https://www.mamelingual.com

韓国の義実家

「あれどこ行った?! シオモニ(義母)の困った!」への私の5つの対策

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国に嫁いできて、あっという間に15年ほどが経ちました。韓国人の嫁をしつつ、子どもたちを日韓バイリンガルにしようと奮闘してます。

 

「ワーママ」なんて言葉をここ数年(かな?)で、聞くようになりましたが、ワーママ(ワーキングマザー)で、子育てもしていると忙しいです。仕事の忙しさによって子どもとの時間がどれだけ取れるかや、子どもが小さい場合は送り迎えなどにも影響があります。

 

うちの場合、私がワーママなので忙しい時はシオモニ(義母)を呼びます。シオモニも孫に会いたいし、孫もシオモニがくればやりたい放題(?!)なので、うれしいみたいです。

 

子どもたちも大きくなってきたので、以前に比べるとそれほど頻繁には呼ばないのですが、それでもたまに呼ぶことがあります。シオモニとうちの子たちは、最初はラブラブだし私もシオモニなら安心して子どもたちをあずけられるのですが、困ったこともいくつかあります。

 

このブログにもそのようなシオモニ関係の困ったことを何度か書きましたが、今日は「あれどこ行った?」という言葉をキーワードにうちのシオモニの困ったことと私がやってみた対策についてお話しします。





「あれどこ行った?! シオモニ(義母)の困った!」への私の5つの対策

うちのシオモニだけではないのですが、世のシオモニ(というか韓国のシオモニ)は、とっても献身的のようです。家族や親戚に対してはびっくりするぐらい尽くします(またはそう見える)。子どもたちに欲しいといわれたもの(特に食べ物)を郵便で送ってあげたり、体が疲れているといったらどこかから韓薬(韓国の漢方薬みたいなもの)をダンボールいっぱい送ってきます。

 

うちに来ると、いつも家事や子どもの世話(そして旦那の世話!)を進んでやってくれます。孫たちに「買って~!」と言われたらお菓子や飲み物を買ってあげ、私がいない間に台所はきれいになり洗濯もしてくれます。また、私なら家の中は掃除機で掃除するところをシオモニの世代は許せない(?)らしく、濡れ雑巾で床を拭いてくれます。

 

ワーママ(←言い訳)で、常に家の中がひっくり返っている私にとっては、本当に、本当に助かるのですが、困ったこともいくつかあります。前回は洗濯についての困ったことを書きましたが(詳しくは一番下の「合わせて読みたい・・・」からどうぞ~)、今回のキーワードは「あれどこ行った?」です。

 

一体どういう意味なのでしょう・・・?

  • www.mamelingual.com
    バイリンガル育児の始め方

ところで・・・? どこ行った??

とっても献身的なシオモニ。掃除に洗濯に皿洗いに孫の面倒まで見てくれるのですが、私が仕事を終えて家に帰ってくるといろんな変化に気がつきます。

 

「またお菓子増えたなー^^;」

「ヤクルト、まさか大人買いしたの?!」

「洗濯、皿洗い、掃除、ありがとう!」

 

そして・・・

 

「ん? 子どもの幼稚園のかばんが見当たらないけど・・・?」

「あれ? ここに入れておいたハサミはどこ?」

「体操服のズボン、いつもここにあるはずなんだけど・・・?」

 

・・・というように、物の場所が変わるのです。つまり、私の代わりに子どもを迎えに行ってくれたり掃除、洗濯、皿洗いをしてくれるのはいいのですが、「いつもの場所」がわからないので、そこに戻すことができず適当に置いた結果、私が必要な時に「どこ?」と探さないといけなくなるのです。

 

もちろん、一緒に住んでないので「いつもの場所」なんてシオモニにわかるはずもなく、そこまで求める気もないのですが、探しまわった結果あまりにもありえない場所から出て来たときにはため息がでます。



私のとってみた対策5つ!

最近では、以前より頻繁に呼ばずたまに我が家に来るせいか、さらに元の場所がわからないようです。そこで最近ではなく過去10年くらいの間に私が取ってみた対策をご紹介します。

 

  1. シオモニにストレートに「元の場所に戻してください。」と言う。
  2. 「洗濯などは取り入れたら一ヶ所にまとめておいておいてください。」と言う。
  3. 「子どものものは子供に自分で管理させてください。」と言う。
  4. 「わからなかったら電話してください。」と言う。
  5. いさぎよく諦める。

 

これらはどのくらい効果があったのでしょうか・・・?

