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バイリンガル育児

ゲーム、歌、文化紹介等イベント盛りだくさんのオンライン子ども会に参加しよう

 

こんにちは~。韓国で2人の子供達を日韓バイリンガルに育てながらブログを書いているまめちゃん(@mame_chang)です。 これを読んでいる方は、子どものころに住んできた地域の自治会や子ども会などに参加したことがあるでしょうか。 私が日本で住んでいた地域は、自治会や子ども会の活動はあまり活発ではなかったのですが、それでも運動会などに参加した記憶が少しだけあります。

 

韓国で生まれ育っているうちの子たちは、日本の子ども会のような行事やイベントを経験する機会がなかなかありません。

 

...と思ったら、海外にいながらにして参加できる子供会を発見し参加してみたので、今回は世界のどこにいても参加できる子供会についてご紹介したいと思います。

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ゲーム、歌、文化紹介等イベント盛りだくさんのオンライン子ども会に参加しよう

地域ごとに開かれる自治会や子供会は、きっと今でも健在だと思いますが、海外に住んでいると参加できるのは一時帰国の時ぐらいです。また、うまくタイミングが合わないと参加できないこともあります。

 

子連れの一時帰国がいつでも自由にできたらいいのですが親の仕事の都合や子供の学校などのスケジュールを考えると、そうもいかず、一時帰国はいつも夏か冬......という家庭もあると思います(実際、我が家がそうです)。そうなると子ども達が日本で体験するのは、いつも「日本の夏」と「日本の冬」、ということになってしまいます。

 

ところが、日本にいても韓国にいても世界のどこにいても参加できるのが、オンラインでする子ども会です。

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LEARN JAPANという団体がイベント実施!

オンラインの子ども会を紹介する前に、まずはその子ども会を実施している団体から簡単に紹介したいと思います。

 

団体名 :LEARN JAPAN

どんな団体? :オンラインの日本語教室。海外在住の方向けにオンラインのプレイグループや歴史の授業を実施。

どんな考え方なの? : 日本の歴史や、昔の日本人の生き方、考え方をまなぶことによって、日本語の意味も理解できるという理念のもとに活動。

 

このLEARN JAPANの代表のホール典子さんは、イギリス在住で子育てもなさっています。そして、

 

「ご自宅の周囲に日本人コミュニティがないと、子どもたちが大きくなるにつれて、日本語を話す機会も次第になくなり、子どもたちの日本語能力は落ちていくばかりです。

親が熱心に日本語を子供たちに教えていかない限り、子どもたちにとって日本語は、ある日突然外国語になってしまいます。

私は、海外の田舎で子育てをしていた時に、自宅近くに補習校がなく、幼い子どもたちの日本語学習や日本の文化や歴史をどのように伝えたらいいのだろうかと悩みました。」

 LEARN JAPAN「代表よりご挨拶」より引用

 

このようなご自身の悩みや周りにも同じような悩みを抱えている方々の悩みを解決すべく、LEARN JAPANを立ち上げたとのことです。その他、日本語や歴史の授業については、こちら からご覧いただけます。



子ども会の概要

では、私が子どもと参加したオンライン子供会について、概要を紹介します。

 

参加した日 :2018年7月1日(日)

参加者 :大人6名(保護者を含む)、子供6名

参加者の子供の年齢層 :4~10歳

今回の参加国 :日本、韓国、ドイツ、イギリス、台湾

参加費 :無料

テーマ :七夕

所要時間 :約1時間

ツール :Zoom

 

【追記】2021年10月26日

このブログを書いたのは2018年でしたが、2021年現在でも行われています!

