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海外生活

海外生活はキラキラ?いいこと5つ辛いこと5つ

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で二人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと、毎日努力をしています。

 

私は以前は、海外在住とか海外育児、そして国際結婚というと、なんだか自分には全然関係のない世界の遠い話で、キラキラしているような印象を抱いていました。ところが気がついたら、国際結婚で海外在住、そして海外で子どもを育てているという状況になっていました。

 

ふと昔のことを思い出して

 

まめちゃん
海外生活って実際はどうなのかな…?

 

と思ったことがあります。もちろん、海外生活と言っても滞在する国や立場は全然違うので、一概にキラキラしているとかしていないとか、言うことはできません。

 

・海外在住のパターン ↓↓

 

今回は、自分が以前考えていた海外生活と、今自分がおかれている現実を照らし合わせつつ、「これはいい!」と思うこと5つと、その反対に「辛い!」と思うこと5つについてあくまでも主観に基づいて書いてみたいと思います。

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海外生活はキラキラ?いいこと5つ辛いこと5つ

日本で生まれ育ち、日本といっても大学に入るまでは地元である関西すらほとんど出たことがなかった私。そのため、外国に対する憧れのようなものをもっていた気がします。また、高校生の頃から

 

まめちゃん
日本語教師になりたいなぁ~。

 

と思っていました。もちろん、日本語教師は日本国内でも海外でもできますが、その後海外で日本語を教えはじめた先輩の影響もあって

 

まめちゃん
海外で日本語を教えるのもいいなぁ~。

 

と漠然と考えていました。そんなこんなで今のところアメリカには1年だけ、そして韓国には約15~16年住んでいます。アメリカに住んでいた時の話はちょっと記憶が遠いので、今も住んでいる韓国の話を「海外生活」としてもうちょっと深堀りしてお話しようと思います。

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    バイリンガル育児の始め方

海外生活の楽しいこと5つ

今回の話では、「海外生活=韓国生活」ということで、主観満載で書きます。滞在が長くなればなるほど、いろんな経験をするので、ひと言でいうと

 

まめちゃん
楽しいこともあれば辛いこともあるよね~。

 

となります。そしてまず、楽しいことをいくつか挙げてみたいと思います。

★海外生活(韓国生活)でいいこと5つ

1.本場の韓国料理が食べられる。

2.本場の韓国語(といっても私がいる地域は釜山弁)が学べる。

3.日本という国を外から冷静な目で見ることができる。

4.日本に近いのでやろうと思えば日帰りで日本にも帰れる。

5.銀行の利子が下がってるとはいえ日本よりはまだ高い。

 

韓国に住んでいますが、からい食べ物はそれほど得意ではない私。それでも韓国料理は好きなので、本場の韓国料理が現地の価格(って現地にいるからですが…)で食べられるのはうれしいことです。また韓国料理については、作り方を教えてくれる人が周りにたくさんいるのでその気になれば、韓国語料理が得意になりそうです(元々食べる方専門ですが…)。

 

そして語学が好きなので韓国語に興味を持っている間は、本場の韓国語(といっても釜山弁)が毎日聞けるのは楽しかったです。今は、韓国語に興味を持っているというよりは、バイリンガル育児のために気をつけている…という方が合っている気もしますが…。

 

また日本にいないということで、日本という国を比較的冷静な目で見ることができます。韓国での見方(例えば報道)や周りの人の言葉、そしてインターネットなどを使った日本側の見方(報道など)やSNSなどで見かける意見などを見ていると「なるほど~」と思いながら日本という国を見ることができるように思います。

 

次に、これは釜山だからかもしれませんが、やろうと思ったら日帰りで日本に帰ることもできます。ちょうど2年ぐらい前、どうしても日本の病院にいきたくて、朝一番はやい飛行機に乗って大阪にいき、診察を受けて同じ日の一番遅い便で釜山に戻ったこともあります。

 

まめちゃん
飛行機代が持ったいない~。

 

という声も聞こえて来そうですが、どうしてもその病院に行きたかったことと、平日だったので思ったより高くなかったです。

 

それから以前このブログでも書いたのが銀行の利子です。昔よりは下がりましたが、それでも日本よりはまだまだ利子がいい方です。これについては過去の記事をご覧ください。

 





