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バイリンガル育児

子どもに外国語を覚えて欲しい!親がやるべき事4つ、やらない事3つ

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で子ども達を日韓バイリンガルに育てることを始めて、早くも約10年が経ちました。

 

このブログでは海外在住で子ども達に現地の言語に加え日本語も身に付けて欲しいと思う気持ちから、その試行錯誤や泣き笑いを私の専門である日本語教育や第二言語習得の視点から思ったこと、わかったこと、失敗したことや成功したことなどを書いています。

 

普段、韓国にいるときは子ども達は韓国の幼稚園や小学校に通い韓国語でお勉強をしています。そして、家に帰ってくると私とは日本語です。

 

韓国は英語教育熱が高い国なので、子ども達が日本語が話せると聞くとたいてい

 

へぇ~、それじゃ英語もできるの?

 

と、なぜか英語はわかるよね…?というような聞き方をされることもあります。しかし、我が家では英語教育にはそれほどというか、全く力を入れていません。そのため子ども達にとって英語は日本語とは違い完全に外国語です。

 

今回はその英語について、タイ旅行をきっかけに気づいたことを補足しながら、

 

まめちゃん
子どもに外国語を覚えてほしい!

 

と思ったら親がやるべき事4つと、やらない事3つについて書いてみたいと思います。

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子どもに外国語を覚えて欲しい!親がやるべき事4つ、やらない事3つ

先ほど、ちらっと「タイ旅行をきっかけに」と書いたのですが、私が東南アジアが好きなこともあり1~2年に1回、東南アジア旅行をしています。行先は私が行きたいところだったり友人がいるところだったり、飛行機代が安いところだったりします。

 

約2年前の2018年にマレーシアのペナンを旅行した時、子ども達(特に上の子)の言語の変化を観察するのが、とてもおもしろかったです。そして

 

まめちゃん
環境が変わると子どもも変わる?!

 

のように、感じたことを書きました。詳しい内容は↓↓「★参考記事」からどうぞ。

 

・マレーシア旅行の話 ↓↓

 

そして今年(2020年)はタイに1週間ほど滞在しているのですが、言語的に見てマレーシアと同じような状況だなぁと思いました。簡単に話すと、次のような感じです。

 

★タイにいる間は現地の人と…

私 →英語でコミュニケーション

上の子(小学校高学年)→簡単な英語でコミュニケーション

下の子(幼稚園児)→にこにこ笑顔でコミュニケーション(笑)

 

 

とはいえ、上の子は英語がペラペラなわけではなく、あくまでもいくつかの単語と表現を知っている程度です。そのため、現地の人(ホテルの人、お店の人など)と複雑な話がしたい時は、私が英語で話すということになります。

 

しかし、滞在2日目辺りに気づいたことは次のようなことでした。

 

まめちゃん
これってペナンに行った時と同じ状況。でも私ばっかり英語でしゃべってたら子どもは英語を使ってみる機会がない。

 

それからは、韓国に戻ってくるまで上の子には簡単な表現は現地の人に英語で伝えるように言ってみました。では、次にこれを実行する上で親がやるべき事とやらない事について子どもの様子を見ながら考えてみたことについて書いてみます。

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親がやるべきことは何?

それではこのように子供に外国語を覚えて欲しいと思って、その外国語を使えるような状況の時に親がやるべき事とは何でしょうか。それは、次の4つのことではないかと思います。

 

1.目的を子どもにきちんと説明すること。

2.黙って見守ること。

3.助けが必要な時だけ手を差し伸べること。

4.うまくできたら褒めること。

 

 

子どもには、親が英語ができるのになぜ子供に現地の人と話をさせるのか、その目的をまず説明しておいた方がいいと思います。言い方としては、

 

まめちゃん
実際に使ってみたら上手になれると思うよ。やってみる?

とか

 

まめちゃん
練習だと思ってやってみようか。もし困ったら助けるから。

 

のように言ったら少し安心して挑戦するのではないかと思います。そして子どもが挑戦をしている間、親は黙って見守るのがいいと思います。ここでちゃんと通じてないからと言って、親が出てくると子どもは自分で何とかしようとすることもできなくなってしまいます。

そのため、助けが必要な時(例えば子どもが自分でどうにもできなくなってしまった)にだけ、手を差し伸べたらいいと思います。もちろん、その後に

 

まめちゃん
こんな時は〇〇っていったらいいんだよ。

 

と、正解を教えておくと次の参考になるのではないかと思います。そして、上手にできたら褒めること。これも大切だと思います。そうすれば、些細なひと言を現地の人に英語で言ってうまく通じたら、それは成功体験となり次への意欲につながると思います。

 

