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海外生活

YouTubeムービーを活用して日本語で映画や番組を見よう!

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国に住み始めて約10年。現在は2人の子どもたちを日韓バイリンガルに育てながらこのブログを書いています。

 

さて、海外に住んでいると恋しくなるのが日本の映画やテレビ。そして子どもたちが海外で生まれ育ってもちゃんと日本語がわかる人になって欲しいと思ったら日常的に日本語に触れる機会を意識的に作ることが大切です。

 

このブログでは海外に住んでいても子どもとは日本語でコミュニケーションしたいという思いからの試行錯誤や教材紹介、一時帰国の時にできることなどを書いています。

 

その中でも日常的に家族で接するインターネットやテレビなどはちょっと調べて実践してみるだけで子どもたちが日本語に接する機会がグンと増えます。

 

テレビや映画、本などについては以前次のようなタイトルでご紹介しています。 ↓↓

 

これだけ紹介しましたが、

 

まめちゃん
他にもあるよ!

 

ということで、今日はYouTubeムービーについてご紹介したいと思います。





YouTubeムービーを活用して日本語で映画や番組を見よう!

いまや、YouTubeを知らない人はいないと思います。子どもがなりたい職業にもYouTuberもランキングに入っていますし、現代の子どもにはかなり身近な存在だと思います。

 

YouTubeといえば動画投稿なので、YouTubeに投稿された音楽を聞いたりニュースを見たり、アニメなどを見たり、お気に入りのYouTuberのチャンネルを見たりと人によって使い方はさまざまです。

 

他にもYouTubeには次のようなものもあります。

 

YouTube Premium

YouTubeムービー

YouTube Kids

YouTube TV

 

 

などなど。この中でも今日ご紹介するのはブログのタイトルの通り、YouTubeムービーです。これは文字通り、YouTubeでムービー(映画)が見られます。

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    バイリンガル育児の始め方

映画はどうやって見るの?

まず、

 

YouTubeは知っているけど、YouTubeムービーってどこにあるの?

 

という方のために・・・。YouTubeムービーは次の順番でたどり着くことができます。

 

まずは、www.youtube.com にアクセスする。

左下を見ると「映画」とあるのでそこをクリック

これでYouTubeムービーの画面に入ります。一番下の「言語」は「日本語」に設定したし「場所」も「日本」に設定したので、これで日本の映画が観られる!

......ところが、よくよく画面を見るとハングルだらけです。韓国の映画ではないものも全て韓国語で書かれているし、料金も「₩2,500から」のように日本語で書かれていますが通貨も韓国のウォンとなっています。

 

これでは「日本語で映画を見る」という目的が達成できません。



やっぱりVPNの登場

こうなると、いくら「言語」や「場所」を「日本語」「日本」にしても、結局はIPアドレスで韓国にいるということになり、日本語で表示はされているものの、通貨や表示される映画や映画の言語は韓国語になってしまうのです。

 

といういうわけでやっぱりVPNの活躍です。

 

★VPNに接続していない時

VPNがない時は、先ほどのようにいくら「言語」と「場所」だけを「日本語」「日本」にしても、韓国の映画が韓国の通貨(ウォン)で表示されます。

 

 

★VPNに接続したら

VPNに接続し、画面をリロードしたら日本の映画や番組がもちろん日本語で、そして日本円で表示されます。ためしに『アラジン』をクリックしてみたら、予告編が1分22秒流れつつ、画面右や画面の外に画像のようにレンタル、または購入ができるというメッセージが出てきます(レンタルまたは購入の場合は 要ログイン)。





このYouTubeムービーはスマホでも見られるの?

Wifi環境が整っていてスマホで映画をみられたら、どこにでも映画を持ちあることができそうですね。しかし、残念ながらiPhoneではできないようで、パソコンで見たときに出て来た値段も出なければレンタルまたは購入できるといった文言もみあたりませんでした。

 

一方、Andoroidはちゃんと表示されるので、できそうです。

 

バイリンガル育児という点で考えると?

さて、海外在住でも子どもとは日本語でコミュニケーションをしたいという思いから始めた日韓バイリンガル育児。日本語に慣れ親しんでもらうためには映画であれテレビ番組であれ、日本語で見せたほうがいいのは間違いありません。

 

できれば親も一緒に見て、見た感想なども日本語で子どもと話すと子供も日本語で見たものについて日本語で感想を述べることができ、コミュニケーションにも繋がります。

 

特に、日常的に日本語を使う環境にない子ども達の場合は、家の中で見る動画などまでも現地語になってしまうと、日本語を聞いたり話したりする機会がグッと減ってしまします。

 

そう考えると、VPNを使えばYouTubeムービーが日本語で利用できるのは、とても助かることだと思います。



我が家の選択肢

ところで、以前このブログでも紹介しましたが海外在住者が日本語で映画や番組、音楽、本を見られたりするのには以下のサービスがあります。

 

Amazonプライム・ビデオ

iTunes

YouTubeムービー

Abema TV

 

この中でVPNが要らないのはiTunesだけです。 Abema TVは一部の国ではVPNなしで見られるようになりましたが、まだまだ韓国ではVPNが必要です。また、ちらっと見たところiTunesよりもAmazonプライム・ビデオやYouTubeムービーの方が若干安いと思います。

 

家族でたくさん見るなら、ちょっとでも安いほうがいいですよね......。ちなみに一例を挙げると次のようになります。

 

 

★映画の値段比較例

映画のタイトル『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (特典映像付)ー (吹替版))』の場合(2019年6月現在)

 

iTunes

→ レンタル500円(HD),購入2500円

Amazonプライム・ビデオ

→ レンタル 399円(HD)、購入2000円(SD)、2500円(HD)

YouTubeムービー

→ レンタル400円(SD),500円(HD)、購入2000円(SD),2500円(HD)

(※SDとは標準画質で、HDとは高画質のこと)

 

私はいつも「SD(標準画質)」の方で見ますが、画面が見づらいということもないのでSDで十分かなと思います。



まとめ

今回は、今や大人から子どもまで知っているYouTubeの中でもYouTubeムービーに焦点をあててお話ししました。海外で日本語で映画や番組を見るときは、今日ご紹介した中ではiTunneだけがVPNが要りません。

 

また、海外に住んでいても子どもに日本語を覚えて欲しいと思ったら、YouTubeムービーもVPNを使って日本語で見るのがいいと思います。そして、できれば親も一緒に見てみた後の感想を子供と日本語で話すと、コミュニケーションが生まれて、子供の会話能力向上に繋がると思います。

 

そして、今回ご紹介したYoutubeムービーをはじめ、iTunes、Amazonプライム・ビデオは同じ映画でも多少の金額の違いがあることもあります。そのため、あちこちのサイトをちらっと確認してから見たい映画を見てもいいと思います。

 

     




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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