。シオモニに子どもに与えて欲しくないもの、お小遣い....。
現在、下の子は幼稚園児なので毎月のお小遣いは親からはあげていません。親戚と会った時や一時帰国の時には子供たちにひとりずつお小遣いを渡してその範囲で買いたいおもちゃやお菓子を買ったりガチャガチャをしたりしてます。
しかし上の子は小学校高学年なので放課後の習い事の前にちょっと小腹が空いた時や友達との付き合いでジュースを飲む時や欲しい文房具を買う時などに多少のお小遣いがいるのである程度の金額を毎月渡しています。
お小遣いをあげてると言っても、周りの友達に比べたら少なめのせいか、または欲しいものがどんどん増えていくのかいつからか
といったことを時々言うようになりました。
欲しいものがあるのはいいのですが、欲しいからと言ってすぐ何でもかんでも買ってあげるのは違うと思い、
「クリスマスのプレゼントに買ってあげる。」
「じゃ、次の誕生日に買ってあげる。」
などと言ってたのですが、1年にプレゼントをあげる機会なんて数えるほどです。
義母の「してあげたいこと」と孫の「してほしいこと」が一致?!
シオモニはどうしてお小遣いをあげるのかというと、多分それは、
というシオモニの思いなんだと思います。そして、それがシオモニが「してあげたいこと」であり、
お小遣いが欲しいなぁ。
おもちゃがほしいなぁ。
というのが子どもが考えることなんだと思います。それが一致したのでシオモニには喜んで子どもにお小遣いを渡し、子どもは喜んでもらっているんだと思います。子どもはとにかく、シオモニの老後の楽しみを奪ってはいけないとは思いますが、モヤモヤはなくなりません......。
なぜ無断が困るのか?
シオモニが子どもにお小遣いをくれることは、一般的に考えても特におかしいことではないしむしろありがたいと思うべきことだと思います。しかし私がモヤモヤとするのにはいくつかの理由があります。それは・・・
- 子どものおサイフの流れが把握できない
- いろんな物を買いたがって家は物だらけ
- ひとつの物を最後まで使う前に飽きて放置
- 子どもにそんなにお金って必要?!
子どものおサイフの中身やお金の流れが把握できないのは小学生の親としてはどうかと思います。なぜもらったことに気がつかないか......。それは韓国にはポチ袋というのがなく、お小遣いをあげるときは基本的に封筒なしで現金そのまま手渡しだからです。そのため、もらってすぐ全額使ってしまったらもらった形跡もないのでわからないのです(もちろん大きな金額の時は封筒です)。
また、上の子がお小遣いをもらっていたことがわかるのが、シオモニに会った後しばらくして上の子と私とのやりとりで次のようなものがたまにあったりシオモニが私が見てないところで渡したりするからです。
子ども:新しい○○買ってもいい~?
私 :○○? いくらぐらいするの? 今月のお小遣いってそんなにまだあったっけ?!
子ども:だいじょうぶ。おばあちゃんにもらったから。
私 :えっ?! いつの間に・・・?? いくらもらったの?!
そしていろんな物、こまごましたものを買って家の中は物だらけです。そして、何にしてもひとつの物を最後まで使う前に飽きて放置......というのがあります。ひとつの物を大切に使ったり、本当に捨てないといけなくなるまで使い込むということをしないで、次々と新しいものが欲しくなるのはちょっとよくないと思います。そう考えると小学生にそんなにお金って必要なのかな?と思うわけです。
やってみたこと(対策)
親戚には全く会わないわけにもいかないので、とりあえず会ったらもらうお金をどうしようかと思いいろいろやってみました。
- もらったお金はママが預かって銀行などにいれておく。
- ほしいものがある時は、「欲しいもの用封筒」を作り、もらったお小遣いを入れて目標金額になったら欲しいものを買う。
- 毎月のお小遣いの停止。
今までずっと1.だったのですが、銀行にちゃんと入れておいても通帳の数字が少し増えるだけで子どもには何の実感もありません。また、子どもにお小遣いをあげるときは親の前でとお願いし、子どもにももらったらママに報告をということにしました。
そして、何か欲しいものがある時は2.のように封筒を作ってもらったお金を貯めて目標金額になったら欲しいものを買うということをしてました。これは目標があることで銀行にいれて実感がないよりも子供は楽しみだったようです。
そして、
と思った時は、毎月のお小遣いを渡さないということもやってみました。しかしあまり効果なし。 というわけで一番効果があったと思ったのは、2.「欲しいもの用封筒」でした。
結局(効果)......
お金って、大人から見たらたいした金額ではなくても子どもから見たら結構大きいお金であることも多いと思います。そのようなお金を頻繁ではないとはいえ、小学生の間からもらうことに慣れるのは将来がちょっと心配です。
しかも素直に私に預けてくれたらいいのですが、シオモニは「あげたこと」、子どもは「もらったこと」を私に言わない(忘れる)ことがあるので、親としては困るばかりでした。
旦那にも協力をお願いして子どもにお小遣いをあげたらひと言教えてほしいと言ったら返事は
だったのですが、結局シオモニは言ってくれないこともあり......。これが今後も続かないようにするには、次のようにするのがいいかも?!と思いました。
- 子どもと自分の信頼関係の見直し
- 多少は見逃す
- 子どもが「もらったよ~」と堂々と言える雰囲気作り
もしかしたら私は厳しいかもしれないのと、せっかく自分がもらったお小遣いをママに預けるのではなく「没収されている」と子どもは感じているかもしれないので、多少は見逃しつつ子どもが「もらったよ~」と言える雰囲気を作りながら親子の信頼関係を見直したいと思います。
まとめ
今回は、韓国シーワールドに限ったことではないかもしれませんが、最近私が困っていることについて書きました。子どもにお小遣いをくれるシオモニには感謝なのですが、問題はくれる額と渡したことをちゃんと私に教えてくれないことでした。
子どももいつまでも子どもではないのでいつかお金を自分で管理したくなる時期が来るのはわかっています。こんなことを書いている私も実は親にお金の管理をされるのがいやで母方のおばあちゃんと銀行口座を作りにいったことがありました。.......と言ってもそれは小学生ではなく高校生の時のことでしたが。
高学年とはいえ、小学生が大きなお金を自分で管理するのはちょっと早いと思うので、子どもとの関係を見直すのがまず最初にすることだなぁと思います。
追記^^
※2019年4月27日(土)追記:
この記事を書いてから1年半ほど経ちました。シオモニは相変わらず私には何も言わずに子どもに直接封筒なしで現金を渡します。今でも「欲しいもの用封筒」を使っていますが、子どもたちとの信頼関係の方が育ってきて子どもたちは二人とももらったお小遣いはそっくりそのまま私に渡してくれます。もちろん、その後いっしょに「欲しいもの用封筒」に金額を書き込んで欲しいものがあったらそこから買います。シオモニとの関係はさておき、子どもとの信頼関係の方が育ってよかったです。