 

★1.シオモニにストレートに「元の場所に戻してください。」と言う。

はっきり言って効果ほとんどナシでした。言ったその時はある程度元の場所に戻してくれたのですが、その次から元通りに・・・。子どもの体操服のズボンが戸棚に入ってたときはビックリしました。

 

旦那とも話したのですが元の場所に戻せない理由として「覚えられない」のだそうです。まぁ、年齢も年齢なので、多くを求めることをせず助けてくれるだけ良しとしなきゃです。




★2.洗濯などは取り入れたら一ヶ所にまとめておいておく。

これはそこそこ効果アリでした。どの洗濯物が誰のものか、サイズや色などでわかりそうなのですが、なぜか私のものが子供の洋服ダンスに入ってたりその逆も・・・。

 

洗濯して干してくれるのはありがたいのですが、取りいれたらリビングのソファーの上に放置の方が、あとで探す手間もはぶけてこちらとしても助かります。

 

 

★3.「子どものものは子どもに自分で管理させてください。」と言う。

「自分のことは自分で」が日本の考えだとしたら「親がやってあげる」のが韓国の考え方かもしれません。特に孫なんてかわいいので、保育園や幼稚園から持って帰ってきたかばんの中にある弁当箱や水筒を流し台に出してくれるのはいいのですが、その後、かばんがなぜか家の中で行方不明になったりします(謎!)。

 

我が家では幼稚園児になったら自分のかばんの整理をさせています。整理と言っても・・・

 

  1. 家に帰ってきたらお弁当箱と水筒は流し台に出す。
  2. 園からのお手紙はいつもの場所においておく。
  3. 空になったかばんはいつもの場所におく。

 

この3つです。保育園児の時はさすがにできなかったのですが上の子も下の子も幼稚園児になってからはこうしています。そして、「流し台に出てないものは洗わない」ということにしています。厳しい?!

 

しかし、シオモニは「そんな~、幼稚園児や小学生には大変・・・」とか言ってシオモニがやってます。やるのはいいのですが、空になったかばんが見当たらずなぜかベランダにあった時はため息でました。

 

この方法はシオモニに言っても耳を貸さないので子どもの方を教育しました。シオモニが来る前に「ちゃんと自分のかばんのお片付け、できるよね?」みたいな感じで。その方がずっと効果アリでした。




★4「わからなかったら電話してください。」と言う。

どこに戻すかわからない時は、テキトーに置かれるよりも電話ででも聞いてくれた方が随分助かります。そこで、これを言ってみたら・・・

 

「そんなー、仕事中に申し訳ないよー。」

 

お気遣い、ありがとうございます。でも、家に帰ってからやることが増えると思うと、電話一本で解決するなら、変なところで気を使わないで電話してほしいです。

 

この方法は、うーん、たまになら効果アリです。やっぱり「忘れて」しまうようです。

 

★5いさぎよく諦める。

いさぎよく、シオモニが来ている間はあきらめる!シオモニが来ている間は、助けてもらっているということで多少物の位置が変わっても気にせず、心を広く持ってどーんと構える・・・。

 

口で言うのはたやすいですが、簡単に言えば諦めの境地です・・・。一度「もう、いいや〜。」と諦めるとなんだか気が楽です。



結局・・・

いろいろやってみて、シオモニとの摩擦私のストレスを最小限に抑えるには2つの組み合わせがいいと思いました。それは、、、

 

3「子どものものは子供に自分で管理させてください。」と言う。

 

そして

 

5諦める。

 

です。しかし、3.はシオモニに言うのではなく子どもに、、、

 

まめちゃん
おばあちゃんが来ていても、自分のことは自分でやろうね。

 

と伝えておくこと。そして、

 

まめちゃん
物の場所が変わったら、ママ、こまるなぁ。

 

と子どもに日ごろから伝えておくこととです。ミョヌリ(嫁)が言ったら角が立つことも孫がいえば素直にシオモニは聞くからです。子どもを利用しているような気も多少しなくはないですが、今のところはこれが一番効果アリです。

 




まとめ

今回は、私が忙しい時に助けてくれるシオモニについて、ありがたいけどいくつか困ることの中から「どこ行った?」をキーワードに書いてみました。

 

いろいろやってはみましたが、やはり一緒に住んでないシオモニに使ったものを元の場所にちゃんと戻してもらうのは無理のようなので、子どもの協力も得ながらが一番効果があるし、私もストレスになりません。

 

究極の方法としては「シオモニを呼ばない」というのが一番、そして平和なのかなぁ、とも思ったり・・・( ;∀;)。

 

ミョヌリ(嫁)の悩みは続きます・・・。

 

★合わせて読みたい義実家のあれこれ





    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

    -韓国の義実家

    © 2024 バイリンガル育児★まめリンガル