 

オンライン子供会が始まると、初めて参加するお友達もいるとのことで、まず最初に自己紹介がありました。その後の流れは以下のとおりです。

 

  1. 七夕の歌
  2. ビンゴゲーム
  3. 七夕についてのお話
  4. 早口言葉

それぞれの詳細は・・・

 

★1.七夕の歌 

まずは、YouTubeで七夕の歌を一緒に聴きました。大人は知ってるのですが参加した子ども達は知っている子もいれば知らない子もいるようすでした。

 

★2.ビンゴゲーム 

LEARN JAPANに子供会参加の申込をすると、ビンゴで使う用紙が事前にPDFで送られてきました。その紙を印刷し、その日のテーマでビンゴゲームです。今回は参加者の滞在国や、7月と言えば連想するものなどについてでした。

 

<幼稚園児にもわかりやすい3列ビンゴ!>



★3.七夕についてのお話 

ここからはLEARN JAPAN代表のホール典子さんによる、七夕のお話でした。話の内容は七夕の由来七夕の飾りの意味などを紙芝居や実物を使って説明し、さらに雰囲気も盛り上げてくれました。

 

<紙芝居でわかりやすい!>

 

この後、本当は七夕の飾りつけを作るという工作の時間があったのですが、時間が押してしまいタイムオーバー。工作の方法などの資料をいただき、後は各自やってみるということになりました。

 

★4.早口言葉 

オンライン子ども会の最後は、雰囲気がガラッと変わり早口言葉でした。日本で生まれ育った人ならおなじみの「生麦生米生卵」や「このくぎ抜きだと引き抜きにくい。あのくぎ抜きでも引き抜きにくい」でした。

 

<オンライン子ども会の様子>



参加してみた感想

約1時間のオンライン子ども会は、あっという間でした。では、ここからは我が家の幼稚園児と一緒に初めて参加したオンライン子ども会の感想を書いてみたいと思います。

 

★子ども(幼稚園児)の感想 

知らない先生とお姉ちゃんばかりで、ちょっと恥ずかしかった。聞かれたことも何て答えたらいいのかよくわからなかった。歌は楽しかった。また聴きたい。

 

★ママ(←私)の感想 

私にとって七夕の歌や由来はすでに知っていることで懐かしかったのですが、やはり海外で子どもを育てている親の立場からすると、いつも七夕の時期には一時帰国はできないので、親ではない日本人の方から七夕についてわかりやすく説明してもらい、歌も一緒に歌うという機会はとても貴重だと思いました。

 

また親からみた子どもの様子ですが、ビンゴゲームも初めて、七夕も初めて、オンライン子供会もそこで出会う人たちも初めてということで、少々緊張またははずかしかったみたいで大きな声も出せず、知っていることも言えずにもじもじしている場面がありました。

 

しかし、たいていの場合初めだけこんな感じなので、回数を重ねて慣れてくると今度はうるさいぐらいに発言したがるようになると思います。



オンライン子ども会をオススメしたいポイント5つ!

このように、初めて子連れで参加したオンライン子供会ですが、私が「オススメだ!」と思ったポイントは次の5つです。

 

  1. パソコンとインターネットさえあれば、世界のどこにいても参加できる。
  2. 日本に一時帰国できなくても子どもに「日本語」と「日本文化」に触れさせることができる。
  3. 海外で育っているお友達と接するいい機会になる。
  4. 親子で家庭でやると中断したり続かなかったりすることも他の人がいれば楽しくできる(今回の子ども会で言うと七夕の由来やビンゴなど)。
  5. とにかくホール典子さんが明るくて盛り上げが楽しい

 

世界のどこにいても...ということは、海外在住でなくても日本在住でもOKということです。海外在住者にとっては2.~4.は特に重要です。特に親子で家庭で日本語や日本文化を教えようとしても途中で邪魔が入ったり続かなかったりすることも多いので、きっちり1時間と集中して子ども会に参加できるのもかなりいい点だと思います。

 

そして、これらのオンライン子ども会を可能するのが5.のホール典子さんの企画や準備、運営、そして盛り上げだと思います。



まとめ

今回は、世界のどこにいても参加可能なオンライン子ども会に我が家の下の子(幼稚園児)と一緒に参加した話を感想と共に書いてみました。なお、このオンライン子供会は開催が定期的ではないとのことですが、次回また開催されれば参加してみたいな、と思います。

 

パソコンとインターネットがあれば何でもオンラインでできるようになった現代。海外に住んでいてもこのような機会はぜひ利用して子どもに日本語や日本文化に触れてもらいたいものですね。




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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