先を予測!【実践!みんなのバイリンガル子育て④ にっさんさんの場合】

インタビュー第四弾!

このブログでは、海外でのバイリンガル子育てについて書いていて私が住んでいるのが韓国なので、韓国のことを書くことも多いのですが、海外でのバイリンガル子育ては韓国に限ったことではありません。そこで、日本を含む世界のあちこちでバイリンガル子育てをしている方々にインタビューをお願いして、その実践の様子を教えてもらいブログに載せています。

 

その第四弾となる今日は、シンガポール在住の日本人ママで「にっさん」さんという方です。それでは、早速にっさんさんの実践についてみていきましょう。

 

過去3回もそうでしたが、インタビューの方法などを最初に載せます。もしインタビュー第一弾~第三弾を読んでくださった方は、その下の「概要」からお読みください。

 

インタビューの方法(前回と重複部分)

インタビューは、直接会える場合は会ってお話を聞き、地理的に遠いなどの理由で会って話せない場合は、SNSなどのボイストークで、またはSNSやメールでのやり取りを繰り返す形でお話を聞きます。

このインタビューは、ご本人に聞いた内容を元に書きますが、あまりにも詳しく話を聞きすぎて個人が特定される可能性がありそうな場合は、「非公開」という言葉を使うことにしようと思います。また、名前は、ご本人の意向に沿って、ニックネームで書いてあります。

 

 

概要

それでは、「にっさん」さんのご家庭について覗いてみます。

 

  • 住んでいる国:シンガポール
  • 夫婦がわかる言語:夫 英語、中国語(マンダリン)、広東語 、日本語(ごく簡単な会話程度)妻 日本語、英語、韓国語(簡単な会話程度)
  • 子供の数:1人 幼稚園年長
  • 通っている学校のタイプ : 現地校
  • 目標としている言語:英語、中国語、日本語
  • どうしてバイリンガル子育てを始めましたか。:日常的に英中日の3言語に触れる環境にあります。
  • 子供にどんな大人になってほしいですか?: 人のことも自分自身も大切にできる人
  • どんな方法でバイリンガル子育てをしていますか。: バイリンガルになるためと意識してやっているわけではありませんが、主人は英語で、私は日本語で話しかけています。
  • 「うまく行った!」という方法を教えてください。: 日本語に限ってですが、家では私の出身地の言葉(関西弁)、外で日本人(けっこう沢山住んでいます)と話す時は標準語を話すので、子供は方言と標準語の違いを理解しており、日本の親類との会話も問題なくできます。
  • 「もうちょっとこうすればよかった・・・というのがありますか。」:主人は日本語が、私は英語が得意ではないので夫婦の会話はルー大柴さながらのチャンポン会話です。幸い子供が真似をすることはほとんどありませんが、夫婦ともに英語なら英語、日本語なら日本語だけで話す努力をした方がよいと思います。
  • 世界のあちこちでバイリンガ子育てをしているみなさんへ一言お願いします!:子供の進路によって将来必要な言語も変わってくるでしょうから、気負わず流れにまかせて、必要に応じて手を差し伸べられたらと考えています。
  • 使ってみた教材などがあれば教えてください:特になし ちなみに、子供はyoutubeで『ドラえもん』をいろんな言語で観るのが好きなようです。

 

 

にっさんさんのご家庭では、バイリンガルになるために意識してやっているのではなく環境的に中国語と英語を使うことと、ママが日本人なので、それに日本語が加わったトリリンガルを目標としているようです。そして、特に教材などを使っているわけではなくYoutubeで動画を見ている程度とのことです。

 

しかし、もうちょっと話を聞いてみると3つの言語を上手な順番に並べると「日本語、英語(シングリッシュ)、中国語」だそうです。これは、日本人であるママと過ごす時間が今は多いからであることと、パパとは英語で話すから2番目に上手なようです。また、日本語については現地の日本語教室みたいなところにも一応通っているとのことです。

 

お子さんは、来年から現地の小学校に入る予定だそうですが、周りからは「中国語と英語ができないと大変だ・・・」と言われることもあり、幼稚園の後に英語と中国語の塾のようなものに通っているそうです。

 

<英語と中国の塾の教材>

 

小学校に入ったら母語がわかるかも・・・

にっさんさんの話を聞いていると、言語が3つなのでバイリンガルではなくトリリンガル子育てを実践中で、今は日本語が一番強いのですが、小学校に入ると英語と中国語になるそうなので、母語が英語に変わるのではないかと考えているそうです。これは以前このブログで「母語は一生変わらないもの?!」で、多少状況は違いますが「母語は一生変わらないものなのか?」について書きました(詳細は↓の「合わせて読みたい・・・」から)。

 

ということは、にっさんさんのご家庭の場合、お子さんが小学校に入学した後は家庭で日本語を保持したり伸ばしたりすることが重要になってくると思います。

 

最後に・・・

今日は、シンガポール在住の日本人ママである、にっさんさんのご家庭のバイリンガル(トリリンガル)子育て実践についてお伝えしました。ご夫婦の会話は日本語と英語のチャンポンだとのことですが、お子さんに話しかけるのはそれぞれ英語と日本語と決めているようなので、お子さんがチャンポンの会話を真似しないのかもしれません。

 

また、関西弁と標準語の家の中と外の使い分けと、それをお子さんがわかっていることもなかなか興味深いと思います。そして、にっさんさんのように今は幼稚園で、「日本語、英語、中国語」の順番に強いが、小学校になったら英語が強くなると思う、という予測とそれに対する対策を考え始めることが将来バランスのよいトリリンガルになる助けになると思います。

 

シンガポール在住の日本人ママへのインタビューは2人目だったのですが、やはりシンガポールという国の環境がバイリンガル(中国語と英語)であり、それプラス日本人ママの母語である日本語が加わったら日本語、英語、中国語のトリリンガルとなるのだと思いました。

 

最後になりましたが、インタビューに快く答えてくださったにっさんさん、ありがとうございました!

 

合わせて読みたい・・・

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