海外生活の辛いこと5つ

では今度は反対に海外生活(韓国生活)の辛い部分です。今、思いついたのは次の5つです。

 

1.日本の食材が何でも手に入るわけではないので自分で作る日本の料理がワンパターン。

2.日韓関係のあおりを受け日本語を喋っていると周りの目が怖かったことが昔あった。

3.為替相場の影響を受けて日本円の両替に大量の韓国ウォンが必要になることがある。

4.日本人の代表ではないのに日本や日本人のことなら何でも知っているとおもわれることがある。

5.日本に一時帰国した時に子どもに「ママ、行動が韓国人みたい」と言われたこと。

 

もともと料理が得意ではないのは前にも書いた通りですが、それでもちょっとおかずでも作ろうと食材を買うことはあります。しかし何でもに入るわけではないので料理が結局ワンパターンとなりレパートリーが増えません。…ということを口実にしているので、さらに料理の腕が上がらないという悪循環を繰り返しています。

 

そして今はそうでもないのですが、昔(初めて韓国に来た約20年前)は、街なかで堂々と日本語で話すのが怖かったことがありました。それはやはり歴史的な問題もあると思います。その記憶のせいか、子育てをしている今でも公共の場所で堂々と日本語で話すのをためらってしまうこともあります。

 

・韓国の銀行の利率について ↓↓

 

また、為替相場の影響をうけることも…。それから日本人なら日本や日本人のことは何でも知っていると思われて困ったこともありました。例えば、次のような会話がありました。

 

今度、知り合いが北海道にいくんだけど空港から市内までタクシーで行ったらいくらぐらいかかるかな?

 

まめちゃん
私、北海道言ったことないから全然わかんないからちょっと待ってね。調べてみる。

 

最後に、韓国滞在が長いと自分も気がつかない間に韓国人みたいになっていくのか、日本に一時帰国した時に上の子に

 

ママ~、行動が韓国人みたい!恥ずかしいから止めて!

 

と言われたことがあります。何をしている時に言われたのか全く覚えてませんが…。

 

それでは次にこのブログのメインテーマである「バイリンガル育児」という点についてお話したいと思います。



海外生活のバイリンガル育児

海外生活(韓国生活)でのバイリンガル育児ですが、私の場合は韓国在住で子どもたちは韓国の現地校に通っているので、家の中では日本語を使うよう気をつけています。しかし上の子が大きくなるにつれ、家の中も韓国語が多くなってきています。

 

韓国で子どもたちを日韓バイリンガルに育てていて「いい!」と思う点は、次のとおりです。

1.子どもと日本語でコミュニケーションができること。

2.日本文化も伝えていくことができること。

3.子どもが聞き取れる「音」の種類を増やしてあげることで日本語と韓国語以外の言語も今後学びやすくなること。

4.日本と韓国の文化も同時に学んでいるので視野がより広い人に育つかも?と思えること。

 

逆に「辛いこと」は次のとおりです。

1.常にバイリンガル育児を意識しないと韓国語だけになってしまうこと。

2.子どもたちの韓国語の方があっという間に上手になるので何を言ってるのは時々本当にわからないこと。

3.韓国語がどんどん上手になるので日本語を追いつかせるのが大変なこと。

 

などです。



まとめ

今回は海外生活(といっても韓国)ってキラキラなの?というテーマで、主観盛りだくさんの内容を書いてみました。立場が違えばいいことも辛いことも変わります。そして、韓国生活のいいことも辛いことをいくつか挙げましたが、韓国に限らず他の国に住んだとしても同じであることもあります(例えば為替相場の影響を受けるなど…)。

 

私は以前は海外生活やら国際結婚、バイリンガルなどに憧れていた時期がありましたが、それは現実をや色々な事例を知らなかったからだと思います。

 

結論としてまとめてしまうと、

 

まめちゃん
結局キラキラかどうかは外から見てそう見えるということであって、実際その立場になると多分いいことも辛いこともあるってことなんだろうなぁ。

 

だと思います。もちろん、外から見ても実際その立場になってもキラキラの人がまったくいないとは限りませんが…。




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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