また、子どもは親に褒められるとうれしいものだと思うので、簡単な事でもいいのでできたら褒めるという事を習慣にしておくといいとおもいます。



親がやらない3つの事

では次に、子どもに外国語を覚えて欲しいと思う親がやるべきではない事を挙げてみます。それは、次の3つではないかと思います。

 

1.親が常に通訳になること。

2.子どもも外国語を覚えたいと思ってるか確認せず強制すること。

3.子どものその外国語のレベルに合ってないことをやらせること。

 

では、これを1つずつ見ていきます。

 

★.1親が常に通訳になること。 

ここのポイントは親が「常に」通訳になることです。親の語学力が子どもよりも上で、親がいつも通訳をしてしまうと、子どもがその外国語を練習する機会が無くなってしまいます。そして、

 

・自分もちょっとはわかるけど親がいつもやってくれる。

・別に自分はその外国語ができなくてもいいか…。

 

ということになるのではないかと思います。そうするといくら最初のうちは意欲があったとしても少しずつやる気がなくなっていくのではないかと思います。なお、これは子どもの外国語習得だけの話ではなく、海外でバイリンガル育児をしている親が子どもに日本語を覚えて欲しいと思う時にも同じことが言えます。とてもわかりやすい例として韓国で生まれ育った青年に話を聞かせてもらった話を以前このブログに書いたので、参考になさってください。

 

・韓国で生まれ育った青年の話 ↓




★.2子どもも外国語を覚えたいと思ってるか確認せず強制すること。 

発音が下手でも文法が間違っていたとしても、身に付けたいと思っている外国語を使ってコミュニケーションがうまく行った時は大人でも子どもでもうれしいし、自信につながると思います。しかし、個人差や性格というものも考慮する必要があります。例えば、

 

・人見知りが激しい場合。

・子どもがその外国語に興味を持ってない場合。

・子どもが実際にその言語を使ってみる心の準備ができていない場合。

 

などの場合は、親がいくら機会を作っても逆効果になる事もあります。きっとこれは早期留学や移民などにも言えるのではないかと思います。

 

・早期留学や移民などについて ↓↓

 

★.3子どものその外国語のレベルに合ってないことをやらせること。 

言語の習得は、あまり簡単すぎてもよくないし、あまり難しすぎても嫌になってしまいます。語学教師ではない親が子どもの外国語の能力を判断するのは大変かと思いますが、子どもの外国語のレベルに合ってないことをやらせると、子どもは成功体験どころか「通じなかった」という残念な気持ちだけが残るのではないかと思います。

 

それをバネにして自分の外国語を伸ばしていけるならいいのですが、もし子どもにそもそもの意欲がなかったら、その外国語は永遠に封印されかねません。

 

一番いいのは、子どもの現在の能力よりもちょっとだけ上のレベルのことをやらせることです。それについても以前このブログに書いたので詳細は過去記事をご覧ください。

 

・子供の現在の能力よりもちょっとだけ上のレベルの事をやらせることについて ↓↓




最終目的は子どもが覚えて使えるようになること

親はどうして子どもに外国語を覚えて欲しいと思うのでしょうか。それはきっと次のような目的だと思います。

 

・子どもの将来につながると漠然と思うから。

・子どもが持っている世界が広がると思うから。

・子どもが将来、よりいい仕事に就けると思うから。

 

いずれにしても子どもの将来を考えてのことなのですが、目的はやはりその言語を習得して使えるようになることだと思います。外国語の学習は、紙を使って読んだり書いたりして覚える方法もあれば、誰かとコミュニケーションを取りながら聞いたり話したりする力を伸ばすこともあります。

 

いずれにしても、目的はその言語が使えるようになることではないでしょうか。そして子どもも大きくなってきたら自分の学習のスタイルというものができてくると思うので、親がさせたいと思う学習と子どものスタイルが一致したら一番伸びるのではないかと思います。



まとめ

今回はタイに旅行したことをきっかけに、親が子どもに外国語を覚えて欲しいと思ったらどうしたらいいのか、親がすべき事としない事について書きました。今回のポイントは次の通りです。

 

ポイント

・親がやるべき事4つ

1.目的を子どもにきちんと説明すること。

2.黙って見守ること。

3.助けが必要な時だけ手を差し伸べること。

4.うまくできたら褒めること。

.

・親がしないこと3つ

1.親が常に通訳になること。

2.子どもも外国語を覚えたいと思ってるか確認せず強制すること。

3.子どものその外国語のレベルに合ってないことをやらせること。

 

おそらく、これらは海外での現地語と日本語とのバイリンガル育児にも通じるものがありそう…。そんな風に感じました。親は見守る立場で必要なら手助けを、というのが一番よさそうです。




      • この記事を書いた人

      まめちゃん

      韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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